JavaScriptのpreventDefault()メソッドを使ってボタンの送信を阻止する方法

JavaScriptとHTMLでボタンの送信を阻止する方法

type属性

HTMLのbutton要素には、type属性があります。この属性の値をsubmit以外に設定することで、ボタンのデフォルト動作を変更できます。

• type="button": ボタンをクリックしても何も起こりません。
• type="reset": フォーム内のすべてのフィールドを初期値に戻します。

例：

<form>
  <input type="text" name="name">
  <input type="text" name="email">
  <button type="button">送信しない</button>
  <button type="submit">送信</button>
</form>

preventDefault()メソッド

JavaScriptのpreventDefault()メソッドは、イベントのデフォルト動作を阻止するために使用されます。ボタンのクリックイベントにpreventDefault()メソッドを追加することで、送信を阻止できます。

<form>
  <input type="text" name="name">
  <input type="text" name="email">
  <button onclick="event.preventDefault()">送信しない</button>
  <button type="submit">送信</button>
</form>

disabled属性をtrueに設定すると、ボタンが無効化されます。無効化されたボタンはクリックしても何も起こりません。

<form>
  <input type="text" name="name">
  <input type="text" name="email">
  <button disabled>送信しない</button>
  <button type="submit">送信</button>
</form>

onclickイベントは、ボタンがクリックされたときに発生します。このイベントにJavaScriptコードを追加することで、送信を阻止したり、別の処理を実行したりできます。

<form>
  <input type="text" name="name">
  <input type="text" name="email">
  <button onclick="alert('送信しない');">送信しない</button>
  <button type="submit">送信</button>
</form>

上記のいずれかの方法を使用することで、JavaScriptとHTMLでボタンの送信を阻止することができます。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるので、状況に応じて最適な方法を選択してください。

type属性

<form>
  <input type="text" name="name">
  <input type="text" name="email">
  <button type="button">送信しない</button>
  <button type="submit">送信</button>
</form>

preventDefault()メソッド

<form>
  <input type="text" name="name">
  <input type="text" name="email">
  <button onclick="event.preventDefault()">送信しない</button>
  <button type="submit">送信</button>
</form>

disabled属性

<form>
  <input type="text" name="name">
  <input type="text" name="email">
  <button disabled>送信しない</button>
  <button type="submit">送信</button>
</form>

onclickイベント

<form>
  <input type="text" name="name">
  <input type="text" name="email">
  <button onclick="alert('送信しない');">送信しない</button>
  <button type="submit">送信</button>
</form>

これらのコードを参考に、ご自身のプロジェクトに合わせてボタンの送信を阻止してください。

ボタンの送信を阻止するその他の方法

form.submit()メソッドは、JavaScriptからフォームを強制的に送信するために使用されます。このメソッドをevent.preventDefault()メソッドと組み合わせて使用することで、特定の条件下でのみ送信を許可することができます。

<form onsubmit="return confirm('送信してもよろしいですか？')">
  <input type="text" name="name">
  <input type="text" name="email">
  <button type="submit">送信</button>
</form>

非同期処理

ボタンのクリック時に非同期処理を実行することで、送信を遅らせることができます。処理が完了した後に送信するかどうかの判断をすることができます。

<form>
  <input type="text" name="name">
  <input type="text" name="email">
  <button onclick="submitForm()">送信</button>
</form>

<script>
function submitForm() {
  // 非同期処理を実行
  // 処理完了後に送信するかどうかの判断を行う
}
</script>

サーバーサイドでフォームデータを受け取った後に、送信を許可するかどうかの判断を行うこともできます。

• PHP

<?php
if (isset($_POST['submit'])) {
  // フォームデータの処理
  // 送信を許可するかどうかを判断
}
?>

• Python

def submit_form(request):
  # フォームデータの処理
  # 送信を許可するかどうかを判断

  if is_valid_form(request.POST):
    # 送信を許可
  else:
    # 送信を拒否