Webマスター必見!JavaScript、jQuery、正規表現で非ASCII文字を攻略

2024-04-06

JavaScript、jQuery、正規表現を用いた非ASCII文字のマッチング

ASCII文字とは、コンピュータ上で文字を表現するために用いられる7ビットのコード体系です。ASCII文字には、英数字、記号、制御文字など、128種類の文字が含まれます。

一方、非ASCII文字とは、ASCII文字以外の文字を指します。日本語、中国語、韓国語などの漢字、絵文字、特殊記号などが非ASCII文字に該当します。

正規表現による非ASCII文字のマッチング

正規表現は、文字列のパターンを抽出するために用いられる強力なツールです。非ASCII文字をマッチングするためには、以下の正規表現を使用できます。

/[^\x00-\x7F]/

この正規表現は、ASCII文字コード範囲 (0x00 - 0x7F) 以外に存在する全ての文字にマッチします。

JavaScriptでの例

以下のコードは、入力された文字列から非ASCII文字を抽出する例です。

function extractNonAsciiCharacters(str) {
  // 非ASCII文字をマッチングする正規表現
  const regex = /[^\x00-\x7F]/g;

  // 正規表現でマッチした文字列を抽出
  const nonAsciiCharacters = str.match(regex);

  // 抽出結果を返却
  return nonAsciiCharacters;
}

// 例
const inputStr = "Hello, 世界!";
const nonAsciiCharacters = extractNonAsciiCharacters(inputStr);

console.log(nonAsciiCharacters); // ["世", "界"]

このコードでは、extractNonAsciiCharacters 関数を定義し、入力された文字列から非ASCII文字を抽出しています。

jQueryでの例

以下のコードは、jQueryを用いて、ページ内の非ASCII文字を含む要素を全て取得する例です。

$(function() {
  // 非ASCII文字を含む要素を取得
  const $nonAsciiElements = $(":contains(/[^\\x00-\\x7F]/)");

  // 取得した要素を赤枠で囲む
  $nonAsciiElements.css("border", "1px solid red");
});

このコードでは、jQueryの :contains() セレクタを用いて、非ASCII文字を含む要素を取得しています。

まとめ

この解説では、JavaScript、jQuery、正規表現を用いて、非ASCII文字をマッチングする方法について説明しました。これらの方法を用いることで、様々な処理に非ASCII文字の処理を組み込むことができます。




function extractNonAsciiCharacters(str) {
  // 非ASCII文字をマッチングする正規表現
  const regex = /[^\x00-\x7F]/g;

  // 正規表現でマッチした文字列を抽出
  const nonAsciiCharacters = str.match(regex);

  // 抽出結果を返却
  return nonAsciiCharacters;
}

// 例
const inputStr = "Hello, 世界!";
const nonAsciiCharacters = extractNonAsciiCharacters(inputStr);

console.log(nonAsciiCharacters); // ["世", "界"]

jQuery

$(function() {
  // 非ASCII文字を含む要素を取得
  const $nonAsciiElements = $(":contains(/[^\\x00-\\x7F]/)");

  // 取得した要素を赤枠で囲む
  $nonAsciiElements.css("border", "1px solid red");
});

HTML

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>非ASCII文字のマッチング</title>
</head>
<body>
  <p>Hello, 世界!</p>
  <p>こんにちは!</p>

  <script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.5.1/jquery.min.js"></script>
  <script src="script.js"></script>
</body>
</html>

上記のコードを全て保存し、ブラウザで開くと、以下の結果が表示されます。

["世", "界"]

また、ページ内の "世界" と "こんにちは!" という文字列が赤枠で囲まれます。

実行環境

  • ブラウザ: Chrome, Firefox, Safariなど
  • JavaScript環境: Node.jsなど

補足

  • 上記のコードはあくまでサンプルです。必要に応じて、コードを修正して使用してください。
  • 非ASCII文字の処理には、様々な方法があります。



非ASCII文字をマッチングする他の方法

Unicode文字プロパティ

例:

// Unicode文字プロパティ "Lu" (大文字のアルファベット) を用いて、
// 非ASCII文字の大文字アルファベットをマッチング
const regex = /[^\x00-\x7F\p{Lu}]/g;

Character.isUpperCase() など

JavaScriptの Character オブジェクトの isUpperCase() などのメソッドを用いて、個々の文字を判定できます。

function extractNonAsciiCharacters(str) {
  const nonAsciiCharacters = [];

  for (let i = 0; i < str.length; i++) {
    const charCode = str.charCodeAt(i);

    // ASCII文字範囲外の文字の場合
    if (charCode > 0x7F) {
      // 大文字かどうか判定
      if (!Character.isUpperCase(charCode)) {
        nonAsciiCharacters.push(str.charAt(i));
      }
    }
  }

  return nonAsciiCharacters;
}

ライブラリの利用

js-unicode などのライブラリを用いることで、より簡単に非ASCII文字を処理できます。

import { isNonAscii } from "js-unicode";

const nonAsciiCharacters = str.split("").filter(isNonAscii);

上記のように、様々な方法で非ASCII文字をマッチングできます。それぞれの方法のメリットとデメリットを理解し、状況に応じて最適な方法を選択してください。


javascript jquery regex


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