状況別!HTMLボタンでフォーム送信をキャンセルするベストプラクティス
HTMLボタンでフォームを送信しないようにする方法
type属性を使用する
HTMLボタンには、type
属性という属性があります。この属性には、ボタンの種類を指定することができます。
type="submit"
: フォームを送信するボタン
デフォルトでは、type
属性は省略されますが、この場合、ボタンはtype="submit"
として解釈されます。フォームを送信しないボタンを作成するには、type="button"
を指定します。
<form action="/action_page.php">
<input type="text" name="name" value="John Doe">
<input type="text" name="email" value="[email protected]">
<button type="button">送信しない</button>
</form>
onclick
属性を使用して、ボタンがクリックされたときに実行されるJavaScriptコードを指定することができます。このコードを使用して、フォーム送信をキャンセルすることができます。
<form action="/action_page.php">
<input type="text" name="name" value="John Doe">
<input type="text" name="email" value="[email protected]">
<button onclick="return false;">送信しない</button>
</form>
上記の例では、return false;
というコードが実行されます。このコードは、イベントのデフォルト動作をキャンセルします。この場合、イベントのデフォルト動作はフォーム送信なので、フォーム送信がキャンセルされます。
JavaScript関数を使用して、ボタンのクリックイベントを処理することができます。この関数内で、フォーム送信をキャンセルすることができます。
<form action="/action_page.php">
<input type="text" name="name" value="John Doe">
<input type="text" name="email" value="[email protected]">
<button onclick="myFunction()">送信しない</button>
</form>
<script>
function myFunction() {
// フォーム送信をキャンセルする処理
return false;
}
</script>
上記の例では、myFunction()
というJavaScript関数が定義されています。この関数は、ボタンがクリックされたときに実行されます。この関数内で、return false;
というコードを実行することで、フォーム送信をキャンセルすることができます。
上記の方法のいずれかを使用して、HTMLボタンでフォームを送信しないようにすることができます。
HTML
<form action="/action_page.php">
<input type="text" name="name" value="John Doe">
<input type="text" name="email" value="[email protected]">
<button type="button">送信しない</button>
<button type="submit">送信する</button>
</form>
JavaScript
// type="button" のボタンがクリックされたときの処理
function myFunction() {
// フォーム送信をキャンセルする処理
alert("フォームは送信されません。");
return false;
}
このコードでは、以下の2つのボタンが作成されます。
- 送信しないボタン:
type="button"
を指定することで、フォーム送信をキャンセルします。
動作
- 送信しないボタンをクリックすると、
myFunction()
関数が実行されます。 myFunction()
関数内で、alert()
ダイアログが表示され、「フォームは送信されません。」というメッセージが表示されます。return false;
を返すことで、フォーム送信がキャンセルされます。- 送信するボタンをクリックすると、通常通りフォームが送信されます。
HTMLボタンでフォームを送信しないようにする他の方法
disabled
属性を指定することで、ボタンを無効にすることができます。無効なボタンはクリックすることができないため、フォーム送信もできません。
<form action="/action_page.php">
<input type="text" name="name" value="John Doe">
<input type="text" name="email" value="[email protected]">
<button disabled>送信しない</button>
</form>
<form action="/action_page.php">
<input type="text" name="name" value="John Doe">
<input type="text" name="email" value="[email protected]">
<button hidden>送信しない</button>
</form>
button {
pointer-events: none;
}
// ボタンを取得
const button = document.querySelector("button");
// クリックイベントをキャンセル
button.addEventListener("click", (event) => {
event.preventDefault();
});
- シンプルでわかりやすい方法:
type="button"
を使用する方法 - ボタンを無効化したい場合:
disabled
属性を使用する方法 - より柔軟な方法: CSS または JavaScript を使用する方法
それぞれの方法の特徴を理解して、状況に合った方法を選択してください。
javascript html