type="text/javascript"属性とは
Internet Explorerで自己終了スクリプト要素が機能しない理由
type="module"
属性は、ES6モジュールと呼ばれる新しいJavaScriptモジュールシステムを使用するスクリプトを指定します。この属性を使用するスクリプトは、export
キーワードを使用してモジュールから他のモジュールに公開する変数や関数を宣言できます。
Internet Explorerは、ES6モジュールシステムをサポートしていないため、type="module"
属性を持つスクリプトはIEで動作しません。
解決策
Internet Explorerで自己終了スクリプト要素を使用するには、次のいずれかの解決策を使用できます。
type="text/javascript"属性を使用する
スクリプトでES6モジュールシステムを使用する必要がない場合は、type="text/javascript"
属性を使用してスクリプトをIEと互換性を持たせることができます。
Babelを使用する
Babelは、ES6コードをES5コードに変換できるコンパイラです。Babelを使用してコードを変換することで、IEを含むすべてのブラウザで動作させることができます。
別のブラウザを使用する
Internet Explorerは古いブラウザであり、最新のWeb標準をサポートしていないため、別のブラウザを使用することをお勧めします。
その他の注意事項
- Internet Explorerは、2022年6月15日にサポート終了となりました。
- 自己終了スクリプト要素は、IE10およびそれ以降のバージョンでのみサポートされます。
- IEでスクリプトを使用する場合は、IEの互換性モードを使用する必要がある場合があります。
<script type="module">
export function add(a, b) {
return a + b;
}
</script>
このコードは、add
という名前の関数をエクスポートするES6モジュールです。このコードはIEでは動作しません。
<script type="text/javascript">
function add(a, b) {
return a + b;
}
</script>
// ES6コード
export function add(a, b) {
return a + b;
}
// Babelを使用してES5コードに変換
const add = function(a, b) {
return a + b;
};
このコードは、Babelを使用してES6コードをES5コードに変換します。このコードはIEを含むすべてのブラウザで動作します。
Internet Explorerで自己終了スクリプト要素を使用するその他の方法
async属性を使用する
async
属性は、スクリプトが非同期的に実行されることを指定します。この属性を使用することで、スクリプトのダウンロードと実行がページのレンダリングをブロックしないようにすることができます。
例
<script async src="script.js"></script>
defer属性を使用する
<script defer src="script.js"></script>
onload
イベントは、ページの読み込みが完了したときに発生します。このイベントを使用して、スクリプトをページの読み込み後に実行することができます。
<script>
window.onload = function() {
// スクリプトを実行
};
</script>
readystatechange
イベントは、ドキュメントの状態が変化したときに発生します。このイベントを使用して、スクリプトをドキュメントの準備ができた後に実行することができます。
<script>
document.onreadystatechange = function() {
if (document.readyState === "complete") {
// スクリプトを実行
}
};
</script>
注意事項
- 上記の方法を使用する場合は、スクリプトがIEで動作することを確認する必要があります。
javascript html internet-explorer