jQuery で属性を使って要素を選択する:サンプルコード

2024-07-27

jQuery で属性を使って要素を選択する方法

属性名で要素を選択する

最も基本的な方法は、属性名だけで要素を選択する方法です。属性名の後にカンマ(,)を置き、属性値を指定することもできます。

// すべての `img` 要素を選択
$('img')

// `alt` 属性が "画像の説明" の `img` 要素を選択
$('img[alt="画像の説明"]')

属性値で要素を選択するには、属性名の後にイコール記号(=)と属性値を指定します。

// `href` 属性が "https://example.com/" の `a` 要素を選択
$('a[href="https://example.com/"]')

AND 条件で複数の属性を使って要素を選択するには、カンマ(,)で区切って属性を指定します。

// `id` 属性が "my-id" かつ `class` 属性が "my-class" の要素を選択
$('#my-id.my-class')

属性の存在・不存在で要素を選択する

属性が存在する要素を選択するには、属性名の後に角括弧([])とカンマ(,)を置き、属性値を指定します。属性が存在しない要素を選択するには、:not([属性名]) を使用します。

// `data-id` 属性を持つすべての要素を選択
$('[data-id]')

// `data-id` 属性を持たないすべての要素を選択
$(':not([data-id])')

属性値の比較演算子を使う

属性値の比較演算子を使って、属性値に基づいて要素を選択することもできます。

// `width` 属性が 100px より大きいすべての `img` 要素を選択
$('img[width>=100]')

// `href` 属性が "https://example.com/" で始まるすべての `a` 要素を選択
$('a[href^="https://example.com/"]')

カスタム属性セレクタを使う

データ属性など、カスタム属性を使って要素を選択することもできます。

// `data-category` 属性が "category1" のすべての要素を選択
$('[data-category="category1"]')

属性を操作する

jQuery を使って、要素の属性を追加、削除、変更することもできます。

//すべての `img` 要素に `alt` 属性を追加
$('img').attr('alt', '画像の説明')

//すべての `a` 要素の `href` 属性を削除
$('a').removeAttr('href')

//すべての `p` 要素の `class` 属性を "my-class" に変更
$('p').attr('class', 'my-class')
  • 属性セレクタは、CSS セレクタと組み合わせて使用することができます。



<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>jQuery 属性セレクタ</title>
</head>
<body>
  <img src="image.jpg" alt="画像の説明" data-category="風景">
  <a href="https://example.com/" class="btn">リンク</a>
  <p id="my-id" class="my-class">段落</p>
  <p data-id="123">別の段落</p>
  <script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.5.1/jquery.min.js"></script>
  <script>
    $(document).ready(function() {
      // すべての img 要素を選択
      console.log($('img'));

      // alt 属性が "画像の説明" の img 要素を選択
      console.log($('img[alt="画像の説明"]'));

      // href 属性が "https://example.com/" の a 要素を選択
      console.log($('a[href="https://example.com/"]'));

      // id 属性が "my-id" かつ class 属性が "my-class" の要素を選択
      console.log($('#my-id.my-class'));

      // data-id 属性を持つすべての要素を選択
      console.log($('[data-id]'));

      // data-id 属性を持たないすべての要素を選択
      console.log($(':not([data-id])'));

      // width 属性が 100px より大きいすべての img 要素を選択
      console.log($('img[width>=100]'));

      // href 属性が "https://example.com/" で始まるすべての a 要素を選択
      console.log($('a[href^="https://example.com/"]'));

      // すべての img 要素に alt 属性を追加
      $('img').attr('alt', '画像の説明');

      // すべての a 要素の href 属性を削除
      $('a').removeAttr('href');

      // すべての p 要素の class 属性を "my-class" に変更
      $('p').attr('class', 'my-class');
    });
  </script>
</body>
</html>

説明

このコードは、以下のことを行います。

  1. すべての img 要素を選択: $('img') を使用して、すべての img 要素を選択します。
  2. alt 属性が "画像の説明" の img 要素を選択: $('img[alt="画像の説明"]') を使用して、alt 属性が "画像の説明" の img 要素のみを選択します。
  3. id 属性が "my-id" かつ class 属性が "my-class" の要素を選択: $('#my-id.my-class') を使用して、id 属性が "my-id" かつ class 属性が "my-class" の要素のみを選択します。
  4. data-id 属性を持つすべての要素を選択: $('[data-id]') を使用して、data-id 属性を持つすべての要素を選択します。
  5. width 属性が 100px より大きいすべての img 要素を選択: $('img[width>=100]') を使用して、width 属性が 100px より大きい img 要素のみを選択します。
  6. すべての img 要素に alt 属性を追加: `$('img').attr('alt', '画像の説明')



filter() メソッドを使って、属性に基づいて要素をフィルタリングすることができます。

//すべての `img` 要素から、`alt` 属性が空の要素を除外
$('img').filter(function() {
  return $(this).attr('alt') === '';
});

子孫セレクタを使う

子孫セレクタを使って、特定の属性を持つ親要素の子孫要素を選択することができます。

//すべての `a` 要素から、`data-category` 属性が "風景" の子孫 `img` 要素を選択
$('a[data-category="風景"]').find('img');

属性セレクタと CSS セレクタを組み合わせる

属性セレクタと CSS セレクタを組み合わせて、より複雑な条件で要素を選択することができます。

//すべての `p` 要素から、`id` 属性が "my-id" または `class` 属性が "my-class" の要素を選択
$('p#my-id, p.my-class');

正規表現を使う

属性値に正規表現を使うこともできます。

//すべての `a` 要素から、`href` 属性が "https://example.com/" で始まる要素を選択
$('a[href^="https://example.org/"]');

Sizzle セレクタを使う

Sizzle セレクタは、より強力な属性セレクタを提供します。

//すべての `img` 要素から、`alt` 属性が空または "画像の説明" の要素を選択
$('img[alt*="画像の説明"]');

これらの方法は、基本的な属性セレクタよりも柔軟性と表現力があります。


jquery attributes



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