ExpressでJSONデータ処理

2024-09-09

Express アプリケーションで JSON POST データを消費する方法

日本語解説

  1. ミドルウェア body-parser をインストール

    npm install body-parser
    

const express = require('express'); const bodyParser = require('body-parser');

const app = express(); app.use(bodyParser.json());


   3. **POST ルートを定義:**
```javascript
app.post('/your-endpoint', (req, res) => {
    const data = req.body; // JSON データが `req.body` に格納されます

    // JSON データを処理します
    console.log(data);
    res.json({ message: 'Data received successfully' });
});

解説

  • POST ルートのハンドラー内で、req.body を使用して JSON データを処理できます。
  • req.body オブジェクトに JSON データが格納されます。
  • body-parser.json() ミドルウェアは、リクエストボディを JSON オブジェクトに変換します。


app.post('/users', (req, res) => {
    const newUser = req.body;
    // 新しいユーザーをデータベースに保存する処理
    console.log('New user:', newUser);
    res.json({ message: 'User created successfully' });
});

この例では、POST リクエストで送信された JSON データを受け取り、新しいユーザーを作成する処理を行っています。

注意

  • エラー処理やバリデーションを追加して、安全なアプリケーションを作成してください。
  • JSON データの構造は、クライアント側で送信するデータと一致している必要があります。



ExpressでJSONデータ処理の例

例1: 基本的なJSONデータ受け取り

const express = require('express');
const bodyParser = require('body-parser');

const app = express();
app.use(bodyParser.json());

app.post('/users', (req, res) => {
    const newUser = req.   body;
    console.log('New user:', newUser);
    res.json({ message: 'User created successfully' });
});

app.listen(3000, () => {
    console.log('Server listening on port 3000');
});
  • 受け取ったJSONデータを処理し、レスポンスとしてJSONを返します。
  • POSTリクエストのハンドラーで、req.bodyにJSONデータが格納されます。

例2: バリデーションとエラー処理

const express = require('express');
const bodyParser = require('body-parser');
const Joi = require('joi');

const app = express();
app.use(bodyParser.   json());

const userSchema = Joi.object({
    name: Joi.string().required(),
    email: Joi.string().email().required()
});

app.post('/users', (req, res) => {
    const { error, value } = userSchema.validate(req.body);

    if (error) {
        return res.status(400).json({ error: error.details[0].message });
    }

    const n   ewUser = value;
    // 新しいユーザーをデータベースに保存する処理
    console.log('New user:', newUser);
    res.json({ message: 'User created successfully' });
});

app.listen(3000, () => {
    console.log('Server listening on port 3000');
});
  • バリデーションが成功した場合、受け取ったJSONデータを処理します。
  • バリデーションエラーが発生した場合、エラーメッセージをレスポンスとして返します。
  • Joiライブラリーを使って、JSONデータのバリデーションを行います。

例3: 中間層(ミドルウェア)の使用

const express = require('express');
const bodyParser = require('body-parser');
const userMiddleware = require('./userMiddleware'); // カスタムミドルウェア

const app = express();
app.use(bodyParser.json());
app.use('/users', userMiddleware);

app.post('/users', (req, res) => {
    const newUser = req.body;
    // 新しいユーザーをデータベースに保存する処理
    console.log('New user:', newUser);
    res.json({ message: 'User created successfully' });
