CSSでHタグを効率的に操作!ユニバーサルセレクタ、要素タイプセレクタ、子孫セレクタ、属性セレクタの使い分け

2024-06-09

CSSで全てHタグをターゲットにする方法

方法1:ユニバーサルセレクタを使う

ユニバーサルセレクタ (*) は、HTMLドキュメント内の全ての要素に一致するセレクタです。以下のように記述することで、全てのHタグにスタイルを適用できます。

* {
  /* スタイル */
}

この方法はシンプルで分かりやすいですが、全ての要素にスタイルを適用してしまうため、意図しない要素にも影響を与えてしまう可能性があります。

方法2:要素タイプセレクタを使う

h1, h2, h3, h4, h5, h6 {
  /* スタイル */
}

この方法は、全てのHタグにのみスタイルを適用するため、意図しない要素に影響を与える心配がありません。

補足

  • 上記の方法は、HTML5で導入された新しい要素タイプセレクタ (h1:hover, h2:focusなど) を使うこともできます。
  • セレクタの記述順序は重要です。より具体的なセレクタほど優先的に適用されます。例えば、以下のような記述の場合、h1 タグには h1 セレクタで定義されたスタイルのみが適用され、h1.important セレクタで定義されたスタイルは適用されません。
h1.important {
  /* スタイル */
}

h1 {
  /* スタイル */
}

    上記以外にも、CSSフレームワーク(Bootstrapなど)を利用することで、より簡単にHタグをスタイリングすることができます。




    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
    <style>
    /* スタイル */
    body {
      font-family: Arial, sans-serif;
    }
    
    h1 {
      color: red;
    }
    
    h2 {
      color: blue;
    }
    
    h3 {
      color: green;
    }
    </style>
    </head>
    <body>
    
    <h1>見出し1</h1>
    <h2>見出し2</h2>
    <h3>見出し3</h3>
    
    </body>
    </html>
    

    上記のコードでは、全てのHタグに対して、それぞれ異なる色を適用しています。

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
    <style>
    /* スタイル */
    body {
      font-family: Arial, sans-serif;
    }
    
    h1, h2, h3 {
      color: #333;
      margin-top: 20px;
    }
    </style>
    </head>
    <body>
    
    <h1>見出し1</h1>
    <h2>見出し2</h2>
    <h3>見出し3</h3>
    
    </body>
    </html>
    
    • 上記のコードはあくまで一例であり、必要に応じてスタイルを変更することができます。
    • テキストエディタやWebブラウザの開発ツールを使って、コードを編集して試してみてください。



    CSSで全てHタグをターゲットにするその他の方法

    子孫セレクタ (>)は、親要素の子孫である要素に一致するセレクタです。以下のように記述することで、body 要素の子孫である全てのHタグにスタイルを適用できます。

    body > h1,
    body > h2,
    body > h3,
    body > h4,
    body > h5,
    body > h6 {
      /* スタイル */
    }
    

    この方法は、body 要素の子孫であるHタグのみをターゲットにするため、より明確なスタイル指定が可能になります。

    #header h1,
    #header h2,
    #header h3,
    #header h4,
    #header h5,
    #header h6 {
      /* スタイル */
    }
    

    この方法は、特定のIDを持つ要素の子孫であるHタグのみをターゲットにすることができます。

    クラスセレクタ (.classname) は、クラス属性を持つ要素に一致するセレクタです。以下のように記述することで、heading というクラスを持つ全てのHタグにスタイルを適用できます。

    .heading {
      /* スタイル */
    }
    

    JavaScriptを使うと、動的にCSSを適用することができます。以下のように記述することで、ページが読み込まれたときに全てのHタグにスタイルを適用できます。

    const headings = document.querySelectorAll('h1, h2, h3, h4, h5, h6');
    
    for (const heading of headings) {
      heading.style.color = 'red';
    }
    

    この方法は、ページの読み込み後に動的にスタイルを適用したい場合に有効です。

    上記以外にも、様々な方法があります。最適な方法は、状況によって異なります。


      css css-selectors


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