Node.jsでサードパーティライブラリを使わずにファイルをダウンロードする方法

2024-04-02

Node.jsでファイルをダウンロードする方法(サードパーティライブラリを使わずに)

必要なもの

  • Node.js
  • ファイルのURL

手順

  1. http または https モジュールをインポートします。
const https = require('https');
  1. ファイルのURLを指定して、request オブジェクトを作成します。
const url = 'https://example.com/file.txt';
const request = https.request(url, (response) => {
  // ...
});
  1. response オブジェクトの data イベントを処理し、ダウンロードしたデータを受け取ります。
request.on('data', (data) => {
  // データを処理
  // 例:ファイルに書き込む
  fs.writeFile('file.txt', data, (err) => {
    if (err) {
      console.error(err);
    } else {
      console.log('ファイルのダウンロードが完了しました');
    }
  });
});
  1. エラーが発生した場合は、error イベントを処理します。
request.on('error', (err) => {
  console.error(err);
});
  1. 最後に、request オブジェクトを実行します。
request.end();
const https = require('https');
const fs = require('fs');

const url = 'https://example.com/file.txt';
const request = https.request(url, (response) => {
  response.on('data', (data) => {
    fs.writeFile('file.txt', data, (err) => {
      if (err) {
        console.error(err);
      } else {
        console.log('ファイルのダウンロードが完了しました');
      }
    });
  });
});

request.on('error', (err) => {
  console.error(err);
});

request.end();

ポイント

  • ファイルのサイズが大きい場合は、data イベントを複数回処理する必要があります。
  • ダウンロードの進捗状況を表示したい場合は、response オブジェクトの progress イベントを使用できます。
  • ファイル名や保存場所を指定したい場合は、request オブジェクトの headers プロパティを使用できます。
  • 上記のコードは基本的なファイルダウンロードの例です。 実際のユースケースに合わせて、コードを修正する必要があります。
  • セキュリティ上の理由から、ダウンロードするファイルのURLは信頼できるソースから取得する必要があります。



const https = require('https');
const fs = require('fs');

const url = 'https://example.com/file.txt';
const request = https.request(url, (response) => {
  // ファイル名と保存場所を指定
  const filename = 'my-file.txt';
  const filepath = `${__dirname}/downloads/${filename}`;

  // ファイル書き込み用のストリームを作成
  const writeStream = fs.createWriteStream(filepath);

  // ダウンロードしたデータをストリームに書き込む
  response.pipe(writeStream);

  // 書き込み完了時の処理
  writeStream.on('finish', () => {
    console.log(`ファイル "${filename}" のダウンロードが完了しました`);
  });

  // エラー処理
  writeStream.on('error', (err) => {
    console.error(err);
  });
});

// エラー処理
request.on('error', (err) => {
  console.error(err);
});

// リクエスト実行
request.end();
  • 上記のサンプルコードでは、ファイル名と保存場所を filenamefilepath 変数で指定しています。
  • ダウンロードしたデータは、response オブジェクトから pipe() メソッドを使用して、writeStream オブジェクトに書き込みます。
  • 書き込み完了時とエラー発生時の処理をそれぞれ writeStream オブジェクトの finish イベントと error イベントで処理しています。



Node.jsでファイルをダウンロードするその他の方法

fs モジュールの writeFile メソッドを使用して、ファイルを直接ダウンロードすることができます。

const fs = require('fs');

const url = 'https://example.com/file.txt';
const filepath = `${__dirname}/downloads/file.txt`;

// ファイル内容を取得
const fileContent = await fetch(url).then(response => response.text());

// ファイルを書き込む
fs.writeFile(filepath, fileContent, (err) => {
  if (err) {
    console.error(err);
  } else {
    console.log('ファイルのダウンロードが完了しました');
  }
});
  • 上記のコードでは、fetch APIを使用してファイル内容を取得しています。
  • ファイル内容を取得したら、fs モジュールの writeFile メソッドを使用してファイルを書き込みます。

メリット

  • シンプルで分かりやすい
  • ファイルサイズが大きい場合、メモリ使用量が多くなる

wget コマンドを使用して、ファイルをダウンロードすることができます。

wget https://example.com/file.txt -O ./downloads/file.txt
  • 上記のコマンドは、wget コマンドを使用してファイルをダウンロードし、./downloads/file.txt という名前で保存します。
  • ファイルサイズが大きい場合でも効率的にダウンロードできる
  • コマンド操作が必要

3rd パーティライブラリ

axios, request などの 3rd パーティライブラリを使用して、ファイルをダウンロードすることができます。

const axios = require('axios');

const url = 'https://example.com/file.txt';
const filepath = `${__dirname}/downloads/file.txt`;

// ファイルをダウンロード
axios.get(url, {responseType: 'stream'})
  .then(response => {
    const writeStream = fs.createWriteStream(filepath);
    response.data.pipe(writeStream);

    writeStream.on('finish', () => {
      console.log('ファイルのダウンロードが完了しました');
    });
  })
  .catch(err => {
    console.error(err);
  });
  • 上記のコードでは、axios ライブラリを使用してファイルをダウンロードしています。
  • 使いやすい
  • 様々な機能が利用可能
  • 3rd パーティライブラリをインストールする必要がある

どの方法を使うべきかは、ファイルサイズ、使いやすさ、機能性などの要件によって異なります。

  • ファイルサイズが小さく、シンプルな方法でダウンロードしたい場合は、fs モジュールの writeFile メソッドを使うのがおすすめです。
  • ファイルサイズが大きい場合は、wget コマンドを使うのがおすすめです。
  • 使いやすさや機能性を重視したい場合は、3rd パーティライブラリを使うのがおすすめです。

javascript node.js download


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