CSSで一つの要素に複数のクラスを適用する方法

2024-08-25

CSSでは、一つの要素に複数のクラスを適用することができます。これにより、複数のスタイルを組み合わせたり、条件に基づいてスタイルを変更したりすることができます。

方法

  1. クラスの定義

    • それぞれのクラスに独自のスタイルを定義します。
    .class1 {
        color: blue;
        font-size: 18px;
    }
    
    .class2 {
        background-color: yellow;
        border: 1px solid black;
    }
    
  2. 要素へのクラスの適用

    • 要素の class 属性に複数のクラス名をスペースで区切って指定します。
    <p class="class1 class2">This is a paragraph with multiple classes.</p>
    

上記の例では、<p> 要素に class1class2 の両方のクラスが適用されています。これにより、パラグラフは青色のテキスト、18ピクセルのフォントサイズ、黄色の背景色、および黒い枠線を持つようになります。

活用例

  • 再利用性
    よく使用するスタイルをクラスとして定義し、複数の要素に再利用することができます。
  • スタイルの組み合わせ
    複数のクラスを組み合わせることで、複雑なスタイルを簡単に作成することができます。
  • 条件に基づいたスタイル変更
    JavaScriptやサーバーサイド言語を使用して、条件に基づいて異なるクラスを適用し、動的なスタイル変更を実現します。

注意

  • 複数のクラスを適用すると、スタイルが競合する場合があります。この場合は、スタイルの優先順位が考慮されます。
  • クラス名が重複しないように注意してください。



<p class="paragraph">This is a paragraph.</p>

<script>
  const paragraph = document.querySelector('.paragraph');

  if (condition) {
    paragraph.classList.add('highlight');
  } else {
    paragraph.classList.remove('highlight');
  }
</script>
.highlight {
  background-color: yellow;
  font-weight: bold;
}

この例では、JavaScriptを使用して条件に基づいて highlight クラスを追加または削除します。これにより、条件が満たされた場合にパラグラフが強調表示されます。

例2: スタイルの組み合わせ

<div class="card">
  <h2 class="card-title">Title</h2>
  <p class="card-content">Content</p>
</div>
.card {
  border: 1px solid black;
  padding: 10px;
}

.card-title {
  font-size: 20px;
  font-weight: bold;
}

.card-content {
  color: gray;
}

この例では、カード要素に card, card-title, card-content の複数のクラスを適用しています。これにより、カード要素は枠線、パディング、タイトルのスタイル、およびコンテンツのスタイルを組み合わせた外観になります。

例3: 再利用性

<button class="primary-button">Primary Button</button>
<button class="secondary-button">Secondary Button</button>
.primary-button {
  background-color: blue;
  color: white;
}

.secondary-button {
  background-color: gray;
  color: black;
}



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