JavaScriptとjQueryでのHTML入力ボタンの無効化と有効化

2024-08-26

JavaScriptjQueryを用いてHTMLの入力ボタンを無効化(disable)したり有効化(enable)したりすることは、ユーザーインタフェースの制御やフォームの検証に非常に便利です。

JavaScriptでの実装

ID属性による直接アクセス:

// ボタンのIDが"myButton"の場合
var button = document.getElementById("myButton");

// ボタンを無効化
button.disabled = true;

// ボタンを有効化
button.disabled = false;

クラス名によるアクセス:

// ボタンのクラスが"disableButton"の場合
var buttons = document.getElementsByClassName("disableButton");

// 全てのボタンを無効化
for (var i = 0; i < buttons.length; i++) {
    buttons[i].disabled = true;
}

jQueryでの実装

jQueryはJavaScriptのライブラリであり、DOM操作を簡潔に記述することができます。

// ボタンのIDが"myButton"の場合
$("#myButton").prop("disabled", true); // 無効化
$("#myButton").prop("disabled", false); // 有効化
// ボタンのクラスが"disableButton"の場合
$(".disableButton").prop("disabled", true); // 無効化
$(".disableButton").prop("disabled", false); // 有効化

例: フォーム送信時のボタン無効化

$("#myForm").submit(function(e) {
    e.preventDefault(); // フォームのデフォルト送信を防止
    $("#submitButton").prop("disabled", true); // 送信ボタンを無効化
    // ここに送信処理を記述
});

ポイント:

  • disabledプロパティは、ボタンがクリックできるかどうかを制御します。
  • jQueryのprop()メソッドは、要素のプロパティを設定または取得します。
  • フォーム送信時にボタンを無効化することで、重複送信を防ぐことができます。



JavaScriptとjQueryでのボタン制御の例

ボタンの無効化と有効化

// IDが"myButton"のボタンを無効化
document.getElementById("myButton").disabled = true;

// IDが"myButton"のボタンを有効化
document.getElementById("myButton").disabled = false;

jQuery:

// IDが"myButton"のボタンを無効化
$("#myButton").prop("disabled", true);

// IDが"myButton"のボタンを有効化
$("#myButton").prop("disabled", false);

フォーム送信時のボタン制御

// フォーム送信時にボタンを無効化
document.getElementById("myForm").addEventListener("submit", function(e) {
    e.preventDefault(); // フォームのデフォルト送信を防止
    document.getElementById("submitButton").disabled = true;
    // ここに送信処理を記述
});
// フォーム送信時にボタンを無効化
$("#myForm").submit(function(e) {
    e.preventDefault(); // フォームのデフォルト送信を防止
    $("#submitButton").prop("disabled", true);
    // ここに送信処理を記述
});

ボタンクリック時の状態変更

// ボタンをクリックすると色を変更し、無効化
document.getElementById("myButton").addEventListener("click", function() {
    this.style.backgroundColor = "gray";
    this.disabled = true;
});
// ボタンをクリックすると色を変更し、無効化
$("#myButton").click(function() {
    $(this).css("background-color", "gray").prop("disabled", true);
});

ボタンのクリック回数による制御

var clickCount = 0;
document.getElementById("myButton").addEventListener("click", function() {
    clickCount++;
    if (clickCount >= 3) {
        this.disabled = true;
    }
});
var clickCount = 0;
$("#myButton").click(function() {
    clickCount++;
    if (clickCount >= 3) {
        $(this).prop("disabled", true);
    }
});



// ボタンをクリックすると色を変更し、無効化
document.getElementById("myButton").addEventListener("click", function() {
    this.style.backgroundColor = "gray";
    this.style.cursor = "not-allowed"; // カーソルを禁止状態にする
});

カスタム属性の使用:

// ボタンにカスタム属性"disabled"を追加
document.getElementById("myButton").setAttribute("disabled", "true");

// カスタム属性を削除して有効化
document.getElementById("myButton").removeAttribute("disabled");

jQueryでの代替方法

addClass()とremoveClass():

// ボタンをクリックするとクラスを追加し、無効化
$("#myButton").click(function() {
    $(this).addClass("disabled");
});

// クラスを削除して有効化
$("#myButton").removeClass("disabled");

toggleClass():

// ボタンをクリックするとクラスを追加または削除し、状態を切り替える
$("#myButton").click(function() {
    $(this).toggleClass("disabled");
});

attr()とremoveAttr():

// ボタンに属性を追加して無効化
$("#myButton").attr("disabled", true);

// 属性を削除して有効化
$("#myButton").removeAttr("disabled");
  • CSSによるスタイル変更は、ボタンの外観を制御するのに便利です。
  • カスタム属性は、JavaScriptで直接操作できる独自の属性です。
  • jQueryのメソッドは、クラスの追加・削除や属性の操作を簡潔に記述できます。

javascript jquery



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