jQuery 検証無効化方法

2024-10-16

jQuery Validation プラグインで特定の送信ボタンの検証を無効にする

jQuery Validation プラグインは、フォームの入力値をクライアントサイドで検証する便利なツールです。通常、すべての送信ボタンが検証の対象となりますが、特定の送信ボタンの検証を無効にしたい場合があります。

方法 1: ignore オプションを使用する

このオプションは、特定のセレクタにマッチする要素を検証から除外します。

$("#myForm").validate({
    ignore: ".no-validate"
});

上記のコードでは、クラス名 no-validate が付与された送信ボタンは検証されません。

方法 2: submitHandler オプションを使用する

このオプションは、フォームが有効な場合に実行される関数を指定します。この関数を用いて、特定の送信ボタンがクリックされた場合に検証をスキップすることができます。

$("#myForm").validate({
    submitHandler: function(form) {
        var button = $(form).find(":submit:focus"); // 焦点が当たっている送信ボタンを取得
        if (button.hasClass("no-validate")) {
            // 検証をスキップ
            return true;
        } else {
            // 通常の処理
            return false;
        }
    }
});

上記のコードでは、焦点が当たっている送信ボタンが no-validate クラスを持つ場合、検証をスキップします。

どちらの方法を選ぶべきか

  • 方法 2は、より柔軟な制御が必要な場合や、送信ボタンのクリックイベントに基づいて検証を無効にしたい場合に適しています。
  • 方法 1は、複数の送信ボタンがある場合や、検証を無効にする条件が複雑でない場合に適しています。



$("#myForm").validate({
    ignore: ".no-validate"
});
  • .no-validate: 検証を無効にする送信ボタンのクラス名
  • #myForm: 検証対象のフォームの ID
$("#myForm").validate({
    submitHandler: function(form) {
        var button = $(form).find(":submit:focus"); // 焦点が当たっている送信ボタンを取得
        if (button.hasClass("no-validate")) {
            // 検証をスキップ
            return true;
        } else {
            // 通常の処理
            return false;
        }
    }
});
  • button.hasClass("no-validate"): 焦点が当たっている送信ボタンが no-validate クラスを持つかどうかをチェック
  • submitHandler: フォームが有効な場合に実行される関数

検証を無効にする送信ボタンの例

<form id="myForm">
    <button type="submit" class="no-validate">検証を無効にするボタン</button>
    <button type="submit">検証を行うボタン</button>
</form>
  • class="no-validate": 検証を無効にする送信ボタンにこのクラスを付与します。



方法 3: rules オプションを使用する

このオプションは、各入力要素に対して検証ルールを定義します。送信ボタンに対して required ルールを無効にすることで、検証をスキップすることができます。

$("#myForm").validate({
    rules: {
        "mySubmitButton": {
            required: false
        }
    }
});

上記のコードでは、mySubmitButton という ID の送信ボタンの required ルールを無効にします。

方法 4: カスタム検証メソッドを使用する

この方法では、独自の検証メソッドを作成し、特定の送信ボタンに対してそのメソッドを適用することで、検証をスキップすることができます。

$.validator.addMethod("noValidate", function(value, element) {
    return true; // 常に true を返す
});

$("#myForm").validate({
    rules: {
        "mySubmitButton": {
            noValidate: true
        }
    }
});

上記のコードでは、noValidate というカスタム検証メソッドを作成し、mySubmitButton という ID の送信ボタンに対して適用しています。

  • 方法 4は、より複雑な検証ロジックが必要な場合や、複数の要素に対して検証を無効にしたい場合に適しています。
  • 方法 3は、送信ボタンに対してのみ検証を無効にしたい場合に適しています。

jquery jquery-validate



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