jQuery UI Datepicker 年範囲設定

jQuery UI Datepicker: 年範囲ドロップダウンを100年に設定する

jQuery UI Datepickerは、ユーザーがカレンダーから日付を選択できるようにする便利なプラグインです。このプラグインでは、年範囲をカスタマイズして、ドロップダウンメニューから選択可能な年の範囲を制限することができます。

コード例:

$(function() {
  $("#datepicker").datepicker({
    changeMonth: true,
    changeYear: true,
    yearRange: "-100:+0"
  });
});

解説:

• yearRange: "-100:+0"：年範囲を設定します。"-100"は100年前を意味し、"+0"は現在を意味します。つまり、過去100年間の年を選択できるようになります。
• changeYear: true：年を変更できるようにします。
• .datepicker()：この要素にDatepickerプラグインを適用します。
• $("#datepicker")：IDが"datepicker"の要素を取得します。
• $(function() { ... });：ドキュメントが読み込まれた後に実行されるコードを定義します。

動作:

このコードを実行すると、IDが"datepicker"の要素にDatepickerが適用され、年範囲ドロップダウンメニューが100年前から現在までの年を表示します。ユーザーは、このドロップダウンから任意の年を選択することができます。

$(function() {
  $("#datepicker").datepicker({
    changeMonth: true,
    changeYear: true,
    yearRange: "-100:+0"
  });
});

jQuery UI Datepicker 年範囲設定

年範囲を設定する方法は、上記のコード例と同じです。以下に、異なる年範囲の設定例を示します。

例1: 過去50年から未来50年まで

$(function() {
  $("#datepicker").datepicker({
    changeMonth: true,
    changeYear: true,
    yearRange: "-50:+50"
  });
});

例2: 2000年から2030年まで

$(function() {
  $("#datepicker").datepicker({
    changeMonth: true,
    changeYear: true,
    yearRange: "2000:2030"
  });
});

minDateとmaxDateオプションを使用する

• maxDate：選択可能な最大日付を設定します。

これらのオプションを使用して、年範囲を制限することができます。例えば、過去100年間の年を制限するには、次のようにします。

$(function() {
  var today = new Date();
  var minYear = today.getFullYear() - 100;
  var minDate = new Date(minYear, 0, 1);

  $("#datepicker").datepicker({
    changeMonth: true,
    changeYear: true,
    minDate: minDate
  });
});

beforeShowイベントを使用して動的に年範囲を計算する

• beforeShowイベントは、Datepickerがポップアップされる前に発生します。このイベントを使用して、選択可能な年範囲を動的に計算することができます。

$(function() {
  $("#datepicker").datepicker({
    changeMonth: true,
    changeYear: true,
    beforeShow: function(input, inst) {
      var today = new Date();
      var minYear = today.getFullYear() - 100;
      var maxYear = today.getFullYear();

      inst.settings.yearRange = minYear + ":" + maxYear;
    }
  });
});

カスタムカレンダーを作成する

• jQuery UI Datepickerの機能を拡張して、独自の年範囲を設定するカスタムカレンダーを作成することも可能です。これにより、より柔軟なカスタマイズが可能になります。

これらの方法は、yearRangeオプションを使用する場合と比較して、より柔軟性があり、特定の要件に合わせてカスタマイズすることができます。