HTML5ローカルストレージでWebアプリケーションの可能性を広げる：オフライン対応、データキャッシュ、ユーザー設定など

2024-04-16

HTML5ローカルストレージのアイテムの有効期限

ローカルストレージアイテムの有効期限は、ブラウザによって異なります。 一般的には、アイテムはブラウザを閉じるまで保存されますが、ブラウザの再起動やデバイスの再起動によって消去される場合もあります。

ローカルストレージアイテムの有効期限を制御する方法はいくつかあります。

localStorage.setItem() メソッドの expires オプション を使用して、アイテムの有効期限を指定することができます。このオプションには、日付またはミリ秒単位の時間値を設定できます。
ブラウザの設定 で、ローカルストレージの自動消去を有効にすることができます。この設定により、ブラウザを閉じたり、一定期間後にローカルストレージのアイテムが自動的に消去されます。

以下に、各ブラウザにおけるローカルストレージアイテムの有効期限の例を示します。

Chrome: ブラウザを閉じるまで保存

ローカルストレージアイテムの有効期限を制御する必要がある場合は、上記のいずれかの方法を使用することができます。

以下に、JavaScript、HTML、ローカルストレージを使用して、アイテムの有効期限を設定する方法を示す例を示します。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>Local Storage Example</title>
</head>
<body>
  <button onclick="setItemWithExpiration()">Set Item with Expiration</button>
  <button onclick="getItem()">Get Item</button>
  <button onclick="removeItem()">Remove Item</button>

  <script>
    function setItemWithExpiration() {
      const expirationDate = new Date();
      expirationDate.setDate(expirationDate.getDate() + 1); // 1 day from now

      localStorage.setItem('myItem', 'Hello, World!', expirationDate);
    }

    function getItem() {
      const item = localStorage.getItem('myItem');
      if (item) {
        console.log('Item:', item);
      } else {
        console.log('Item not found');
      }
    }

    function removeItem() {
      localStorage.removeItem('myItem');
      console.log('Item removed');
    }
  </script>
</body>
</html>

この例では、setItemWithExpiration() 関数は、myItem という名前のアイテムをローカルストレージに保存します。このアイテムは、1 日後に有効期限が切れます。

getItem() 関数は、myItem アイテムを取得してコンソールに表示します。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>Local Storage Example</title>
</head>
<body>
  <button onclick="setItemWithExpiration()">Set Item with Expiration</button>
  <button onclick="getItem()">Get Item</button>
  <button onclick="removeItem()">Remove Item</button>

  <script>
    function setItemWithExpiration() {
      const expirationDate = new Date();
      expirationDate.setDate(expirationDate.getDate() + 1); // 1 day from now

      localStorage.setItem('myItem', 'Hello, World!', expirationDate);
    }

    function getItem() {
      const item = localStorage.getItem('myItem');
      if (item) {
        console.log('Item:', item);
      } else {
        console.log('Item not found');
      }
    }

    function removeItem() {
      localStorage.removeItem('myItem');
      console.log('Item removed');
    }
  </script>
</body>
</html>

JavaScript

function setItemWithExpiration() {
  const expirationDate = new Date();
  expirationDate.setDate(expirationDate.getDate() + 1); // 1 day from now

  localStorage.setItem('myItem', 'Hello, World!', expirationDate);
}

function getItem() {
  const item = localStorage.getItem('myItem');
  if (item) {
    console.log('Item:', item);
  } else {
    console.log('Item not found');
  }
}

function removeItem() {
  localStorage.removeItem('myItem');
  console.log('Item removed');
}

説明

HTML コード

setItemWithExpiration() ボタンをクリックすると、setItemWithExpiration() 関数が呼び出されます。
getItem() ボタンをクリックすると、getItem() 関数が呼び出されます。

使用方法

このコードを保存して index.html という名前のファイルとして保存します。ブラウザで index.html ファイルを開くと、3 つのボタンが表示されます。

Get Item ボタンをクリックすると、myItem アイテムがコンソールに表示されます。

注意事項

このコードは、ブラウザを閉じるまでアイテムが保存されることを前提としています。ブラウザを再起動すると、アイテムが消去される可能性があります。
このコードは、アイテムの有効期限を 1 日後に設定します。必要に応じて、この値を変更できます。
このコードは、localStorage.setItem() メソッドの expires オプションを使用してアイテムの有効期限を設定します。他の方法でアイテムの有効期限を設定することもできます。

HTML5ローカルストレージアイテムの有効期限を制御するその他の方法

以下に、その例を示します。

サービスワーカー を使用して、アイテムの有効期限を管理することができます。サービスワーカーは、バックグラウンドで実行される JavaScript スクリプトです。サービスワーカーを使用して、アイテムの有効期限を監視し、期限切れになったアイテムを自動的に削除することができます。
サードパーティ製のライブラリ を使用して、アイテムの有効期限を管理することができます。これらのライブラリは、localStorage.setItem() メソッドの expires オプションよりも高度な機能を提供する場合があります。

単純な要件の場合は、ブラウザの設定でローカルストレージの自動消去を有効にするだけで十分な場合があります。

より高度な機能が必要な場合は、サービスワーカーまたはサードパーティ製のライブラリを使用することを検討する必要があります。

以下に、各方法の利点と欠点をまとめた表を示します。

方法	利点	欠点
ブラウザの設定	簡単	機能が限られている
サービスワーカー	高度な機能	複雑
サードパーティ製のライブラリ	豊富な機能	ライブラリを学ぶ必要がある