Node.jsで現在のOSを特定する方法 - process.envオブジェクトを使う

2024-04-02

Node.jsで現在のオペレーティングシステムを特定する方法

os モジュールを使う

Node.js には、OS に関する情報を取得するための os モジュールが組み込まれています。 このモジュールを使う方法は以下の通りです。

const os = require('os');

// OS の種類を取得
const platform = os.platform();

// CPU アーキテクチャを取得
const arch = os.arch();

// 使用可能な CPU の数
const cpus = os.cpus().length;

console.log(`プラットフォーム: ${platform}`);
console.log(`アーキテクチャ: ${arch}`);
console.log(`CPU 数: ${cpus}`);

このコードを実行すると、以下のような出力が得られます。

プラットフォーム: linux
アーキテクチャ: x64
CPU 数: 4

process.env オブジェクトには、環境に関するさまざまな情報が含まれています。

// OS の種類を取得
const platform = process.env.OS;

// CPU アーキテクチャを取得
const arch = process.env.PROCESSOR_ARCHITECTURE;

console.log(`プラットフォーム: ${platform}`);
console.log(`アーキテクチャ: ${arch}`);

このコードを実行すると、os モジュールを使う場合と同様の出力が得られます。

サードパーティライブラリを使う

os モジュールや process.env オブジェクト以外にも、OS に関する情報を取得するためのサードパーティライブラリがいくつかあります。 例えば、以下のようなライブラリがあります。

これらのライブラリを使うことで、os モジュールや process.env オブジェクトでは取得できないような、より詳細な情報を取得することができます。

Node.jsで現在のOS を特定するには、いくつかの方法があります。 上記で紹介した方法の中から、自分の目的に合った方法を選択してください。




os モジュールを使う

const os = require('os');

// OS の種類を取得
const platform = os.platform();

// CPU アーキテクチャを取得
const arch = os.arch();

// 使用可能な CPU の数
const cpus = os.cpus().length;

console.log(`プラットフォーム: ${platform}`);
console.log(`アーキテクチャ: ${arch}`);
console.log(`CPU 数: ${cpus}`);

process.env オブジェクトを使う

// OS の種類を取得
const platform = process.env.OS;

// CPU アーキテクチャを取得
const arch = process.env.PROCESSOR_ARCHITECTURE;

console.log(`プラットフォーム: ${platform}`);
console.log(`アーキテクチャ: ${arch}`);

サードパーティライブラリを使う

const os = require('node-os');

// OS の種類を取得
const platform = os.platform();

// CPU アーキテクチャを取得
const arch = os.arch();

// 使用可能な CPU の数
const cpus = os.cpus().length;

console.log(`プラットフォーム: ${platform}`);
console.log(`アーキテクチャ: ${arch}`);
console.log(`CPU 数: ${cpus}`);

platform ライブラリを使う例

const platform = require('platform');

// OS の種類を取得
const os = platform.os;

// CPU アーキテクチャを取得
const arch = platform.arch;

console.log(`プラットフォーム: ${os}`);
console.log(`アーキテクチャ: ${arch}`);

systeminformation ライブラリを使う例

const si = require('systeminformation');

// OS の種類を取得
si.osInfo((data) => {
  const platform = data.platform;
  console.log(`プラットフォーム: ${platform}`);
});

// CPU アーキテクチャを取得
si.cpu((data) => {
  const arch = data.cpu_architecture;
  console.log(`アーキテクチャ: ${arch}`);
});

これらのコードはあくまでもサンプルです。 実際の使用例に合わせて、コードを修正してください。




Node.jsで現在のオペレーティングシステムを特定する方法

uname コマンドを使う

$ uname -s

このコマンドを実行すると、OS の種類が表示されます。

/etc/os-release ファイルには、OS に関する情報が記述されています。

$ cat /etc/os-release
NAME="Ubuntu"
VERSION="22.04 LTS"
ID="ubuntu"
ID_LIKE="debian"
PRETTY_NAME="Ubuntu 22.04 LTS Jammy Jellyfish"
VERSION_ID="22.04"
HOME_URL="https://www.ubuntu.com/"
SUPPORT_URL="https://help.ubuntu.com/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.launchpad.net/ubuntu/"
PRIVACY_POLICY_URL="https://www.ubuntu.com/legal/privacy-policy"
VERSION_CODENAME="jammy"

特定のOS に依存した方法を使う

特定のOS でのみ使用できる方法もあります。 例えば、Windows では以下の方法を使うことができます。

$ wmic os get Caption

注意事項

上記で紹介した方法は、すべてUnix 系 OS で動作します。 Windows では、一部の方法が動作しない可能性があります。


node.js


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