Flexboxでレスポンシブレイアウトを作成する方法

2024-04-02

HTML、CSS、Flexboxを使ってFlexコンテナの残りの高さまたは幅を埋める方法

flex-grow プロパティは、要素がどれだけ成長できるかを指定します。デフォルト値は 0 で、要素はコンテンツサイズに合わせてのみ成長します。

例:

<div class="container">
  <div class="header">ヘッダー</div>
  <div class="content">コンテンツ</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
}

.header {
  flex-grow: 0;
}

.content {
  flex-grow: 1;
}

この例では、.container は縦方向のFlexboxレイアウトで、.header と .content という2つの要素を持っています。

  • .header は flex-grow: 0 で、コンテンツサイズに合わせてのみ成長します。
  • .content は flex-grow: 1 で、残りの高さをすべて埋めるように成長します。

flex-basis プロパティは、要素の初期サイズを指定します。

<div class="container">
  <div class="header">ヘッダー</div>
  <div class="content">コンテンツ</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
}

.header {
  flex-basis: 50px;
}

.content {
  flex-grow: 1;
}

この例では、.header は flex-basis: 50px で、初期サイズが50pxになります。残りの高さは .content が flex-grow: 1 で埋めます。

align-items プロパティと justify-content プロパティは、Flexコンテナ内の要素をどのように配置するかを指定します。

<div class="container">
  <div class="header">ヘッダー</div>
  <div class="content">コンテンツ</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
  align-items: center;
  justify-content: center;
}

.header {
  flex-basis: 50px;
}

.content {
  flex-grow: 1;
}

この例では、.container は align-items: center と justify-content: center で、.header と .content が垂直方向と水平方向に中央揃えされます。

その他の方法

上記以外にも、以下のような方法で残りの高さまたは幅を埋めることができます。

  • margin: auto を使う
  • position: absolute と calc() を使う
  • CSS Gridを使う

これらの方法を組み合わせることで、様々なレイアウトを作成することができます。




<div class="container">
  <div class="header">ヘッダー</div>
  <div class="content">コンテンツ</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
}

.header {
  flex-grow: 0;
}

.content {
  flex-grow: 1;
}

flex-basis プロパティを使う

<div class="container">
  <div class="header">ヘッダー</div>
  <div class="content">コンテンツ</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
}

.header {
  flex-basis: 50px;
}

.content {
  flex-grow: 1;
}

align-items プロパティと justify-content プロパティを使う

<div class="container">
  <div class="header">ヘッダー</div>
  <div class="content">コンテンツ</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
  align-items: center;
  justify-content: center;
}

.header {
  flex-basis: 50px;
}

.content {
  flex-grow: 1;
}
<div class="container">
  <div class="content">コンテンツ</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
}

.content {
  margin: 0 auto;
}
<div class="container">
  <div class="content">コンテンツ</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
  position: relative;
}

.content {
  position: absolute;
  top: 0;
  bottom: 0;
  left: 0;
  right: 0;
}
<div class="container">
  <div class="header">ヘッダー</div>
  <div class="content">コンテンツ</div>
</div>
.container {
  display: grid;
}

.header {
  grid-area: 1 / 1 / 2 / 2;
}

.content {
  grid-area: 2 / 1 / 3 / 2;
}

これらのサンプルコードを参考に、様々なレイアウトを作成してみてください。




Flexコンテナの残りの高さまたは幅を埋めるその他の方法

margin プロパティを使って、要素の外側に余白を追加することができます。

<div class="container">
  <div class="content">コンテンツ</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
}

.content {
  margin: auto;
}

この例では、.content は margin: auto で、左右に等しい余白が追加されます。

<div class="container">
  <div class="content">コンテンツ</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
}

.content {
  padding: 10px;
}
<div class="container">
  <div class="content">コンテンツ</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
}

.content {
  border: 1px solid #ccc;
}

この例では、.content は border: 1px solid #ccc で、1px幅の灰色の枠線が追加されます。

calc() 関数を使って、要素のサイズを動的に計算することができます。

<div class="container">
  <div class="header">ヘッダー</div>
  <div class="content">コンテンツ</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
}

.header {
  height: 50px;
}

.content {
  height: calc(100vh - 50px);
}

この例では、.content は height: calc(100vh - 50px) で、.header の高さ (50px) を除いた残りの高さになります。

CSS Grid は、2次元レイアウトを作成するためのレイアウトシステムです。

<div class="container">
  <div class="header">ヘッダー</div>
  <div class="content">コンテンツ</div>
</div>
.container {
  display: grid;
}

.header {
  grid-area: 1 / 1 / 2 / 2;
}

.content {
  grid-area: 2 / 1 / 3 / 2;
}

この例では、.content は grid-area: 2 / 1 / 3 / 2 で、2行1列から3行2列までの領域を占めます。


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