Webサイト制作者必見!jQueryでクラスと入力タイプを駆使したスマートな要素選択術
jQueryでクラスと入力タイプを使って要素を選択する方法
クラスセレクタ
特定のクラスを持つ要素を選択するには、ピリオド(".")とクラス名の組み合わせを使用します。
$('.myClass');
このコードは、myClass
というクラスを持つすべての要素を選択します。
入力タイプセレクタ
入力要素のタイプに基づいて要素を選択するには、:input
セレクタと type
属性を使用します。
$('input[type="text"]');
このコードは、type
属性が "text" のすべての入力要素を選択します。
複合セレクタ
クラスセレクタと入力タイプセレクタを組み合わせて、より具体的な要素を選択することができます。
$('.myClass input[type="text"]');
例
以下の例は、myForm
というフォーム内のすべてのチェックボックスを選択し、選択されたチェックボックスの値をコンソールに表示する方法を示しています。
$(document).ready(function(){
$('.myForm input[type="checkbox"]').change(function(){
var values = $(this).val();
console.log(values);
});
});
このコードは、まず document.ready
関数を使用して、DOMが完全にロードされたらコードを実行します。次に、$('.myForm input[type="checkbox"]')
セレクタを使用して、myForm
フォーム内のすべてのチェックボックスを選択します。最後に、change
イベントハンドラを使用して、チェックボックスが変更されたときに values
変数にチェックボックスの値を格納し、コンソールに表示します。
この例は、クラスと入力タイプセレクタを組み合わせて、特定のフォーム要素を簡単に選択および操作する方法を示しています。
jQueryでクラスと入力タイプを使って要素を選択する:サンプルコード
HTML
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>jQuery セレクタの例</title>
<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
</head>
<body>
<form class="myForm">
<label for="name">名前:</label>
<input type="text" id="name" class="myInput">
<br>
<label for="email">メールアドレス:</label>
<input type="email" id="email" class="myInput">
<br>
<input type="checkbox" id="checkbox1" class="myCheckbox">
<label for="checkbox1">チェックボックス 1</label>
<br>
<input type="checkbox" id="checkbox2" class="otherCheckbox">
<label for="checkbox2">チェックボックス 2</label>
<br>
<button type="submit">送信</button>
</form>
<script>
$(document).ready(function(){
// クラス "myInput" を持つすべての入力要素を選択
$('.myInput').css('background-color', '#f0f0f0');
// 入力タイプが "email" の要素を選択
$('input[type="email"]').focus(function(){
$(this).css('border', '2px solid blue');
}).blur(function(){
$(this).css('border', '1px solid #ccc');
});
// クラス "myCheckbox" を持つチェックボックスが変更されたらイベントハンドラを実行
$('.myCheckbox').change(function(){
if ($(this).is(':checked')) {
$(this).siblings('label').css('font-weight', 'bold');
} else {
$(this).siblings('label').css('font-weight', 'normal');
}
});
});
</script>
</body>
</html>
説明
このコードは以下の処理を実行します。
- すべての myInput クラスを持つ入力要素の背景色を薄灰色にする:
$('.myInput').css('background-color', '#f0f0f0');
- type 属性が "email" の要素にフォーカスされたときに青色のボーダーを表示し、フォーカスが外れたときにグレーのボーダーに戻す:
focus
イベントハンドラ: フォーカスされたときに要素の境界線を青色に設定します。
- myCheckbox クラスを持つチェックボックスが変更されたときに、対応するラベルのフォントウェイトを変更する:
jQueryで要素を選択するその他の方法
IDセレクタ
特定のIDを持つ要素を選択するには、シャープ記号 ("#") と ID名を使用します。
$('#myElement');
子孫セレクタ
親要素の子孫要素を選択するには、スペース ( ) と子孫要素名を使用します。
$('div p');
このコードは、すべての <div>
要素の子孫であるすべての <p>
要素を選択します。
兄弟セレクタ
$('p + span');
属性セレクタ
要素の属性に基づいて要素を選択するには、角括弧 ("[]") と属性名、オプションで演算子と値を使用します。
$('a[href*="google.com"]');
このコードは、href
属性の値が "google.com" を含むすべての <a>
要素を選択します。
フィルタセレクタ
セレクタの結果をさらに絞り込むために、フィルタセレクタを使用することができます。
$('li:first-child');
最近の子孫セレクタを使用して、親要素の直近の子孫要素のみを選択することができます。
$('div > p');
否定セレクタ
not()
セレクタを使用して、セレクタの結果から要素を除外することができます。
$('p:not(.myClass)');
これらの方法は、jQueryで要素を選択するための多くの方法のほんの一例です。詳細については、jQueryドキュメントを参照してください。
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