React Router v6 で発生するエラー: [PrivateRoute] は コンポーネントではありません。 のすべてのコンポーネントの子は または である必要があります。

2024-04-10

エラー: [PrivateRoute] は <Route> コンポーネントではありません。 <Routes> のすべてのコンポーネントの子は <Route> または <React.Fragment> である必要があります。

解決策

このエラーを解決するには、以下のいずれかの方法を使用できます。

  1. PrivateRoute を Route コンポーネントでラップする
<Routes>
  <Route path="/private" element={<PrivateRoute><MyComponent /></PrivateRoute>} />
</Routes>
<Routes>
  <React.Fragment>
    <PrivateRoute path="/private"><MyComponent /></PrivateRoute>
  </React.Fragment>
</Routes>

詳細

react-router-dom v6 では、Routes コンポーネントの子として使用できるコンポーネントは、Route コンポーネントまたは React.Fragment コンポーネントのみです。

PrivateRoute コンポーネントは、ユーザーがログインしているかどうかをチェックし、ログインしていない場合はログインページにリダイレクトするコンポーネントです。PrivateRoute コンポーネントは Route コンポーネントではないため、Routes コンポーネントの子として直接使用することはできません。

上記のいずれかの方法を使用して PrivateRoute コンポーネントをラップすることで、このエラーを解決することができます。

補足

  • このエラーは、react-router-dom v5 以前を使用している場合は発生しません。
  • react-router-dom v6 では、Route コンポーネントの element prop を使用して、レンダリングするコンポーネントを指定します。
  • このエラーについてさらに詳しく知りたい場合は、上記の参考資料を参照してください。



import React from "react";
import { Route, Routes } from "react-router-dom";

const PrivateRoute = ({ children }) => {
  const isLoggedIn = true; // ログイン状態のチェック

  if (!isLoggedIn) {
    // ログインしていない場合はログインページにリダイレクト
    return <Navigate to="/login" />;
  }

  return children;
};

const MyComponent = () => {
  return <h1>プライベートページ</h1>;
};

const App = () => {
  return (
    <Routes>
      <Route path="/private" element={<PrivateRoute><MyComponent /></PrivateRoute>} />
    </Routes>
  );
};

export default App;
import React from "react";
import { Route, Routes } from "react-router-dom";

const PrivateRoute = ({ children }) => {
  const isLoggedIn = true; // ログイン状態のチェック

  if (!isLoggedIn) {
    // ログインしていない場合はログインページにリダイレクト
    return <Navigate to="/login" />;
  }

  return children;
};

const MyComponent = () => {
  return <h1>プライベートページ</h1>;
};

const App = () => {
  return (
    <Routes>
      <React.Fragment>
        <PrivateRoute><MyComponent /></PrivateRoute>
      </React.Fragment>
    </Routes>
  );
};

export default App;

上記のコードは、あくまでもサンプルコードです。実際のコードは、アプリケーションの要件に合わせて変更する必要があります。




PrivateRoute コンポーネントを使用する他の方法

useAuth Hook を使用する

react-router-dom v6 では、useAuth Hook を使用して、ユーザーの認証状態を管理することができます。useAuth Hook を使用すると、PrivateRoute コンポーネントをより簡単に実装することができます。

import React from "react";
import { Route, Routes, useAuth } from "react-router-dom";

const PrivateRoute = ({ children }) => {
  const { isLoggedIn } = useAuth();

  if (!isLoggedIn) {
    // ログインしていない場合はログインページにリダイレクト
    return <Navigate to="/login" />;
  }

  return children;
};

const MyComponent = () => {
  return <h1>プライベートページ</h1>;
};

const App = () => {
  return (
    <Routes>
      <Route path="/private" element={<PrivateRoute><MyComponent /></PrivateRoute>} />
    </Routes>
  );
};

export default App;

カスタム Hook を使用する

useAuth Hook 以外にも、カスタム Hook を使用して、PrivateRoute コンポーネントをより簡単に実装することができます。

import React from "react";
import { Route, Routes } from "react-router-dom";

const usePrivateRoute = () => {
  const isLoggedIn = true; // ログイン状態のチェック

  if (!isLoggedIn) {
    // ログインしていない場合はログインページにリダイレクト
    return <Navigate to="/login" />;
  }

  return { isLoggedIn };
};

const MyComponent = () => {
  const { isLoggedIn } = usePrivateRoute();

  if (!isLoggedIn) {
    return <p>ログインが必要です</p>;
  }

  return <h1>プライベートページ</h1>;
};

const App = () => {
  return (
    <Routes>
      <Route path="/private" element={<MyComponent />} />
    </Routes>
  );
};

export default App;

Higher-Order Component (HOC) を使用する

react-router-dom v5 以前では、PrivateRoute コンポーネントを実装するために Higher-Order Component (HOC) を使用することがよくありました。

import React from "react";
import { Route, Routes } from "react-router-dom";

const withPrivateRoute = (Component) => {
  return (props) => {
    const isLoggedIn = true; // ログイン状態のチェック

    if (!isLoggedIn) {
      // ログインしていない場合はログインページにリダイレクト
      return <Navigate to="/login" />;
    }

    return <Component {...props} />;
  };
};

const MyComponent = () => {
  return <h1>プライベートページ</h1>;
};

const App = () => {
  return (
    <Routes>
      <Route path="/private" element={withPrivateRoute(MyComponent)} />
    </Routes>
  );
};

export default App;

どの方法を使用するべきかは、アプリケーションの要件と開発者の好みによって異なります。

  • useAuth Hook は、最も簡単で便利な方法です。
  • カスタム Hook は、より柔軟な方法です。

PrivateRoute コンポーネントを使用する方法はいくつかあります。どの方法を使用するべきかは、アプリケーションの要件と開発者の好みによって異なります。


javascript reactjs react-router-dom


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