Bootstrap 行間余白調整方法
Twitter Bootstrap で行間に余白を追加する CSS
Twitter Bootstrap を使用して、行間に余白を追加する方法は、CSS の margin
プロパティを活用します。
行全体に余白を追加する
.row {
margin-top: 20px; /* 上部に20ピクセルの余白 */
}
このコードでは、すべての .row
クラスの要素の上部に 20 ピクセルの余白を追加します。
特定の行に余白を追加する
<div class="row">
</div>
<div class="row">
</div>
<div class="row">
<div class="row-space">
</div>
</div>
<style>
.row-space {
margin-top: 30px; /* 上部に30ピクセルの余白 */
}
</style>
この方法では、.row-space
クラスを特定の行に適用することで、その行にのみ余白を追加します。
Bootstrap のユーティリティクラスを使用する
<div class="row">
</div>
<div class="row mt-4">
</div>
Bootstrap は、mt-
というユーティリティクラスを提供しており、これを使用することで簡単に余白を追加できます。mt-4
は、上部に4remの余白を追加します。
注意
- Bootstrap のユーティリティクラスは、さまざまなブレイクポイントに対応しているので、レスポンシブデザインに適しています。
margin-top
の値は、ピクセル(px)、パーセント(%)、rem、em などさまざまな単位で指定できます。
コード例1: 全ての行に一律に余白を追加
.row {
margin-top: 20px; /* 上部に20ピクセルの余白 */
}
- margin-top: 20px
この行の要素の上部に20ピクセルの余白を追加します。つまり、全ての.row
クラスが適用された行に、一律に上方向に20ピクセルの空白が挿入されます。 - .row
Bootstrap のグリッドシステムで、行を表すクラスです。
<div class="row">
</div>
<div class="row">
</div>
<div class="row">
<div class="row-space">
</div>
</div>
<style>
.row-space {
margin-top: 30px; /* 上部に30ピクセルの余白 */
}
</style>
- margin-top: 30px
.row-space
クラスが適用された要素の上部に30ピクセルの余白を追加します。つまり、このクラスが割り当てられた行のみ、上方向に30ピクセルの空白が挿入されます。 - .row-space
新たに作成したクラスです。このクラスを適用したい行の内部に、別のdiv要素を追加し、このクラスを割り当てます。
<div class="row">
</div>
<div class="row mt-4">
</div>
- このクラスを
.row
クラスに直接追加することで、簡単に上方向の余白を設定できます。 - mt-4
Bootstrap が提供するユーティリティクラスの一つです。mt
はmargin-top
の略で、数字は余白の大きさを表します。4
は、4rem(remは相対的な長さを表す単位)の余白を意味します。
各コード例の解説と使い分け
- コード例3
Bootstrap のユーティリティクラスを利用することで、簡潔にコードを書くことができます。レスポンシブデザインに対応しており、様々なデバイスでの表示を考慮する際に便利です。 - コード例2
特定の行にのみ異なる量の余白を追加したい場合に便利です。より柔軟なレイアウト設計に役立ちます。 - コード例1
全ての行に同じ量の余白を追加したい場合に便利です。シンプルなレイアウトで、各行に均一な間隔を持たせたいときに適しています。
Twitter Bootstrap で行間に余白を追加する方法は、CSSの margin
プロパティや、Bootstrap が提供するユーティリティクラスを利用することで実現できます。どの方法を選ぶかは、デザインの要件やコードの可読性などを考慮して決定しましょう。
さらに詳しく知りたい方へ
- CSS の margin プロパティ
CSS のmargin
プロパティは、要素の外側の余白を設定する際に使用します。margin-top
の他にも、margin-bottom
,margin-left
,margin-right
といったプロパティがあります。
- レスポンシブデザイン
異なるサイズのデバイスに対応するために、レイアウトを柔軟に調整するデザイン手法です。Bootstrap は、レスポンシブデザインを簡単に実装するための様々な機能を提供しています。 - rem 単位
rem 単位は、要素のフォントサイズを基準とした相対的な長さです。親要素のフォントサイズが変更されると、子要素のサイズも連動して変化します。
Flexbox を活用する
<div class="row justify-content-center">
<div class="col-md-6">
</div>
<div class="col-md-6">
</div>
</div>
.row {
display: flex;
flex-direction: column;
gap: 20px; /* 行間に20ピクセルの余白 */
}
- gap: 20px
行間に20ピクセルの余白を追加します。 - flex-direction: column
行を縦方向に並べます。
Grid レイアウトを使用する
<div class="container">
<div class="row">
<div class="col-md-6">
</div>
<div class="col-md-6">
</div>
</div>
<div class="row mt-4">
<div class="col-md-12">
</div>
</div>
</div>
- mt-4
ユーティリティクラスを使用して、行間に余白を追加します。
カスタム CSS を使用する
.row {
margin-top: 20px; /* 上部に20ピクセルの余白 */
}
.row > div {
margin-bottom: 20px; /* 各要素の下部に20ピクセルの余白 */
}
- margin-bottom
各要素の下部に余白を追加します。 - margin-top
行全体に余白を追加します。
<div class="row">
<div class="col-md-6 mb-4">
</div>
<div class="col-md-6">
</div>
</div>
- mb-4
各要素の下部に余白を追加します。
css twitter-bootstrap