プライバシーを守るために!HTMLフォームのオートコンプリート機能を無効化しよう

2024-04-04

ブラウザのオートコンプリートを無効にする方法

HTMLの input タグには autocomplete 属性があり、この属性を設定することで、オートコンプリート機能を無効化できます。

<input type="text" name="username" autocomplete="off">

上記の場合、username フィールドではオートコンプリート機能が動作しなくなります。

autocomplete 属性の値

  • off: オートコンプリート機能を無効にする
  • username: ユーザー名のみオートコンプリート
  • password: パスワードのみオートコンプリート
  • email: メールアドレスのみオートコンプリート
  • tel: 電話番号のみオートコンプリート
  • credit-card: クレジットカード番号のみオートコンプリート
  • street-address: 住所のみオートコンプリート
  • address-line1: 住所1行目のみオートコンプリート

JavaScriptを使用して、オートコンプリート機能を無効にすることもできます。

const inputElement = document.getElementById('username');
inputElement.autocomplete = 'off';

ブラウザ設定

多くのブラウザでは、設定画面からオートコンプリート機能を無効化できます。

Chrome

  1. Chromeを開きます。
  2. 右上の3点リーダーをクリックします。
  3. 「設定」を選択します。
  4. 「パスワード」>「自動ログイン」の項目で「パスワードを保存できるようにする」をオフにします。

Firefox

  1. Firefoxを開きます。
  2. 「プライバシーとセキュリティ」タブを選択します。
  3. 「履歴」>「フォームデータと履歴」の項目で「オートコンプリート」をオフにします。

Safari

  1. Safariを開きます。
  2. 「パスワード」タブを選択します。
  3. 「自動入力」の項目で「ユーザー名とパスワード」をオフにします。

Edge

  1. Edgeを開きます。

これらの方法を組み合わせることで、より詳細な制御が可能になります。

ブラウザのオートコンプリート機能は便利ですが、プライバシーの観点から無効化したい場合もあります。上記の方法を参考に、必要に応じてオートコンプリート機能を無効化してください。




<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>オートコンプリート無効化サンプル</title>
</head>
<body>
  <form action="/action_page.php" method="post">
    <label for="username">ユーザー名:</label>
    <input type="text" id="username" name="username" autocomplete="off">
    <br>
    <label for="password">パスワード:</label>
    <input type="password" id="password" name="password" autocomplete="off">
    <br>
    <input type="submit" value="送信">
  </form>
</body>
</html>
  • JavaScriptを使用してオートコンプリート機能を無効にする方法も紹介しましたが、より詳細な情報は上記の参考資料を参照してください。
  • ブラウザ設定からオートコンプリート機能を無効にする方法も紹介しましたが、各ブラウザの設定画面の場所は異なる場合があります。詳細は各ブラウザのヘルプドキュメントを参照してください。



ブラウザのオートコンプリート機能を無効にする方法

拡張機能

いくつかのブラウザでは、オートコンプリート機能を無効にする拡張機能が提供されています。

これらの拡張機能をインストールすると、ブラウザ全体のオートコンプリート機能を無効化できます。

ユーザーエージェント

ブラウザのユーザーエージェントを変更することで、オートコンプリート機能を無効化できる場合があります。

  1. アドレスバーに chrome://flags/ と入力します。
  2. 「検索」ボックスに user agent と入力します。
  3. 「User-Agent Client Hints」の項目を「Disabled」に変更します。
  1. 「検索」ボックスに general.useragent.override と入力します。

ユーザーエージェントを変更すると、ウェブサイトに認識されるブラウザの情報が変わります。そのため、オートコンプリート機能が動作しなくなる場合があります。

プライバシーモード

多くのブラウザでは、プライバシーモードで閲覧すると、オートコンプリート機能が無効化されます。

  1. 「新規シークレットウィンドウ」を選択します。

プライバシーモードでは、閲覧履歴や入力情報が保存されません。そのため、オートコンプリート機能が動作しなくなります。

ブラウザのオートコンプリート機能を無効にする方法はいくつかあります。上記の方法を参考に、自分に合った方法を選択してください。

注意点

  • オートコンプリート機能を無効化すると、フォームに入力する手間が増える場合があります。
  • プライバシーモードを使用すると、閲覧履歴や入力情報が保存されないため、利便性が低下する場合があります。

これらの点を考慮して、オートコンプリート機能を無効にするかどうかを決定してください。


html forms browser


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