HTMLフォームボタンの基礎:と の違い
HTMLフォームにおける <input type="button"> と <input type="submit"> の違い
送信動作
<input type="submit">
: フォームデータをサーバーへ送信します。
JavaScriptによる操作
<input type="button">
: JavaScriptで自由にイベントを設定できます。<input type="submit">
: デフォルトで送信イベントが発生するため、JavaScriptでのイベント設定は限定されます。
<input type="submit">
: クリック時に送信前にデータチェック
その他の違い
<input type="submit">
: フォーム内に1つしか存在できない(複数存在しても最初の1つのみ有効)
- フォームデータをサーバーへ送信したい場合は
<input type="submit">
を使用します。 - フォームデータを送信せずに、JavaScriptで独自の処理を行いたい場合は
<input type="button">
を使用します。
- ログインフォーム:
<input type="submit">
- 商品検索フォーム:
<input type="button">
(検索処理はJavaScriptで行う)
まとめ
<input type="button">
と <input type="submit">
は、見た目こそ似ていますが、役割と動作は大きく異なります。それぞれの違いを理解し、目的に合ったボタンを選択することが重要です。
送信ボタン
<form action="送信先URL">
<input type="text" name="名前">
<input type="submit" value="送信">
</form>
リセットボタン
<form>
<input type="text" name="名前">
<input type="button" value="リセット" onclick="resetForm()">
</form>
<script>
function resetForm() {
document.forms[0].reset();
}
</script>
JavaScriptによるイベント設定
<form>
<input type="button" value="ボタン" onclick="alert('ボタンが押されました')">
</form>
<input type="button">
と <input type="submit">
の違いを理解し、目的に合ったボタンを選択することで、より使いやすく機能的なフォームを作成することができます。
HTMLフォームにおけるボタン作成のその他の方法
<button> 要素
<button type="submit">送信</button>
<button type="button" onclick="resetForm()">リセット</button>
JavaScriptを使用して、完全に独自のボタンを作成することもできます。
<div id="button"></div>
<script>
const button = document.getElementById("button");
button.addEventListener("click", () => {
// ボタンクリック時の処理
});
button.textContent = "ボタン";
</script>
- シンプルなボタンを作成したい場合は、
<input>
要素が最も簡単です。 - より多くの機能やスタイルを適用したい場合は、
<button>
要素を使用します。 - 完全な自由度が必要な場合は、JavaScriptを使用して独自ボタンを作成します。
それぞれの方法のメリットとデメリット:
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
<input> 要素 | 簡単 | 機能やスタイルが限定 |
<button> 要素 | 機能やスタイルが豊富 | 少し複雑 |
JavaScript | 完全な自由度 | 最も複雑 |
HTMLフォームにおけるボタン作成には、いくつかの方法があります。それぞれの方法のメリットとデメリットを理解し、目的に合った方法を選択することが重要です。
html input types