jQuery UI Autocomplete vs Select2 vs Chosen:どれを選ぶべき?

2024-04-07

概要

jQueryベースのコンボボックスコントロールは、以下の機能を提供します。

  • ドロップダウンリスト
  • 自動補完
  • フィルター機能
  • 複数選択
  • カスケード選択

代表的なライブラリ

  • jQuery UI Selectmenu: シンプルで使いやすいコンボボックスコントロールです。
  • Chosen: デザイン性の高いコンボボックスコントロールです。
  • Select2: 豊富な機能を備えたコンボボックスコントロールです。

導入方法

これらのライブラリは、CDNやNPMを使用して導入できます。

CDN

<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
<script src="https://code.jquery.com/ui/1.13.2/jquery-ui.min.js"></script>

NPM

npm install jquery-ui

使用方法

ライブラリを導入したら、以下のコードのように使用できます。

<select id="combobox">
  <option value="1">Item 1</option>
  <option value="2">Item 2</option>
  <option value="3">Item 3</option>
</select>

<script>
$(function() {
  $("#combobox").selectmenu();
});
</script>
  • 各ライブラリのドキュメントを参照して、詳細な機能やオプションを確認してください。
  • 自分のニーズに合ったライブラリを選択してください。

補足

カスケード選択とは、親コンボボックスで選択した項目に基づいて、子コンボボックスの選択肢を絞り込む機能です。

この機能を実装するには、changeイベントを使用して、子コンボボックスの選択肢を更新する必要があります。

<select id="parent-combobox">
  <option value="1">Item 1</option>
  <option value="2">Item 2</option>
</select>

<select id="child-combobox">
  <option value="1">Item 1</option>
  <option value="2">Item 2</option>
</select>

<script>
$(function() {
  $("#parent-combobox").change(function() {
    var selectedValue = $(this).val();
    $("#child-combobox").empty();
    // 子コンボボックスの選択肢を更新
  });
});
</script>

複数選択を許可するには、multiple属性をtrueに設定する必要があります。

<select id="combobox" multiple>
  <option value="1">Item 1</option>
  <option value="2">Item 2</option>
  <option value="3">Item 3</option>
</select>
<select id="combobox" autocomplete="true">
  <option value="1">Item 1</option>
  <option value="2">Item 2</option>
  <option value="3">Item 3</option>
</select>
<select id="combobox" filter="true">
  <option value="1">Item 1</option>
  <option value="2">Item 2</option>
  <option value="3">Item 3</option>
</select>



jQueryベースのコンボボックスコントロール サンプルコード

サンプル1:基本的なコンボボックス

<select id="combobox">
  <option value="1">Item 1</option>
  <option value="2">Item 2</option>
  <option value="3">Item 3</option>
</select>

<script>
$(function() {
  $("#combobox").selectmenu();
});
</script>

サンプル2:カスケード選択

<select id="parent-combobox">
  <option value="1">Item 1</option>
  <option value="2">Item 2</option>
</select>

<select id="child-combobox">
  <option value="1">Item 1</option>
  <option value="2">Item 2</option>
</select>

<script>
$(function() {
  $("#parent-combobox").change(function() {
    var selectedValue = $(this).val();
    $("#child-combobox").empty();
    // 子コンボボックスの選択肢を更新
  });
  
  $("#parent-combobox").selectmenu();
  $("#child-combobox").selectmenu();
});
</script>

サンプル3:複数選択

<select id="combobox" multiple>
  <option value="1">Item 1</option>
  <option value="2">Item 2</option>
  <option value="3">Item 3</option>
</select>

<script>
$(function() {
  $("#combobox").selectmenu();
});
</script>

サンプル4:自動補完

<select id="combobox" autocomplete="true">
  <option value="1">Item 1</option>
  <option value="2">Item 2</option>
  <option value="3">Item 3</option>
</select>

<script>
$(function() {
  $("#combobox").selectmenu();
});
</script>

サンプル5:フィルター機能

<select id="combobox" filter="true">
  <option value="1">Item 1</option>
  <option value="2">Item 2</option>
  <option value="3">Item 3</option>
</select>

<script>
$(function() {
  $("#combobox").selectmenu();
});
</script>



jQueryベースのコンボボックスコントロールのその他の方法

jQuery UI Autocomplete

このプラグインを使用してコンボボックスを作成するには、以下の手順が必要です。

  1. テキスト入力フィールドとリストを用意します。
  2. Autocomplete プラグインをテキスト入力フィールドに適用します。
  3. リストの項目をデータソースとして設定します。
<input type="text" id="combobox">

<ul id="list">
  <li>Item 1</li>
  <li>Item 2</li>
  <li>Item 3</li>
</ul>

<script>
$(function() {
  $("#combobox").autocomplete({
    source: $("#list").children()
  });
});
</script>
  1. Select2 ライブラリを導入します。
  2. テキスト入力フィールドを Select2 コントロールに変換します。
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/[email protected]/dist/js/select2.min.js"></script>

<select id="combobox">
  <option value="1">Item 1</option>
  <option value="2">Item 2</option>
  <option value="3">Item 3</option>
</select>

<script>
$(function() {
  $("#combobox").select2();
});
</script>
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/chosen/1.8.7/chosen.jquery.min.js"></script>

<select id="combobox">
  <option value="1">Item 1</option>
  <option value="2">Item 2</option>
  <option value="3">Item 3</option>
</select>

