Webサイト制作者必見!jQueryでクラスと入力タイプを駆使したスマートな要素選択術

2024-06-28

jQueryでクラスと入力タイプを使って要素を選択する方法

クラスセレクタ

特定のクラスを持つ要素を選択するには、ピリオド(".")とクラス名の組み合わせを使用します。

$('.myClass');

このコードは、myClass というクラスを持つすべての要素を選択します。

入力タイプセレクタ

入力要素のタイプに基づいて要素を選択するには、:input セレクタと type 属性を使用します。

$('input[type="text"]');

このコードは、type 属性が "text" のすべての入力要素を選択します。

複合セレクタ

クラスセレクタと入力タイプセレクタを組み合わせて、より具体的な要素を選択することができます。

$('.myClass input[type="text"]');

以下の例は、myForm というフォーム内のすべてのチェックボックスを選択し、選択されたチェックボックスの値をコンソールに表示する方法を示しています。

$(document).ready(function(){
  $('.myForm input[type="checkbox"]').change(function(){
    var values = $(this).val();
    console.log(values);
  });
});

このコードは、まず document.ready 関数を使用して、DOMが完全にロードされたらコードを実行します。次に、$('.myForm input[type="checkbox"]') セレクタを使用して、myForm フォーム内のすべてのチェックボックスを選択します。最後に、change イベントハンドラを使用して、チェックボックスが変更されたときに values 変数にチェックボックスの値を格納し、コンソールに表示します。

この例は、クラスと入力タイプセレクタを組み合わせて、特定のフォーム要素を簡単に選択および操作する方法を示しています。




jQueryでクラスと入力タイプを使って要素を選択する:サンプルコード

HTML

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>jQuery セレクタの例</title>
<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
</head>
<body>
  <form class="myForm">
    <label for="name">名前:</label>
    <input type="text" id="name" class="myInput">
    <br>
    <label for="email">メールアドレス:</label>
    <input type="email" id="email" class="myInput">
    <br>
    <input type="checkbox" id="checkbox1" class="myCheckbox">
    <label for="checkbox1">チェックボックス 1</label>
    <br>
    <input type="checkbox" id="checkbox2" class="otherCheckbox">
    <label for="checkbox2">チェックボックス 2</label>
    <br>
    <button type="submit">送信</button>
  </form>
  <script>
    $(document).ready(function(){
      // クラス "myInput" を持つすべての入力要素を選択
      $('.myInput').css('background-color', '#f0f0f0');

      // 入力タイプが "email" の要素を選択
      $('input[type="email"]').focus(function(){
        $(this).css('border', '2px solid blue');
      }).blur(function(){
        $(this).css('border', '1px solid #ccc');
      });

      // クラス "myCheckbox" を持つチェックボックスが変更されたらイベントハンドラを実行
      $('.myCheckbox').change(function(){
        if ($(this).is(':checked')) {
          $(this).siblings('label').css('font-weight', 'bold');
        } else {
          $(this).siblings('label').css('font-weight', 'normal');
        }
      });
    });
  </script>
</body>
</html>

説明

このコードは以下の処理を実行します。

  1. すべての myInput クラスを持つ入力要素の背景色を薄灰色にする: $('.myInput').css('background-color', '#f0f0f0');
  2. type 属性が "email" の要素にフォーカスされたときに青色のボーダーを表示し、フォーカスが外れたときにグレーのボーダーに戻す:
    • focus イベントハンドラ: フォーカスされたときに要素の境界線を青色に設定します。
  3. myCheckbox クラスを持つチェックボックスが変更されたときに、対応するラベルのフォントウェイトを変更する:



    jQueryで要素を選択するその他の方法

    IDセレクタ

    特定のIDを持つ要素を選択するには、シャープ記号 ("#") と ID名を使用します。

    $('#myElement');
    

    子孫セレクタ

    親要素の子孫要素を選択するには、スペース ( ) と子孫要素名を使用します。

    $('div p');
    

    このコードは、すべての <div> 要素の子孫であるすべての <p> 要素を選択します。

    兄弟セレクタ

    $('p + span');
    

    属性セレクタ

    要素の属性に基づいて要素を選択するには、角括弧 ("[]") と属性名、オプションで演算子と値を使用します。

    $('a[href*="google.com"]');
    

    このコードは、href 属性の値が "google.com" を含むすべての <a> 要素を選択します。

    フィルタセレクタ

    セレクタの結果をさらに絞り込むために、フィルタセレクタを使用することができます。

    $('li:first-child');
    

    最近の子孫セレクタを使用して、親要素の直近の子孫要素のみを選択することができます。

    $('div > p');
    

    否定セレクタ

    not() セレクタを使用して、セレクタの結果から要素を除外することができます。

    $('p:not(.myClass)');
    

    これらの方法は、jQueryで要素を選択するための多くの方法のほんの一例です。詳細については、jQueryドキュメントを参照してください。


    jquery


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