JavaScriptで新しいページをロードせずにブラウザのURLを変更する方法

2024-04-06

JavaScriptを使用して新しいページをロードせずにブラウザのURLを変更する方法

方法

JavaScriptでURLを変更するには、以下の2つの方法があります。

window.location.href プロパティは、現在のページのURLを取得または設定するために使用されます。このプロパティに新しいURLを設定すると、ブラウザのURLが変更されますが、ページはリロードされません。

// URLを "https://www.example.com/" に変更
window.location.href = "https://www.example.com/";

history.pushState() メソッドは、ブラウザの履歴に新しいエントリを追加するために使用されます。このメソッドを使用すると、URLを変更すると同時に、ブラウザの戻るボタンで前のページに戻ることができるようになります。

// URLを "https://www.example.com/" に変更し、履歴にエントリを追加
history.pushState({}, "", "https://www.example.com/");

HTML5 History API との連携

history.pushState() メソッドは、HTML5 History API の一部です。HTML5 History API を使用すると、URLを変更するだけでなく、ページタイトルやスクロール位置などの履歴情報を変更することもできます。

注意事項

  • JavaScriptでURLを変更しても、ページの内容は変更されません。ページの内容を変更するには、JavaScriptを使用してDOMを操作する必要があります。
  • history.pushState() メソッドを使用する場合は、必ずhistory.back() メソッドを使用して前のページに戻れるようにする必要があります。

JavaScriptを使用して新しいページをロードせずにブラウザのURLを変更することは、ユーザーエクスペリエンスを向上させるのに役立ちます。window.location.href プロパティまたは history.pushState() メソッドを使用して、URLを変更することができます。




window.location.href プロパティを使用する

<button onclick="changeUrl()">URLを変更</button>

<script>
function changeUrl() {
  // URLを "https://www.example.com/" に変更
  window.location.href = "https://www.example.com/";
}
</script>

history.pushState() メソッドを使用する

<button onclick="changeUrl()">URLを変更</button>

<script>
function changeUrl() {
  // URLを "https://www.example.com/" に変更し、履歴にエントリを追加
  history.pushState({}, "", "https://www.example.com/");
}
</script>

このコードは、ボタンをクリックするとブラウザのURLを "https://www.example.com/" に変更し、履歴にエントリを追加します。

上記のサンプルコードは基本的な例です。これらのコードを参考に、さまざまな方法でURLを変更することができます。

例えば、以下のようなことができます。

  • ユーザーが入力した値に基づいてURLを変更する
  • ページのスクロール位置に基づいてURLを変更
  • ボタンをクリックしたときなど、特定のイベント発生時にURLを変更

これらの方法は、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、Webサイトをより使いやすくするのに役立ちます。




JavaScriptで新しいページをロードせずにブラウザのURLを変更する他の方法

location.replace() メソッドは、現在のページを新しいページに置き換えるために使用されます。このメソッドを使用すると、新しいページにリダイレクトするのと同様に、ブラウザの履歴には新しいページのみが残ります。

// URLを "https://www.example.com/" に変更し、履歴を置き換える
location.replace("https://www.example.com/");

window.history.back() メソッドは、ブラウザの履歴を1つ戻って前のページを表示するために使用されます。このメソッドを使用すると、URLを変更することができますが、ページはリロードされません。

// 1つ前のページに戻る
window.history.back();
// 1つ次のページに進む
window.history.forward();

URLハッシュを使用する

URLハッシュは、URLの # 記号以降の部分です。URLハッシュは、ページの内容を変更せずにURLを変更するために使用できます。

<a href="#section1">Section 1</a>

<div id="section1">
  <h1>Section 1</h1>
</div>

上記のコードは、#section1 というURLハッシュを持つリンクをクリックすると、ページをスクロールして id="section1" 要素が表示されるようにします。

クエリパラメータは、URLの ? 記号以降の部分です。クエリパラメータは、URLを変更せずにページに情報を渡すために使用できます。

<a href="?page=2">Page 2</a>

上記のコードは、?page=2 というクエリパラメータを持つリンクをクリックすると、page という変数に 2 という値が渡されます。

JavaScriptで新しいページをロードせずにブラウザのURLを変更するには、さまざまな方法があります。これらの方法を参考に、目的に合った方法を選択してください。


javascript url html5-history


開発者必見!jQuery Validate Pluginでカスタムルールを作成してフォームバリデーションを自由自在に

jQuery Validateプラグインは、フォーム入力の検証を簡単に行うためのプラグインです。デフォルトで様々な検証ルールが用意されていますが、独自のカスタムルールを作成することも可能です。カスタムルールの作成手順ルール関数まず、検証対象の入力値をチェックする関数を作成します。この関数は、以下の2つの引数を受け取ります。...


アニメーションやスクロールエフェクトも! Javascript と CSS でできること

実際には、以下の 2 つの意味合いがあります。CSS のプロパティ値に Javascript を直接記述する例:この方法では、変数や関数など Javascript の機能を活かして、動的に CSS を変化させることができます。Javascript を使って CSS プロパティを操作する...


JavaScript 正規表現で特殊文字を制圧! エスケープシーケンスマスターへの道

本記事では、JavaScript 正規表現におけるエスケープシーケンスについて、わかりやすく詳細に解説します。エスケープシーケンスは、バックスラッシュ (\) とそれに続く文字で構成される一連の記号です。これらの記号は、正規表現エンジンに対して、その後に続く文字を特殊な意味ではなく、通常の文字として解釈するように指示します。...


クリックされた要素を自在に操る!JavaScript、jQuery、HTMLのテクニック徹底解説

このチュートリアルでは、JavaScript、jQuery、HTMLを使用して、ドキュメント全体でクリックされた要素を取得する方法について説明します。それぞれの方法について、わかりやすい説明とコード例を提供します。JavaScript以下のコードは、documentオブジェクトのaddEventListener()メソッドを使用して、clickイベントリスナーをドキュメント全体に追加します。このリスナーは、ドキュメント内の任意の要素がクリックされたときに呼び出されます。...


JavaScript: オブジェクトの配列からプロパティの値を配列として抽出する方法

map メソッドは、配列の各要素に対して関数を適用し、新しい配列を生成します。この方法は簡潔で分かりやすく、最もよく使われます。forEach メソッドは、配列の各要素に対して関数を呼び出します。map メソッドと比べて少し冗長ですが、処理の流れをより細かく制御できます。...