<script>
$(function() {
  $("#combobox").chosen();
});
</script>

上記の3つの方法は、jQueryベースのコンボボックスコントロールを作成する代表的な方法です。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、ニーズに合った方法を選択する必要があります。

比較表

方法メリットデメリット
jQuery UI Autocompleteシンプル機能が少ない
Select2豊富な機能複雑
Chosenデザイン性が高い動作が重い

javascript jquery combobox


JavaScriptの達人になるための秘訣!コロン(:)の使い方をマスターしよう

オブジェクトリテラルのキーと値の区切りオブジェクトリテラルを作成する際に、キーと値をコロン(:)で区切ります。上記の例では、name、age、hobbyがキーであり、それぞれ "田中"、30、"読書" が値となります。ラベルの指定ループや条件分岐などのラベルを指定するためにコロン(:)を使用できます。...


jQuery: エスケープ処理と属性セレクターでコロンIDを攻略

CSSセレクターとの混同:属性セレクターとの誤認識:エスケープ処理:コロンを含むIDを扱う場合は、**バックスラッシュ()**でエスケープする必要があります。例: $("#my\\:id") は #my-id を正しく参照できます。コロンを含むIDを扱う場合は、**バックスラッシュ()**でエスケープする必要があります。...


タッチスクリーンデバイスとデスクトップデバイスでイベント重複を回避!jQueryでclickとtouchstartを賢く使い分ける

タッチスクリーンデバイスとデスクトップデバイスで、同じ要素に対して click と touchstart イベントをバインドした場合、イベントが重複実行される可能性があります。これは、ユーザーが要素をタップまたはクリックしたときに、両方のイベントハンドラが呼び出されてしまうためです。...


JavaScript フレームワークでのトークン認証とリクエスト再試行:Angular 4 Interceptor を用いた実装例

RxJS と Angular HTTP Interceptor を使用して、以下の手順で実装できます。HTTP Interceptor を作成するまず、HTTP_INTERCEPTORS プロバイダーに登録する HTTP Interceptor を作成する必要があります。...


サンプルコードで学ぶObservableとSubjectの実践例

Observableは、時間経過とともに値を発行するデータストリームを表します。データソースからのイベント通知、センサーデータの読み取り、APIからのレスポンスなど、様々なユースケースで利用できます。Observableはプッシュ型であり、購読者にデータをプッシュ配信します。...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



length、size、filter、find、closestを使い分ける

length プロパティを使う最も簡単な方法は、length プロパティを使うことです。 .selector で選択された要素が 1 つでも存在すれば true、存在しなければ false が返されます。size() メソッドを使うlength プロパティと同様に、size() メソッドも要素の数を返します。


FormDataとXMLHttpRequestを使ったファイルアップロード

$.ajax()を使ってファイルを非同期的にアップロードするには、以下の手順が必要です。input type="file"要素を用意します。$.ajax()を使って、フォームデータをサーバーに送信します。サーバー側でアップロードされたファイルを受け取り、処理します。


【超便利】jQueryでテーブル行を追加・編集・削除する方法

jQueryは、JavaScriptを簡潔に記述できるライブラリです。このチュートリアルでは、jQueryを使用してHTMLテーブルに行を追加する方法について説明します。前提条件HTMLファイルJavaScriptファイルjQueryライブラリ


スッキリ理解!jQueryで要素の表示・非表示を判定する5つのテクニック

jQueryには、要素の状態を判別するための様々なメソッドが用意されています。その中でも、要素が隠れているかどうかを確認するには、以下の3つの方法が主に使用されます。:visible 擬似クラスセレクタis(':hidden') メソッドoffset().top プロパティ


jQuery vs JavaScript vs HTML: チェックボックスの「checked」属性を設定する方法

jQueryを使用すると、チェックボックスの「checked」属性を簡単に設定することができます。方法以下の2つの方法があります。prop()メソッドを使用するそれぞれの方法の詳細prop()メソッドは、要素のプロパティを取得または設定するために使用されます。


「$(document).ready」はもう古い? ページロード時のコード実行を最新の方法で!

ページロードとは、ウェブブラウザがHTMLファイルを読み込み、レンダリングするプロセスです。ページロードは、ユーザーがURLを入力してブラウザがページを表示する時だけでなく、ブラウザ内でページを更新したり、JavaScriptを使用して新しいページに移動したりする時にも発生します。


JavaScriptとjQueryでチェックボックスのチェック状態を操作する

is(':checked') メソッドを使うこれは最も簡単な方法です。このメソッドは、チェックボックスがオンかどうかをBoolean値で返します。prop('checked') プロパティは、チェックボックスの状態を取得または設定するために使用できます。


JavaScriptのネイティブメソッドでスクロールする

jQueryには、ページ上の要素にスムーズにスクロールする機能が備わっています。この機能を使うと、ユーザーの操作性を向上させ、ページの内容を分かりやすく提示することができます。方法jQueryで要素にスクロールするには、主に以下の2つの方法があります。


CORSとは?JavaScriptコードで「No 'Access-Control-Allow-Origin' header is present on the requested resource」エラーが発生する理由

JavaScriptコードで異なるドメインのAPIにアクセスしようとすると、「要求されたリソースに 'Access-Control-Allow-Origin' ヘッダーが存在しない」というエラーが発生することがあります。これは、ブラウザのセキュリティポリシーである CORS (Cross-Origin Resource Sharing) によるものです。