Next.js アプリケーションで Google アナリティクスを活用した高度な分析: イベントトラッキング、カスタム指標、ディメンションの設定方法

2024-06-24

Next.js アプリケーションで Google アナリティクスを使用する方法

Next.js は、React を使用してモダンな Web アプリケーションを構築するための人気のあるフレームワークです。 Google アナリティクスは、Web サイトやアプリケーションのトラフィックとユーザー行動を理解するのに役立つツールです。

このチュートリアルでは、Next.js アプリケーションで Google アナリティクスを設定する方法を説明します。

手順

  1. Google アナリティクス アカウントを作成する
  1. データ ストリームを作成する

Google アナリティクス アカウントにログインしたら、管理 > データ ストリーム に移動します。 Web を選択して新しいデータ ストリームを作成します。

  1. 測定 ID を取得する

データ ストリームが作成されると、測定 ID が割り当てられます。 この ID は、Next.js アプリケーションで Google アナリティクスを設定するために使用します。

  1. Next.js アプリケーションで環境変数を作成する

Next.js アプリケーションのルート ディレクトリに .env ファイルを作成します。 このファイルに、次の環境変数を追加します。

NEXT_PUBLIC_GA_MEASUREMENT_ID=<測定 ID>
  1. gtag.js 関数を作成する

gtag.js 関数を作成して、Google アナリティクス イベントを送信します。 次の例は、ページ ビュー イベントを送信する gtag.js 関数の例です。

export const gtag = (event, data = {}) => {
  window.gtag('event', event, data);
};

    _app.js ファイルに、Google アナリティクス スクリプトを読み込むコードを追加します。 次の例は、gtag.js 関数を使用してページ ビュー イベントを送信するコードです。

    import React from 'react';
    import { gtag } from './gtag';
    
    export default function MyApp({ Component, pageProps }) {
      React.useEffect(() => {
        gtag('pageview');
      }, []);
    
      return <Component {...pageProps} />;
    }
    
    1. 追加のイベントを送信する

    このチュートリアルでは、Next.js アプリケーションで Google アナリティクスを設定する方法を説明しました。 上記の手順に従うことで、Web サイトまたはアプリケーションのトラフィックとユーザー行動に関する貴重な洞察を得ることができます。

      補足

      • TypeScript を使用している場合は、gtag.js 関数と他のコードを TypeScript に変換する必要があります。
      • カスタム イベントやユーザー プロパティを送信する場合は、gtag.js 関数に追加のコードを追加する必要があります。



      Next.js アプリケーションで Google アナリティクスを使用する際のサンプルコード

      ファイル構成

      |-- _app.js
      |-- gtag.js
      |-- pages
      |   |-- index.js
      |-- .env
      

      .env ファイル

      NEXT_PUBLIC_GA_MEASUREMENT_ID=<測定 ID>
      

      gtag.js ファイル

      export const gtag = (event, data = {}) => {
        window.gtag('event', event, data);
      };
      
      import React from 'react';
      import { gtag } from './gtag';
      
      export default function MyApp({ Component, pageProps }) {
        React.useEffect(() => {
          gtag('pageview');
        }, []);
      
        return <Component {...pageProps} />;
      }
      

      pages/index.js ファイル

      import React from 'react';
      import { gtag } from '../gtag';
      
      const Index = () => {
        const handleClick = () => {
          gtag('event', 'click', {
            category: 'Button',
            label: 'Click Me',
          });
        };
      
        return (
          <div>
            <h1>Next.js と Google アナリティクス</h1>
            <button onClick={handleClick}>クリックする</button>
          </div>
        );
      };
      
      export default Index;
      
      • .env ファイルには、Google アナリティクスの測定 ID が含まれています。
      • gtag.js ファイルには、gtag 関数が含まれています。 この関数は、Google アナリティクス イベントを送信するために使用されます。
      • _app.js ファイルには、Google アナリティクス スクリプトを読み込むコードが含まれています。 このスクリプトは、すべてのページで実行されます。
      • pages/index.js ファイルには、ページ ビュー イベントとボタン クリック イベントを送信するコードが含まれています。

      このコードをカスタマイズして、ニーズに合わせてイベントを送信できます。 詳細については、Google アナリティクス 開発者ドキュメント https://support.google.com/analytics/?hl=en を参照してください。




      Next.js アプリケーションで Google アナリティクスを設定するその他の方法

      next/script コンポーネントを使用する

      Next.js 14 以降では、next/script コンポーネントを使用して Google アナリティクス スクリプトを読み込むことができます。 次の例は、next/script コンポーネントを使用して Google アナリティクス スクリプトを読み込む方法です。

      import React from 'react';
      import Script from 'next/script';
      
      const Index = () => {
        return (
          <div>
            <h1>Next.js と Google アナリティクス</h1>
            <Script
              src={`https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=${process.env.NEXT_PUBLIC_GA_MEASUREMENT_ID}`}
              strategy="lazyOnLoad"
              onLoad={() => {
                window.dataLayer.push({
                  event: 'pageview',
                });
              }}
            />
          </div>
        );
      };
      
      export default Index;
      

      カスタム Google アナリティクス ライブラリを使用する

      react-gareact-google-analytics などのカスタム Google アナリティクス ライブラリを使用することもできます。 これらのライブラリは、Google アナリティクス イベントを送信するための追加機能を提供します。

      サーバーサイド レンダリングを使用する

      Google アナリティクス スクリプトをサーバー側でレンダリングすることもできます。 これにより、ファースト ペイント パフォーマンスを向上させることができます。

      最適な方法を選択する

      Next.js アプリケーションで Google アナリティクスを設定する方法はいくつかあります。 最適な方法は、個々のニーズによって異なります。

      • シンプルで使いやすい方法をお探しの場合は、上記のチュートリアルで説明した方法を使用することをお勧めします。
      • より多くの機能と制御が必要な場合は、カスタム Google アナリティクス ライブラリを使用することを検討してください。
      • パフォーマンスが重要な場合は、サーバーサイド レンダリングを使用することを検討してください。

        javascript reactjs google-analytics


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