JavaScript & jQuery で実現!`` 選択ファイルのフルパスを取得する方法

2024-04-23

JavaScript、jQuery、file-upload を使用して、<input type="file"> の変更時に選択されたファイルのフルパスを取得する方法

必要なもの

  • HTML ファイル
  • JavaScript ファイル (jQuery ライブラリを含む)

手順

  1. HTML ファイルで、<input type="file"> 要素を作成します。
<input type="file" id="fileInput">
  1. JavaScript ファイルで、<input type="file"> 要素の change イベントを処理するコードを追加します。
$(document).ready(function() {
  $("#fileInput").change(function(e) {
    var file = e.target.files[0];
    var fullPath = file.webkitPath || file.mozFullPath || file.path;
    console.log(fullPath);
  });
});

このコードは、以下の処理を行います。

  • change イベントリスナーを <input type="file"> 要素にアタッチします。
  • イベントハンドラーは、選択されたファイルに関する情報を提供する e オブジェクトを受け取ります。
  • file 変数には、選択されたファイルを表す File オブジェクトが格納されます。
  • webkitPathmozFullPath、または path プロパティを使用して、ファイルのフルパスを取得します (ブラウザによって異なります)。
  • コンソールにファイルのフルパスを出力します。

補足

  • このコードは、最近のブラウザで動作します。古いブラウザでは、互換性の問題が発生する可能性があります。
  • セキュリティ上の理由から、ユーザーがアップロードしたファイルに直接アクセスすることはできません。サーバーにアップロードする前に、ファイルの内容を検証する必要があります。
  • jQuery を使用しない場合は、同様の機能を実現するために純粋な JavaScript コードを使用できます。



<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>ファイルのフルパスを取得</title>
    <script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.5.1/jquery.min.js"></script>
    <script>
        $(document).ready(function() {
            $("#fileInput").change(function(e) {
                var file = e.target.files[0];
                var fullPath = file.webkitPath || file.mozFullPath || file.path;
                console.log(fullPath);
            });
        });
    </script>
</head>
<body>
    <input type="file" id="fileInput">
</body>
</html>

HTML

  • <input type="file" id="fileInput">: ファイルを選択するための <input> 要素
  • script タグ: jQuery ライブラリの読み込みとコードの実行

JavaScript

  • $(document).ready(function() {...});: DOM がロードされたら実行されるコード
  • $("#fileInput").change(function(e) {...});: <input type="file"> 要素が変更されたときに実行されるイベントハンドラー
    • var file = e.target.files[0];: 選択されたファイルを表す File オブジェクトを取得
    • var fullPath = file.webkitPath || file.mozFullPath || file.path;: ファイルのフルパスを取得 (ブラウザによって異なります)
    • console.log(fullPath);: コンソールにファイルのフルパスを出力

このコードを実行すると、ユーザーがファイルを <input type="file"> 要素に選択すると、選択されたファイルのフルパスがコンソールに表示されます。




JavaScript、jQuery、file-upload を使用して、<input type="file"> の変更時に選択されたファイルのフルパスを取得する方法:その他の方法

FileReader API は、JavaScript でファイルを非同期に読み取るための API です。この API を使用して、選択されたファイルのコンテンツを取得し、そのコンテンツからフルパスを抽出できます。

$(document).ready(function() {
  $("#fileInput").change(function(e) {
    var file = e.target.files[0];
    var reader = new FileReader();
    reader.onload = function(e) {
      var fullPath = e.target.result;
      console.log(fullPath);
    };
    reader.readAsDataURL(file);
  });
});
  • FileReader オブジェクトを作成します。
  • onload イベントリスナーを FileReader オブジェクトにアタッチします。
  • readAsDataURL() メソッドを使用して、選択されたファイルを Data URL として読み取ります。
  • onload イベントハンドラーは、ファイルのコンテンツ (Data URL として) を提供する e オブジェクトを受け取ります。
  • result プロパティを使用して、Data URL からファイルのフルパスを抽出します。

getBase64() メソッドを使用する

一部のブラウザでは、File オブジェクトの getBase64() メソッドを使用して、選択されたファイルを Base64 エンコードされた文字列として取得できます。その後、この文字列からファイルのフルパスを抽出できます。

$(document).ready(function() {
  $("#fileInput").change(function(e) {
    var file = e.target.files[0];
    var fullPath = file.base64 || file.webkitBase64 || file.mozBase64;
    console.log(fullPath);
  });
});
  • base64webkitBase64、または mozBase64 プロパティを使用して、ファイルの Base64 エンコードされた文字列を取得します (ブラウザによって異なります)。
  • これらの方法は、すべてのブラウザでサポートされているわけではありません。互換性の問題を回避するには、最初の方法を使用することをお勧めします。

これらの方法は、ニーズに合った方法を選択することで、JavaScript、jQuery、file-upload を使用して、<input type="file"> の変更時に選択されたファイルのフルパスを取得するのに役立ちます。


javascript jquery file-upload


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