【超時短】AngularJS ng-optionsでselect要素のオプションリストを生成:効率アップ
AngularJSにおけるng-optionsでvalueプロパティを設定する方法
しかし、場合によっては、オブジェクトのプロパティとは異なる値をオプションの値として設定したい場合があります。そのような場合は、value
プロパティを使用して、オプションの値を明示的に指定することができます。
value
プロパティは、ng-options
ディレクティブの式として指定されます。式の構文は次のとおりです。
value as label for item in collection
value
: オプションの値を指定する式as
: ラベルと値を区切るキーワードfor
: オプションリストを生成するデータソースを指定する式item
: データソース内の各アイテムを表す変数
valueプロパティの使用例
以下の例は、items
という配列内のオブジェクトのid
プロパティをオプションの値として設定する方法を示しています。
<select ng-model="selectedId" ng-options="item.id as item.name for item in items">
</select>
この例では、selectedId
モデル変数に、選択されたオプションのid
プロパティ値が格納されます。
補足
value
プロパティは、label
プロパティと一緒に使用しなければなりません。value
プロパティ式は、オプションリストを生成する前に評価されます。value
プロパティを使用して、オブジェクトのプロパティ以外の値を設定することができます。
<!DOCTYPE html>
<html ng-app="myApp">
<head>
<title>ng-options Example</title>
<script src="https://angularjs.org/" type="text/javascript"></script>
</head>
<body>
<div ng-controller="MyController">
<h1>Select a User</h1>
<select ng-model="selectedUserId" ng-options="user.id as user.name for user in users">
</select>
<p>Selected User: {{ selectedUserId }}</p>
</div>
<script>
var app = angular.module('myApp', []);
app.controller('MyController', function($scope) {
$scope.users = [
{ id: 1, name: 'John Doe' },
{ id: 2, name: 'Jane Doe' },
{ id: 3, name: 'Peter Jones' },
];
$scope.selectedUserId = $scope.users[0].id;
});
</script>
</body>
</html>
このコードは以下の動作をします。
myApp
というAngularモジュールを定義します。MyController
というコントローラーを定義します。users
という配列を定義します。この配列には、id
とname
プロパティを持つオブジェクトが格納されています。selectedUserId
というモデル変数を定義します。この変数には、選択されたユーザーのIDが格納されます。select
要素を生成します。ng-options
ディレクティブを使用して、users
配列内のオブジェクトに基づいてオプションリストを生成します。value
プロパティを使用して、オプションの値をid
プロパティに設定します。ng-model
ディレクティブを使用して、selectedUserId
モデル変数をselect
要素にバインドします。p
要素を生成します。{{ selectedUserId }}
という式を使用して、選択されたユーザーのIDを表示します。
このサンプルコードは、ng-options
ディレクティブとvalue
プロパティを使用して、select
要素のオプションリストを動的に生成する方法を理解するための出発点として使用できます。
ng-optionsディレクティブでvalueプロパティを使用しない代替方法
ngValue
ディレクティブを使用して、オプションの値を個別に設定することができます。この方法は、value
プロパティを使用するよりも冗長になる可能性がありますが、より明確で読みやすいコードになる場合があります。
<select ng-model="selectedId">
<option ng-value="item.id" ng-repeat="item in items">{{ item.name }}</option>
</select>
カスタムフィルターを使用して、オプションリストを生成する前にデータソースをフィルタリングすることができます。この方法は、複雑なロジックが必要な場合に役立ちます。
<select ng-model="selectedId" ng-options="item | myFilter for item in items">
</select>
app.filter('myFilter', function() {
return function(items, filterValue) {
return items.filter(function(item) {
return item.name.toLowerCase().includes(filterValue.toLowerCase());
});
};
});
この例では、myFilter
というカスタムフィルターを使用して、name
プロパティがfilterValue
と一致するアイテムのみを表示するオプションリストを生成しています。
テンプレートを使用して、オプションリストを動的に生成することができます。この方法は、複雑なレイアウトが必要な場合に役立ちます。
<select ng-model="selectedId">
<ng-template ng-for="item in items">
<option ng-value="item.id">{{ item.name }}</option>
</ng-template>
</select>
この例では、ng-template
ディレクティブを使用して、各オプションのHTMLを個別に生成しています。
適切な方法を選択する
どの方法を選択するかは、特定のニーズによって異なります。シンプルなオプションリストを生成する場合は、ngValue
ディレクティブを使用するのが最善の方法です。複雑なロジックが必要な場合は、カスタムフィルターを使用するのが最善の方法です。複雑なレイアウトが必要な場合は、テンプレートを使用するのが最善の方法です。
ng-options
ディレクティブでvalue
プロパティを使用しない代替方法はいくつかあります。どの方法を選択するかは、特定のニーズによって異なります。
javascript angularjs