});

app.listen(3000, () => {
    console.log('Server listening on port 3000');
});
  • ミドルウェア内で、リクエストデータの処理やバリデーションを行うことができます。
  • ミドルウェアは特定のルートやパスに適用されます。



組み込みのexpress.json()

Express v4.3以降では、組み込みのexpress.json()ミドルウェアが提供されています。これはbody-parserと同様の機能を提供します。

const express = require('express');

const app = express();
app.use(express.json());

// POSTルートの処理

サードパーティのミドルウェア

他にも多くのサードパーティのミドルウェアが利用できます。例えば:

  • multer
    マルチパートフォームデータを処理するミドルウェア。
  • qs
    クエリ文字列をパースするミドルウェア。

手動解析

場合によっては、手動でリクエストボディを解析する必要があるかもしれません。ただし、これは一般的には推奨されません。

app.post('/users', (req, res) => {
    let data = '';

    req.on('data', chunk => {
        data += chunk;
    });

    req.on('end', () => {
        try {
            const parsedData = JSON.parse(data);
            // 処理
        } catch (err) {
            // エラー処理
        }
    });
});

選択基準

  • パフォーマンス
    ほとんどの場合、パフォーマンスの差は無視できるほどです。
  • 機能
    特殊な機能が必要な場合は、サードパーティのミドルウェアを検討します。
  • シンプルさ
    組み込みのexpress.json()が最もシンプルです。

json node.js express



JSONデータのループ処理 (JSON Loop Processing)

jQueryのAJAXメソッドで非同期通信を行い、成功時に取得したJSON形式のデータをループ処理する方法について説明します。基本的な手順AJAXリクエスト$.ajax()メソッドを使用して、サーバーに非同期リクエストを送信します。successコールバック関数で、成功時の処理を定義します。...


JavaScriptでJSONに追加

JavaScriptでJSONオブジェクトに新しい属性(要素)を追加することは、プログラミングにおいて非常に一般的なタスクです。これは、既存のデータ構造に新しい情報を含める必要がある場合に特に有用です。オブジェクトの参照を取得既存のJSONオブジェクトへの参照を取得します。...


JSONをHTMLに変換する

**「Display JSON as HTML」**とは、プログラミングにおいて、JavaScript Object Notation(JSON)形式のデータをHTML(HyperText Markup Language)形式に変換して、ウェブページ上に表示する処理を指します。...


JSONエディタに関する解説

jQuery、Ajax、JSONを用いたプログラミングにおいて、プロパティエクスプローラのように動作するGUIベースまたはWebベースのJSONエディタについて日本語で説明してください。プロパティエクスプローラのような動作をするJSONエディタとは、JSONデータの階層構造をツリー形式で表示し、各プロパティの値を直接編集できるユーザインターフェースを提供するツールです。この種のエディタは、特にJSONデータを扱うプログラミングにおいて、可視化や編集の効率を高めるために広く利用されます。...


jQueryフォームデータオブジェクト変換

jQueryのserializeObject()メソッドを使うことで、フォームの入力データをJavaScriptのオブジェクトに変換することができます。これは、フォームデータをサーバーに送信する際や、クライアントサイドで処理する際に非常に便利になります。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



JSON改行処理について

JavaScriptでJSONを扱う際の改行処理について説明します。JSON自体は改行をサポートしていますが、通常は改行を含まない1行の文字列として扱われます。JSONは、キーと値のペアを中括弧 {} で囲み、複数のペアをカンマ , で区切ります。


JSON文字列安全変換ガイド

JSON文字列をオブジェクトに変換するとは、JSON形式のテキストデータをJavaScriptのオブジェクトに変換する操作を指します。これにより、JSONデータの構造や値をJavaScriptで操作できるようになります。安全な変換とは、エラーが発生する可能性を最小限に抑え、信頼性の高い変換を行うことを意味します。


jQuery JSON解析エラー解決

JavaScript日本語解説jQueryのAJAXクエリを使用して、JSONファイルからデータをフェッチし、解析できない場合の一般的な原因と解決方法について説明します。JSONファイルの形式が正しくないJSONバリデーターを使用して、ファイルのエラーをチェックすることもできます。


PythonとJavaScriptの日時JSON処理

JSON (JavaScript Object Notation) は、データ交換のための軽量なデータフォーマットです。Python と JavaScript の間でデータをやり取りする際に、日付と時刻を表すための JSON のフォーマットが重要になります。


JavaScriptにおけるオブジェクトのJSONへのシリアライズ

シリアライズとは、オブジェクトを文字列形式に変換するプロセスです。この文字列形式は、通常、ネットワーク経由で送信したり、ファイルに保存したりするために使用されます。JavaScriptでは、オブジェクトをJSON (JavaScript Object Notation)形式にシリアライズすることがよく行われます。