jQuery CSSクラス変更イベント
jQueryでCSSクラス変更時のイベントを発生させる
jQueryでは、要素のCSSクラスが変更されたときにイベントをトリガーすることができます。これにより、特定のクラスが追加または削除されたときに、それに応じたアクションを実行することができます。
イベントハンドラーの登録
イベントハンドラーを登録するには、.on()
メソッドを使用します。このメソッドには、イベントタイプ、セレクター、およびイベントハンドラー関数を指定します。
$(document).on('change', '.my-class', function() {
// CSSクラスが変更されたときの処理
});
function() { ... }
: イベントハンドラー関数。クラスが変更されたときに実行されるコードを定義します。.my-class
: セレクター。CSSクラス名「my-class」を持つ要素を対象とします。change
: イベントタイプ。
イベントの発生
CSSクラスが変更されると、イベントが自動的に発生します。以下は、JavaScriptでCSSクラスを変更する例です。
$('.my-element').addClass('new-class');
このコードを実行すると、change
イベントがトリガーされ、イベントハンドラーが実行されます。
イベントを解除するには、.off()
メソッドを使用します。
$(document).off('change', '.my-class');
複数のクラスを監視する
複数のクラスを監視するには、セレクターを調整します。
$(document).on('change', '.class1, .class2', function() {
// クラス1またはクラス2が変更されたときの処理
});
クラスの追加または削除を特定する
イベントハンドラー内で、event.target.classList
プロパティを使用して、追加または削除されたクラスを特定することができます。
$(document).on('change', '.my-class', function(event) {
if (event.target.classList.contains('new-class')) {
// クラス"new-class"が追加された
} else {
// クラス"new-class"が削除された
}
});
基本的な例
$(document).on('change', '.my-class', function() {
console.log('CSSクラスが変更されました');
});
.my-class
を持つ要素のCSSクラスが変更されると、コンソールにメッセージが表示されます。
$(document).on('change', '.my-class', function(event) {
if (event.target.classList.contains('new-class')) {
console.log('クラス"new-class"が追加されました');
} else {
console.log('クラス"new-class"が削除されました');
}
});
.my-class
を持つ要素のCSSクラスが変更されたときに、new-class
が追加されたか削除されたかを判断します。
$(document).on('change', '.class1, .class2', function() {
console.log('クラス1またはクラス2が変更されました');
});
.class1
または.class2
を持つ要素のCSSクラスが変更されると、メッセージが表示されます。
$(document).off('change', '.my-class');
.my-class
を持つ要素のCSSクラス変更イベントを解除します。
JavaScriptでCSSクラスを変更する
$('.my-element').addClass('new-class');
.my-element
にnew-class
を追加します。これにより、change
イベントがトリガーされます。
MutationObserver API
MutationObserver APIは、DOMツリーの変更を監視するための強力なツールです。このAPIを使用して、要素のCSSクラスが変更されたときにイベントをトリガーすることができます。
const observer = new MutationObserver(mutations => {
mutations.forEach(mutation => {
if (mutation.type === 'attributes' && mutation.attributeName === 'cl ass') {
console.log('CSSクラスが変更されました');
}
});
});
observer.observe(document.querySelector('.my-element'), { attributes: true });
MutationObserver
のコールバック関数内で、変更のタイプがattributes
であり、属性名がclass
である場合に、CSSクラスが変更されたと判断します。MutationObserver
インスタンスを作成し、observe()
メソッドを使用して監視対象の要素と監視する属性を指定します。
jQueryの.toggleClass()メソッド
jQueryの.toggleClass()
メソッドは、要素のCSSクラスを追加または削除することができます。このメソッドを使用して、クラスが変更されたときにイベントをトリガーすることもできます。
$('.my-element').toggleClass('new-class', function() {
console.log('CSSクラスが変更されました');
});
.toggleClass()
メソッドのコールバック関数内で、クラスが変更されたときにイベントをトリガーします。
カスタムイベント
カスタムイベントを作成して、CSSクラスが変更されたときにイベントをトリガーすることもできます。
function triggerClassChange(element) {
const event = new CustomEvent('classChange', { detail: element });
element.dispatchEvent(event);
}
$(document).on('classChange', function(event) {
console.log('CSSクラスが変更されました');
});
$('.my-element').addClass('new-class', function() {
triggerClassChange(this);
});
- カスタムイベントをリスナーでキャッチし、イベントハンドラーを実行します。
- カスタムイベントを作成し、要素にディスパッチします。
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