もう迷わない！jQueryでJavaScriptオブジェクトをJSONに変換する3つの方法
jQueryを使ってJavaScriptオブジェクトをJSONにシリアル化する方法
このチュートリアルでは、jQueryを使ってJavaScriptオブジェクトをJSON形式に変換する方法を説明します。JSONは、JavaScriptオブジェクトを軽量かつ人間および機械にとって読みやすいテキスト形式に変換するためのデータ交換フォーマットです。
必要なもの
このチュートリアルを完了するには、以下のものが必要です。
- 基本的なJavaScriptとjQueryの知識
- テキストエディタ
手順
- JavaScriptオブジェクトを作成する
まず、JSONに変換したいJavaScriptオブジェクトを作成する必要があります。次の例では、名前、年齢、住所を持つユーザーを表すオブジェクトを作成します。
var user = {
name: "山田 太郎",
age: 30,
address: "東京都渋谷区"
};
- jQueryのserializeObject()メソッドを使う
jQueryのserializeObject()メソッドを使って、JavaScriptオブジェクトをJSON文字列に変換できます。次の例では、userオブジェクトをJSON文字列に変換し、コンソールに出力します。
var jsonString = $.serializeObject(user);
console.log(jsonString);
出力：
{"name":"山田 太郎","age":30,"address":"東京都渋谷区"}
- jQueryのajax()メソッドを使ってJSONデータをPOSTする
serializeObject()メソッドを使ってJSON文字列を作成し、ajax()メソッドを使ってサーバーにPOSTすることができます。次の例では、userオブジェクトをJSON文字列に変換し、/usersというURLにPOSTします。
$.ajax({
url: "/users",
type: "POST",
data: $.serializeObject(user),
success: function(data) {
console.log("ユーザーが作成されました。");
}
});
補足
serializeObject()メソッドは、フォーム要素からもJSON文字列を生成することができます。- JSON文字列をJavaScriptオブジェクトに変換するには、
JSON.parse()メソッドを使用します。
HTML
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Serializing to JSON in jQuery</title>
<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
</head>
<body>
<button id="btnSerialize">JSONに変換</button>
<script>
$(document).ready(function() {
$("#btnSerialize").click(function() {
// JavaScriptオブジェクトを作成
var user = {
name: "山田 太郎",
age: 30,
address: "東京都渋谷区"
};
// jQueryのserializeObject()メソッドを使ってJSON文字列を作成
var jsonString = $.serializeObject(user);
// コンソールに出力
console.log(jsonString);
});
});
</script>
</body>
</html>
JavaScript
$(document).ready(function() {
$("#btnSerialize").click(function() {
// JavaScriptオブジェクトを作成
var user = {
name: "山田 太郎",
age: 30,
address: "東京都渋谷区"
};
// jQueryのserializeObject()メソッドを使ってJSON文字列を作成
var jsonString = $.serializeObject(user);
// コンソールに出力
console.log(jsonString);
});
});
説明
このコードは、以下のことを行います。
- HTMLファイルにボタンとJavaScriptコードを追加します。
- ボタンがクリックされたときに、
userという名前のJavaScriptオブジェクトを作成します。 userオブジェクトをJSON文字列に変換するために、jQueryのserializeObject()メソッドを使用します。- JSON文字列をコンソールに出力します。
このコードを実行すると、ブラウザのコンソールに次のJSON文字列が表示されます。
{"name":"山田 太郎","age":30,"address":"東京都渋谷区"}
このコードを参考に、独自のニーズに合わせて変更することができます。
jQuery以外でJavaScriptオブジェクトをJSONに変換する方法
JSON.stringify()関数を使う
var user = {
name: "山田 太郎",
age: 30,
address: "東京都渋谷区"
};
var jsonString = JSON.stringify(user);
console.log(jsonString);
{"name":"山田 太郎","age":30,"address":"東京都渋谷区"}
手動で変換する
JavaScriptオブジェクトをJSON文字列に手動で変換することもできます。これは、複雑なオブジェクトや、特定の書式設定が必要な場合に役立ちます。次の例では、userオブジェクトをJSON文字列に変換し、コンソールに出力します。
var user = {
name: "山田 太郎",
age: 30,
address: {
city: "渋谷区",
prefecture: "東京都"
}
};
var jsonString = JSON.stringify(user, null, 2); // 2番目の引数でインデントを設定
console.log(jsonString);
{
"name": "山田 太郎",
"age": 30,
"address": {
"city": "渋谷区",
"prefecture": "東京都"
}
}
ライブラリを使う
JSONを扱うためのライブラリもいくつかあります。これらのライブラリは、追加機能や、より高度な変換機能を提供する場合があります。
jQuery以外にも、JavaScriptオブジェクトをJSONに変換する方法はいくつかあります。それぞれの方法には長所と短所があるので、自分のニーズに合った方法を選択することが重要です。
- JSONPを使って、JSONデータを非同期的にロードすることもできます。
- JSON Schemaを使って、JSONデータの構造を検証することができます。
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