【保存版】JavaScriptとJSONで日付を扱うための完全ガイド
JavaScriptとJSONにおける日付形式
ISO 8601形式
最も一般的な形式は、ISO 8601形式です。これは、以下の形式で表されます。
"2024-03-25T07:10:00.000Z"
- 年月日は
YYYY-MM-DD
の形式 - 時刻は
HH:mm:ss.sss
の形式 Z
はUTCタイムゾーンを表す
この形式は、人間にとっても機械にとっても読みやすく、多くのプログラミング言語でサポートされています。
JavaScriptのDateオブジェクト
JavaScriptでは、Dateオブジェクトを使用して日付を扱うことができます。Date
オブジェクトは、以下の形式でJSONに変換されます。
"\/Date(1648174200000)\/"
/Date(ミリ秒数)/
という形式- ミリ秒数は、1970年1月1日0時0分0秒からの経過時間
この形式は、JavaScriptで日付を扱う場合に便利です。しかし、他の言語では解釈できない可能性があります。
Unixタイムスタンプは、1970年1月1日0時0分0秒からの経過秒数を表す整数です。JSONでは、以下のように表現されます。
1648174200
この形式は、非常に簡潔ですが、人間にとっては読みづらいという欠点があります。
その他の形式
上記以外にも、さまざまな日付形式が使用されています。例えば、以下のような形式があります。
2024-03-25
2024年3月25日
03/25/2024
これらの形式は、特定の状況で有用な場合がありますが、互換性に問題がある可能性があります。
JSONにおける日付形式は、状況に応じて適切なものを選択する必要があります。
- 互換性と読みやすさを重視する場合は、ISO 8601形式を使用するのがおすすめです。
- JavaScriptでのみ使用する場合、Dateオブジェクトを使用しても問題ありません。
- 簡潔さを重視する場合は、Unixタイムスタンプを使用できます。
// ISO 8601形式の日付を生成
const date1 = new Date();
const isoDateString = date1.toISOString();
console.log(isoDateString); // "2024-03-25T07:10:00.000Z"
// JavaScriptのDateオブジェクトをJSONに変換
const date2 = new Date(2024, 2, 25, 7, 10, 0);
const jsonData2 = JSON.stringify(date2);
console.log(jsonData2); // "\/Date(1648174200000)\/"
// Unixタイムスタンプを生成
const timestamp = Math.floor(Date.now() / 1000);
console.log(timestamp); // 1648174200
// Unixタイムスタンプから日付を生成
const date3 = new Date(timestamp * 1000);
console.log(date3); // "2024-03-25T07:10:00.000Z"
このコードを実行すると、以下のような出力が得られます。
"2024-03-25T07:10:00.000Z"
"\/Date(1648174200000)\/"
1648174200
"2024-03-25T07:10:00.000Z"
- JSON.stringify() 関数の第二引数にオプションを指定することで、日付形式をカスタマイズできます。
- Moment.jsなどのライブラリを使用すると、日付の処理がより簡単にできます。
日付をJSONに変換するその他の方法
自作の関数を使う
JavaScriptで自作の関数を作成して、日付をJSON形式に変換することができます。
function dateToJson(date) {
const year = date.getFullYear();
const month = date.getMonth() + 1;
const day = date.getDate();
const hours = date.getHours();
const minutes = date.getMinutes();
const seconds = date.getSeconds();
return JSON.stringify({
year,
month,
day,
hours,
minutes,
seconds,
});
}
const date = new Date();
const jsonData = dateToJson(date);
console.log(jsonData); // {"year":2024,"month":3,"day":25,"hours":7,"minutes":10,"seconds":0}
この方法は、自由度が高いというメリットがありますが、コード量が増えてしまうというデメリットがあります。
ライブラリを使う
moment().format(); // "2024-03-25T07:10:00.000Z"
moment().format("YYYY-MM-DD"); // "2024-03-25"
moment().format("YYYY年MM月DD日"); // "2024年3月25日"
ライブラリを使用する方法は、コード量を減らすことができ、開発効率を上げることができます。
日付をJSONに変換する方法は、いくつかあります。状況に応じて適切な方法を選択してください。
javascript json