パフォーマンス向上:React Fragment で key プロパティを活用する
React Fragment に key プロパティを追加できるのか?
はい、React Fragment に key
プロパティを追加できます。ただし、いくつかの注意点があります。
解説:
key
プロパティは、React が要素を識別するために使用する属性です。リストやループ内で要素をレンダリングする際に、key
プロパティを設定することで、React が要素の更新や削除を効率的に行うことができます。
注意点:
- Fragment 内の要素に
key
プロパティを設定する場合は、Fragment 自身のkey
プロパティは 省略できます。 - 複数の Fragment を連続してレンダリングする場合は、それぞれに異なる
key
プロパティを設定する必要があります。 - React Fragment に
key
プロパティを追加する場合、その値は 一意である必要があります。
例:
const MyComponent = () => {
const items = ['Item 1', 'Item 2', 'Item 3'];
return (
<React.Fragment>
{items.map((item) => (
<li key={item}>{item}</li>
))}
</React.Fragment>
);
};
const MyComponent = () => {
const items = ['Item 1', 'Item 2', 'Item 3'];
return (
<React.Fragment>
{items.map((item, index) => (
<li key={index}>{item}</li>
))}
</React.Fragment>
);
};
const App = () => {
return (
<div>
<MyComponent />
</div>
);
};
ReactDOM.render(<App />, document.getElementById('root'));
このコードを実行すると、ブラウザに以下のようなリストが表示されます。
Item 1
Item 2
Item 3
key
プロパティを使用して要素を識別することで、React はリスト内の要素を効率的に更新や削除することができます。例えば、items
配列から Item 2
を削除すると、リストは以下のようになります。
Item 1
Item 3
key
プロパティを設定せずに要素を削除すると、React はリスト内の要素を再レンダリングする必要があり、パフォーマンスが低下する可能性があります。
- Fragment を別のコンポーネントに渡す
- Fragment を条件付きでレンダリングする
- 異なる種類の要素を Fragment 内でレンダリングする
const MyComponent = () => {
const items = ['Item 1', 'Item 2', 'Item 3'];
return (
<React.Fragment>
{items.map((item, index) => (
<li key={index}>{item}</li>
))}
</React.Fragment>
);
};
key プロパティを直接要素に設定する
const MyComponent = () => {
const items = ['Item 1', 'Item 2', 'Item 3'];
return (
<React.Fragment>
{items.map((item) => (
<li key={item}>{item}</li>
))}
</React.Fragment>
);
};
Fragment コンポーネントに key プロパティを設定する
const MyComponent = () => {
const items = ['Item 1', 'Item 2', 'Item 3'];
return (
<React.Fragment key="my-fragment">
{items.map((item) => (
<li key={item}>{item}</li>
))}
</React.Fragment>
);
};
どの方法を使用しても、key
プロパティの値は 一意である必要があります。
どの方法を選択するべきか?
- Fragment 内に複雑な要素構造がある場合は、
key
プロパティを直接要素に設定する方が分かりやすい場合があります。 - 多くの場合、
map
関数の引数としてkey
を指定するのが最も簡単です。
shouldComponentUpdate
を使用して、コンポーネントの更新を制御するReact.memo
を使用してコンポーネントをメモ化し、不要なレンダリングを抑制する
javascript reactjs jsx