JavaScriptデバッグコンソール解説

2024-09-19

Google ChromeのJavaScriptコンソールでデバッグメッセージを出力する方法

日本語説明

Google ChromeのJavaScriptコンソールは、ウェブページのJavaScriptコードのデバッグに非常に便利なツールです。コンソールを使用すると、コード内の特定のポイントでメッセージを出力し、変数の値を確認したり、エラーを特定したりすることができます。

手順

  1. Chromeを開く
    ブラウザでChromeを開きます。
  2. コンソールタブを選択
    デベロッパーツールが開いたら、「コンソール」タブをクリックします。
  3. デバッグメッセージを出力
    • console.log() 関数を使用します。この関数に渡した引数がコンソールに出力されます。
    • 例:
      console.log("Hello, world!");
      console.log(myVariable);
      console.log(myObject);
      


function greet(name) {
  console.log("Hello, " + name + "!");
}

greet("Alice");

このコードを実行すると、コンソールに「Hello, Alice!」というメッセージが出力されます。

  • console.dir(): オブジェクトの構造を詳しく表示します。
  • console.table(): 配列やオブジェクトをテーブル形式で表示します。
  • console.info(): 情報メッセージを出力します。



console.log("Hello, world!");

例2: 変数の値を出力

let myName = "Alice";
console.log("My name is " + myName);

例3: オブジェクトの値を出力

let person = {
  name: "Bob",
  age: 30
};
console.log(person);

このコードを実行すると、コンソールにオブジェクトの構造が詳細に表示されます。

let numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
console.log(numbers);

このコードを実行すると、コンソールに配列の要素がリスト形式で表示されます。

例5: 警告メッセージを出力

console.warn("This is a warning message.");

このコードを実行すると、コンソールに黄色い背景の警告メッセージが出力されます。

console.error("This is an error message.");
console.info("This is an informational message.");

例8: テーブル形式でデータを表示

let users = [
  { name: "Alice", age: 25 },
  { name: "Bob", age: 30 },
  { name: "Charlie", age: 35 }
];
console.table(users);

このコードを実行すると、コンソールにユーザーデータをテーブル形式で表示します。




ブレークポイントを設定する

  • デバッグパネルで変数の値を確認する
    デベロッパーツールの「デバッグ」パネルで、現在のスコープ内の変数の値を確認することができます。
  • コードを実行する
    ページをリロードするか、ブレークポイントを設定した行まで実行すると、コードの実行が一時停止します。
  • コードの特定の行をクリック
    デバッグしたいコードの行をクリックすると、その行にブレークポイントが設定されます。
  • デベロッパーツールでソースパネルを開く
    デベロッパーツールで「ソース」タブをクリックします。
  • コードを実行する
    コードを実行すると、条件式が真になった場合にのみブレークポイントがトリガーされます。
  • 条件式を入力
    ブレークポイントがトリガーされる条件をJavaScriptの式で入力します。
  • ブレークポイントを右クリック
    ブレークポイントを右クリックし、「条件」を選択します。
  • ブレークポイントを設定する
    上記の手順でブレークポイントを設定します。

ステップ実行する

  • デバッグパネルでステップボタンを使用する
    デバッグパネルの「ステップオーバー」ボタン、「ステップイン」ボタン、「ステップアウト」ボタンを使用して、コードを一行ずつ実行することができます。

コールスタックを確認する

  • デバッグパネルでコールスタックを確認する
    デバッグパネルの「コールスタック」パネルで、現在の関数呼び出しの履歴を確認することができます。

コンソールで直接コードを実行する

  • 変数の値を確認する
    変数の名前を入力して、その値を確認することができます。
  • コンソールにコードを入力する
    コンソールに直接JavaScriptコードを入力して実行することができます。

javascript console debugging



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