CSS 〜セレクタ解説

2024-09-22

"~" CSS セレクタの説明(日本語)

CSSにおける「~」セレクタは、指定された要素の直後の兄弟要素にマッチします。

具体的な使い方

/* 
 * <h1>タグの直後の兄弟要素である<p>タグにスタイルを適用します。
 */
h1 ~ p {
  color: blue;
}

この例では、<h1>タグのすぐ後に続く<h2>タグにのみスタイルが適用されます。

重要ポイント

  • 直後
    間に他の要素が存在しないことを意味します。
  • 兄弟要素
    直前の要素と同じ親要素を持つ要素です。

他のセレクタとの比較

  • > セレクタ: 子要素にマッチします。



「~」セレクタの具体例(日本語)

例1: 直後の兄弟要素にスタイルを適用

<div>
  <h1>タイトル</h1>
  <p>本文</p>
  <p>もう一つの本文</p>
</div>
h1 ~ p {
  color: blue;
}
<div>
  <h2>サブタイトル</h2>
  <p>本文</p>
  <ul>
    <li>リストアイテム1</li>
    <li>リストアイテム2</li>
  </ul>
  <p>もう一つの本文</p>
</div>
h2 ~ p, h2 ~ ul {
  font-size: 14px;
}

例3: 複雑な条件での使用

<div>
  <h1>タイトル</h1>
  <nav>
    <ul>
      <li><a href="#">リンク1</a></li>
      <li><a href="#">リンク2</a></li>
    </ul>
  </nav>
  <p>本文</p>
</div>
nav ~ p {
  margin-top: 20px;
}



親要素と子要素のセレクタ

  • 子要素のセレクタ
    親要素内の特定の子要素を指定します。


/* <h1>タグの直後の兄弟要素である<p>タグにスタイルを適用 */
div > h1 + p {
  color: blue;
}

この例では、<div>要素の子要素である<h1>タグの直後の兄弟要素である<p>タグにスタイルを適用します。

JavaScriptによる操作

  • DOM操作
    JavaScriptを使用して、要素の属性やスタイルを直接変更します。
const h1 = document.querySelector('h1');
const nextSibling = h1.nextElementSibling;
nextSibling.style.color = 'blue';

この例では、JavaScriptを使用して<h1>タグの直後の兄弟要素のスタイルを変更します。

CSSのカスケードルール

  • 特異度
    セレクタの特異度に基づいてスタイルが適用されます。
/* <h1>タグの直後の兄弟要素である<p>タグにスタイルを適用 */
div > h1 + p {
  color: blue;
}

/* より特異度の高いセレクタ */
div.container > h1 + p {
  color: red;
}

この例では、特異度の高いセレクタが優先され、<p>タグのスタイルが赤色になります。


css css-selectors



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