FormDataとXMLHttpRequestを使ったファイルアップロード

2024-04-05

jQueryでファイルを非同期的にアップロードする方法

$.ajax()を使ってファイルを非同期的にアップロードするには、以下の手順が必要です。

  1. input type="file"要素を用意します。
  2. $.ajax()を使って、フォームデータをサーバーに送信します。
  3. サーバー側でアップロードされたファイルを受け取り、処理します。

以下のコード例は、$.ajax()を使ってファイルを非同期的にアップロードする方法を示しています。

<input type="file" id="file">
$(document).ready(function() {
  $('#file').on('change', function() {
    var formData = new FormData();
    formData.append('file', $(this)[0].files[0]);

    $.ajax({
      url: '/upload',
      type: 'POST',
      data: formData,
      contentType: false,
      processData: false,
      success: function(data) {
        // アップロード成功時の処理
      },
      error: function(xhr, status, error) {
        // アップロード失敗時の処理
      }
    });
  });
});

jQuery File Uploadは、ファイルを非同期的にアップロードするためのjQueryプラグインです。$.ajax()を使うよりも簡単にファイルアップロードを実装することができます。

<input type="file" id="file">
$(document).ready(function() {
  $('#file').fileupload({
    url: '/upload',
    dataType: 'json',
    success: function(data) {
      // アップロード成功時の処理
    },
    error: function(xhr, status, error) {
      // アップロード失敗時の処理
    }
  });
});
  • 簡単なファイルアップロードの場合は、$.ajax()を使う方法で十分です。
  • 複雑なファイルアップロード機能が必要な場合は、jQuery File Uploadを使うと便利です。



<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>ファイルアップロードサンプル</title>
  <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
</head>
<body>
  <h1>ファイルアップロード</h1>
  <input type="file" id="file">
  <button id="upload">アップロード</button>

  <script>
  $(document).ready(function() {
    $('#upload').on('click', function() {
      var formData = new FormData();
      formData.append('file', $('#file')[0].files[0]);

      $.ajax({
        url: '/upload',
        type: 'POST',
        data: formData,
        contentType: false,
        processData: false,
        success: function(data) {
          // アップロード成功時の処理
          alert('アップロード成功!');
        },
        error: function(xhr, status, error) {
          // アップロード失敗時の処理
          alert('アップロード失敗!');
        }
      });
    });
  });
  </script>
</body>
</html>

このコードを保存してブラウザで開くと、ファイルを選択してアップロードできるようになります。

以下のコード例は、PHPを使ってアップロードされたファイルを受け取り、処理する方法を示しています。

<?php

// アップロードされたファイルの保存先
$upload_dir = './uploads/';

// ファイル情報の取得
$file_name = $_FILES['file']['name'];
$file_tmp_name = $_FILES['file']['tmp_name'];
$file_size = $_FILES['file']['size'];
$file_type = $_FILES['file']['type'];

// ファイルの移動
move_uploaded_file($file_tmp_name, $upload_dir . $file_name);

// アップロード成功時の処理
echo 'アップロード成功!';

?>

このコードを保存して、$.ajax()で指定したURLに配置します。

注意事項

  • アップロードできるファイルサイズやファイルの種類は、サーバーの設定によって制限されます。
  • セキュリティ対策のため、アップロードされたファイルの拡張子を検証するなど、適切な対策を講じる必要があります。

X




jQueryでファイルを非同期的にアップロードする他の方法

$.ajax()を使う方法以外にも、FormDataXMLHttpRequestを使ってファイルを非同期的にアップロードすることができます。

<input type="file" id="file">
$(document).ready(function() {
  $('#file').on('change', function() {
    var formData = new FormData();
    formData.append('file', $(this)[0].files[0]);

    var xhr = new XMLHttpRequest();
    xhr.open('POST', '/upload');
    xhr.onload = function() {
      if (xhr.status === 200) {
        // アップロード成功時の処理
      } else {
        // アップロード失敗時の処理
      }
    };
    xhr.send(formData);
  });
});

iframeを使ってファイルを非同期的にアップロードすることができます。

<iframe id="upload_frame" name="upload_frame" src="about:blank"></iframe>

<form action="/upload" method="post" enctype="multipart/form-data" target="upload_frame">
  <input type="file" name="file">
  <input type="submit" value="アップロード">
</form>

第三者のライブラリを使う方法

jQuery File Upload以外にも、ファイルを非同期的にアップロードするための第三者のライブラリが多数存在します。

以下は、代表的なライブラリの例です。

これらのライブラリを使うと、より簡単にファイルアップロード機能を実装することができます。

X X 0 それぞれの方法のメリットとデメリット

それぞれの方法のメリットとデメリット

$.ajax()を使う方法

  • メリット

    • 比較的簡単に実装できる
    • jQueryの知識があればすぐに使える
    • 複雑なファイルアップロード機能には不向き
    • サーバー側の処理を記述する必要がある

FormDataとXMLHttpRequestを使う方法

    • 柔軟性が高い
    • 細かい制御が可能

iframeを使う方法

    • シンプルな実装
    • アップロード状況の進捗を表示できない
    • セキュリティ上のリスクがある
    • 簡単な実装
    • 豊富な機能
    • カスタマイズ性が高い
    • ライブラリの学習コスト
    • ファイルサイズが大きくなる

どの方法を選ぶべきかは、プロジェクトの要件と開発者のスキルによって異なります。

  • 複雑なファイルアップロード機能が必要な場合は、FormDataXMLHttpRequestを使う方法または第三者のライブラリを使う方法がおすすめです。

javascript jquery ajax


jQueryを使ってCSSのbackground-imageプロパティで背景画像を設定する方法

方法1: css()メソッドを使うどちらの方法でも、以下の点に注意する必要があります。画像のURLは、絶対パスまたは相対パスで指定できます。画像のURLを二重引用符で囲む必要があります。背景画像を繰り返し表示したい場合は、background-repeatプロパティを設定する必要があります。...


【現役エンジニアが解説!】jQueryを使った多段階フォームのリセットテクニック

多段階フォームは、ユーザーが複数のステップを経て情報を提供するフォームです。これらのフォームは、長くて複雑になる可能性があり、ユーザーが前のステップに戻ってエラーを修正したい場合に問題が発生する可能性があります。jQuery を使用すると、多段階フォームを簡単にリセットできます。このチュートリアルでは、jQuery を使用して多段階フォームをリセットする方法をいくつか紹介します。...


canvas2imageライブラリでキャプチャする

JavaScriptHTMLCanvasCanvas の toDataURL() メソッドを使用するtoDataURL() メソッドは、キャンバスの内容をDataURL 形式で取得します。DataURL 形式は、画像データを Base64 エンコードされた文字列として表します。...


【保存版】JavaScript、jQuery、AJAXを駆使したFormDataを使ったファイルアップロードの実装方法

このガイドでは、JavaScript、jQuery、AJAXを組み合わせて、FormDataオブジェクトを使ってファイルをアップロードする方法を詳しく説明します。ステップ1:ファイル選択とFormDataの作成HTMLフォームに <input type="file"> 要素を追加します。これは、ユーザーがファイルをアップロードする際に使用するファイル選択フィールドになります。...


Jestで遭遇する謎のエラー「localStorage is not available for opaque origins」を撃退せよ!

JavaScriptのテストフレームワークであるJestで、localStorageにアクセスしようとすると、以下のエラーが発生する場合があります。このエラーは、テストを実行している環境がlocalStorageへのアクセスを許可していない場合に発生します。これは、以下の状況で起こりえます。...