data:URI ファイル名指定方法

2024-10-10

JavaScriptでdata: URIのファイル名を指定する方法

data: URIは、データを直接URLに埋め込む形式です。通常、ファイル名を指定することはできませんが、いくつかのテクニックを使用してファイル名をブラウザに提示することができます。

Content-Dispositionヘッダを使用する

最も一般的な方法は、HTTPヘッダのContent-Disposition属性を使用することです。これにより、ブラウザにダウンロード時のファイル名を指定することができます。

var blob = new Blob(["This is the file content."], { type: "text/plain" });
var url = URL.createObjectURL(blob);

var a = document.createElement('a');
a.href = url;
a.download = 'my_suggested_filename.txt'; // ファイル名を指定
a.style.display = 'none';
document.body.appendChild(a);
a.click();
document.body.removeChild(a);

このコードでは、Blobオブジェクトを作成し、URL.createObjectURLを使用してdata: URIを作成しています。次に、aタグを作成し、そのhref属性にdata: URIを、download属性に希望のファイル名を設定します。最後に、aタグをクリックしてダウンロードをトリガーします。

ブラウザの機能を利用する

一部のブラウザは、data: URIをダウンロードする際にファイル名を指定する機能を提供しています。例えば、Chromeでは、data: URIを右クリックして「名前を付けてリンクを保存」を選択すると、ファイル名を指定することができます。

サーバーサイドでファイル名を指定する

サーバーサイドでdata: URIを生成する場合、HTTPヘッダのContent-Disposition属性を使用してファイル名を指定することができます。

注意

  • ファイル名の指定は、ユーザーのセキュリティやプライバシーを考慮して適切に行う必要があります。
  • ブラウザによっては、これらのテクニックがサポートされない場合があります。



var blob = new Blob(["This is the file content."], { type: "text/plain" });
var url = URL.createObjectURL(blob);

var a = document.createElement('a');
a.href = url;
a.download = 'my_suggested_filename.txt'; // ファイル名を指定
a.style.display = 'none';
document.body.appendChild(a);
a.click();
document.body.removeChild(a);

コードの説明

  1. Blobオブジェクトを作成し、ファイルの内容を指定します。
  2. URL.createObjectURLを使用して、Blobオブジェクトからdata: URIを作成します。
  3. aタグを作成し、そのhref属性にdata: URIを、download属性に希望のファイル名を設定します。
  4. aタグを一時的にDOMに追加し、クリックしてダウンロードをトリガーします。
  5. aタグを削除します。



// Node.jsの例
const express = require('express');
const app = express();

app.get('/download', (req, res) => {
  const data = 'This is the file content.';
  const contentType = 'text/plain';
  const filename = 'my_suggested_filename.txt';

  res.setHeader('Content-Disposition', `attachment; filename=${filename}`);
  res.setHeader('Content-Type', contentType);
  res.send(data);
});

app.listen(3000, () => {
  console.log('Server listening on port 3000');
});

このコードでは、Node.jsのExpressフレームワークを使用して、HTTPリクエストを受け取り、Content-Dispositionヘッダを設定してファイル名を指定し、データをレスポンスとして送信しています。

サードパーティライブラリを使用する

いくつかのサードパーティライブラリは、data: URIのファイル名を指定する機能を提供しています。例えば、FileSaver.jsライブラリを使用すると、以下のようにファイル名を指定することができます。

const blob = new Blob(["This is the file content."], { type: "text/plain" });
saveAs(blob, 'my_suggested_filename.txt');

javascript html url



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