JavaScriptでbase64文字列からBlobを作成する

2024-08-27

JavaScriptでは、base64エンコードされた文字列をBlob(バイナリデータオブジェクト)に変換することができます。Blobは、画像やファイルなどのバイナリデータを扱う際に便利です。

方法

  1. window.atob関数を使用する
    • atob関数を使用して、base64文字列をバイナリ文字列に変換します。
    • 変換されたバイナリ文字列をUint8Arrayオブジェクトに変換します。
    • Uint8ArrayオブジェクトをBlobオブジェクトに変換します。
function base64ToBlob(base64Data) {
  const binaryString = window.atob(base64Data);
  const binaryArray = new Uint8Array(binaryString.length);
  for (let i = 0; i < binaryString.length; i++) {
    binaryArray[i] = binaryString.charCodeAt   (i);
  }
  return new Blob([binaryArray], { type: 'image/png' }); // 適切なMIMEタイプを指定
}
  1. fetch APIを使用する
    • fetch APIを使用して、base64文字列をBlobに変換します。
    • fetch APIのBlobオプションを使用して、Blobオブジェクトを作成します。
function base64ToBlob(base64Data) {
  return fetch('data:image/png;base64,' + base64Data) // 適切なMIMEタイプを指定
    .then(response => response.blob());
}

const base64Image = 'data:image/png;base64,iVBORw0KGgoAAAANSUhEUgAAAAUAAAAFCAYAAACNbyseAAAAAXNSR0IArs4c6QAAAARnQU1BAACxjwv8YQUAAAAJcEhZcwAAEnQAAAAcAAAAASUX09AAAABJRU5ErkJggg==';

const blob = base64ToBlob(base64Image);
// blobをダウンロードしたり、他の処理に利用する

注意

  • fetch APIを使用する場合は、ブラウザのサポート状況を確認してください。
  • Base64文字列が正しいエンコードであることを確認してください。
  • typeオプションは、BlobのMIMEタイプを指定します。適切なMIMEタイプを設定してください。



方法1: atob関数を使用する

function base64ToBlob(base64Data) {
  const binaryString = window.atob(base64Data);
  const binaryArray = new Uint8Array(binaryString.length);
  for (let i = 0; i < binaryString.length; i++) {
    binaryArray[i] = binaryString.charCodeAt   (i);
  }
  return new Blob([binaryArray], { type: 'image/png' }); // 適切なMIMEタイプを指定
}

解説

  1. typeオプションでBlobのMIMEタイプを指定します。

方法2: fetch APIを使用する

function base64ToBlob(base64Data) {
  return fetch('data:image/png;base64,' + base64Data) // 適切なMIMEタイプを指定
    .then(response => response.blob());
}
const base64Image = 'data:image/png;base64,iVBORw0KGgoAAAANSUhEUgAAAAUAAAAFCAYAAACNbyseAAAAAXNSR0IArs4c6QAAAARnQU1BAACxjwv8YQUAAAAJcEhZcwAAEnQAAAAcAAAAASUX09AAAABJRU5ErkJggg==';

const blob = base64ToBlob(base64Image);
// blobをダウンロードしたり、他の処理に利用する
  1. base64エンコードされた画像データを定義します。
  2. base64ToBlob関数を使用して、Blobオブジェクトを作成します。
  3. 作成されたBlobオブジェクトをダウンロードしたり、他の処理に利用します。



FileReader APIを使用する

function base64ToBlob(base64Data) {
  const binaryString = window.atob(base64Data);
  const binaryArray = new Uint8Array(binaryString.length);
  for (let i = 0; i < binaryString.length; i++) {
    binaryArray[i] = binaryString.charCodeAt   (i);
  }

  const blob = new Blob([binaryArray], { type: 'image/png' }); // 適切なMIMEタイプを指定

  return new Promise((resolve, reject) => {
    const reader = new FileReader();
    reader.onload = () => resolve(reader.result);
    reader.onerror = reject;
    reader.readAsDataUR   L(blob);
  });
}
  • Promiseを使用して、非同期処理を管理します。
  • FileReader APIを使用して、BlobオブジェクトをデータURLに変換します。

BlobBuilder APIを使用する(非推奨)

function base64ToBlob(base64Data) {
  const binaryString = window.atob(base64Data);
  const binaryArray = new Uint8Array(binaryString.length);
  for (let i = 0; i < binaryString.length; i++) {
    binaryArray[i] = binaryString.charCodeAt   (i);
  }

  const bb = new BlobBuilder();
  bb.append(binaryArray.buffer);
  return bb.getBlob('image/png'); // 適切なMIMEタイプを指定
}
  • BlobBuilder APIは、現在は非推奨となっているため、新しいプロジェクトでは使用しないことを推奨します。
  • BlobBuilder APIを使用して、Blobオブジェクトを作成します。

javascript base64



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