JavaScriptで日付を減らす方法

JavaScriptで日付から日数を引く方法

JavaScriptでは、Dateオブジェクトから日数を引くために、次の方法を使用できます。

setDate()メソッドを使用する

このメソッドは、日付オブジェクトの日数を設定します。負の値を指定すると、その日数が引かれます。

const today = new Date(); // 今日の日付を取得

// 3日を引く
today.setDate(today.getDate() - 3);

console.log(today); // 3日前の日付を出力

getTime()とsetTime()メソッドを使用する

これらのメソッドは、日付オブジェクトをミリ秒単位で取得および設定します。日数をミリ秒に変換し、その値を減じてからsetTime()で設定することで、日数を引くことができます。

const today = new Date();

// 3日を引く
today.setTime(today.getTime() - 3 * 24 * 60 * 60 * 1000); // 1日 = 24時間 * 60分 * 60秒 * 1000ミリ秒

console.log(today); // 3日前の日付を出力

Dateオブジェクトのコンストラクタを使用する

日付オブジェクトを再作成し、日数を減じた値を指定することで、日数を引くことができます。

const today = new Date();
const daysToSubtract = 3;

const newDate = new Date(today.getTime() - daysToSubtract * 24 * 60 * 60 * 1000);

console.log(newDate); // 3日前の日付を出力

注意

• setDate()メソッドは、月や年の変更も自動的に処理します。
• 日数を引く際には、時差や夏時間などの影響を考慮する必要がある場合があります。

JavaScriptで日付を減らす方法のコード例

const today = new Date(); // 今日の日付を取得

// 3日を引く
today.setDate(today.getDate() - 3);

console.log(today); // 3日前の日付を出力

• console.log(today)で3日前の日付を出力します。
• today.setDate()で現在の日の数値から3を引いた値を設定します。

const today = new Date();

// 3日を引く
today.setTime(today.getTime() - 3 * 24 * 60 * 60 * 1000); // 1日 = 24時間 * 60分 * 60秒 * 1000ミリ秒

console.log(today); // 3日前の日付を出力

• today.setTime()で現在の時刻から計算したミリ秒を引いた値を設定します。
• 3 * 24 * 60 * 60 * 1000で3日分のミリ秒を計算します。
• today.getTime()で現在の時刻をミリ秒単位で取得します。

const today = new Date();
const daysToSubtract = 3;

const newDate = new Date(today.getTime() - daysToSubtract * 24 * 60 * 60 * 1000);

console.log(newDate); // 3日前の日付を出力

• new Date()で新しい日付オブジェクトを作成し、計算したミリ秒を指定します。
• daysToSubtract * 24 * 60 * 60 * 1000で引く日数分のミリ秒を計算します。

ライブラリを使用する

JavaScriptのDateオブジェクトは、日付の操作に便利な機能を提供しますが、より複雑な操作や特定のフォーマットが必要な場合は、ライブラリを使用することもできます。

• Luxon
  よりモダンなライブラリで、国際化やタイムゾーンのサポートが充実しています。
• Moment.js
  よく使われるライブラリで、日付の操作やフォーマットを簡単に行うことができます。

日付オブジェクトを作成する際に、直接年、月、日、時、分、秒を指定することもできます。

const today = new Date();
const daysToSubtract = 3;

const newDate = new Date(today.getFullYear(), today.getMonth(), today.getDate() - daysToSubtract, today.getHours(), today.getMinutes(), today.getSeconds());

console.log(newDate); // 3日前の日付を出力

Dateオブジェクトのメソッドを組み合わせて使用する

setDate()メソッド以外にも、setFullYear()、setMonth()、setHours()、setMinutes()、setSeconds()などのメソッドを使用して、日付の各要素を直接設定することができます。

const today = new Date();
const daysToSubtract = 3;

today.setDate(today.getDate() - daysToSubtract);

console.log(today); // 3日前の日付を出力