【超時短】AngularJS ng-optionsでselect要素のオプションリストを生成:効率アップ

2024-06-09

AngularJSにおけるng-optionsでvalueプロパティを設定する方法

しかし、場合によっては、オブジェクトのプロパティとは異なる値をオプションの値として設定したい場合があります。そのような場合は、valueプロパティを使用して、オプションの値を明示的に指定することができます。

valueプロパティは、ng-optionsディレクティブの式として指定されます。式の構文は次のとおりです。

value as label for item in collection
  • value: オプションの値を指定する式
  • as: ラベルと値を区切るキーワード
  • for: オプションリストを生成するデータソースを指定する式
  • item: データソース内の各アイテムを表す変数

valueプロパティの使用例

以下の例は、itemsという配列内のオブジェクトのidプロパティをオプションの値として設定する方法を示しています。

<select ng-model="selectedId" ng-options="item.id as item.name for item in items">
</select>

この例では、selectedIdモデル変数に、選択されたオプションのidプロパティ値が格納されます。

補足

  • valueプロパティは、labelプロパティと一緒に使用しなければなりません。
  • valueプロパティ式は、オプションリストを生成する前に評価されます。
  • valueプロパティを使用して、オブジェクトのプロパティ以外の値を設定することができます。



<!DOCTYPE html>
<html ng-app="myApp">
<head>
  <title>ng-options Example</title>
  <script src="https://angularjs.org/" type="text/javascript"></script>
</head>
<body>
  <div ng-controller="MyController">
    <h1>Select a User</h1>
    <select ng-model="selectedUserId" ng-options="user.id as user.name for user in users">
    </select>
    <p>Selected User: {{ selectedUserId }}</p>
  </div>

  <script>
    var app = angular.module('myApp', []);

    app.controller('MyController', function($scope) {
      $scope.users = [
        { id: 1, name: 'John Doe' },
        { id: 2, name: 'Jane Doe' },
        { id: 3, name: 'Peter Jones' },
      ];

      $scope.selectedUserId = $scope.users[0].id;
    });
  </script>
</body>
</html>

このコードは以下の動作をします。

  1. myAppというAngularモジュールを定義します。
  2. MyControllerというコントローラーを定義します。
  3. usersという配列を定義します。この配列には、idnameプロパティを持つオブジェクトが格納されています。
  4. selectedUserIdというモデル変数を定義します。この変数には、選択されたユーザーのIDが格納されます。
  5. select要素を生成します。
  6. ng-optionsディレクティブを使用して、users配列内のオブジェクトに基づいてオプションリストを生成します。
  7. valueプロパティを使用して、オプションの値をidプロパティに設定します。
  8. ng-modelディレクティブを使用して、selectedUserIdモデル変数をselect要素にバインドします。
  9. p要素を生成します。
  10. {{ selectedUserId }}という式を使用して、選択されたユーザーのIDを表示します。

このサンプルコードは、ng-optionsディレクティブとvalueプロパティを使用して、select要素のオプションリストを動的に生成する方法を理解するための出発点として使用できます。




ng-optionsディレクティブでvalueプロパティを使用しない代替方法

ngValueディレクティブを使用して、オプションの値を個別に設定することができます。この方法は、valueプロパティを使用するよりも冗長になる可能性がありますが、より明確で読みやすいコードになる場合があります。

<select ng-model="selectedId">
  <option ng-value="item.id" ng-repeat="item in items">{{ item.name }}</option>
</select>

カスタムフィルターを使用して、オプションリストを生成する前にデータソースをフィルタリングすることができます。この方法は、複雑なロジックが必要な場合に役立ちます。

<select ng-model="selectedId" ng-options="item | myFilter for item in items">
</select>

app.filter('myFilter', function() {
  return function(items, filterValue) {
    return items.filter(function(item) {
      return item.name.toLowerCase().includes(filterValue.toLowerCase());
    });
  };
});

この例では、myFilterというカスタムフィルターを使用して、nameプロパティがfilterValueと一致するアイテムのみを表示するオプションリストを生成しています。

テンプレートを使用して、オプションリストを動的に生成することができます。この方法は、複雑なレイアウトが必要な場合に役立ちます。

<select ng-model="selectedId">
  <ng-template ng-for="item in items">
    <option ng-value="item.id">{{ item.name }}</option>
  </ng-template>
</select>

この例では、ng-templateディレクティブを使用して、各オプションのHTMLを個別に生成しています。

適切な方法を選択する

どの方法を選択するかは、特定のニーズによって異なります。シンプルなオプションリストを生成する場合は、ngValueディレクティブを使用するのが最善の方法です。複雑なロジックが必要な場合は、カスタムフィルターを使用するのが最善の方法です。複雑なレイアウトが必要な場合は、テンプレートを使用するのが最善の方法です。

ng-optionsディレクティブでvalueプロパティを使用しない代替方法はいくつかあります。どの方法を選択するかは、特定のニーズによって異なります。


javascript angularjs


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