ReactのonSubmit設定でつまづいた? これで解決! 詳細解説とサンプルコード付き

2024-06-23

React.jsにおいて、onSubmitイベントはフォーム送信時にトリガーされるイベントハンドラです。これは、入力されたデータをhandleSubmit関数に送信し、その情報を利用するHTML DOMのonsubmitイベントと似ています。ただし、Reactではキャメルケース表記を用います。

本記事では、onSubmitをReact.jsで設定する方法について、分かりやすく解説します。

ステップ解説

    • フォームデータの収集
    • データの検証(必要な場合)
    • データの送信(APIサーバーなどへ)

以下の例は、シンプルなReactフォームコンポーネントと、それに対応するhandleSubmit関数を示しています。

import React, { useState } from 'react';

function MyForm() {
  const [name, setName] = useState('');
  const [email, setEmail] = useState('');

  const handleSubmit = (event) => {
    event.preventDefault();
    console.log(`名前: ${name}、メールアドレス: ${email}`);
    // データ送信処理を記述
  };

  return (
    <form onSubmit={handleSubmit}>
      <label>名前:</label>
      <input type="text" value={name} onChange={(e) => setName(e.target.value)} />
      <br />
      <label>メールアドレス:</label>
      <input type="email" value={email} onChange={(e) => setEmail(e.target.value)} />
      <br />
      <button type="submit">送信</button>
    </form>
  );
}

この例では、useStateフックを使用してフォーム状態(nameemail)を管理しています。handleSubmit関数では、フォーム送信時にコンソールログを出力しています。実際のデータ送信処理はこの部分に記述します。

補足

  • preventDefaultメソッドを使用して、デフォルトのフォーム送信をキャンセルすることができます。
  • useFormFormikなどのライブラリを使用すると、フォーム状態管理やデータ検証をより簡単に記述することができます。
  • React Routerなどのライブラリを使用すると、フォーム送信後の画面遷移を制御することができます。



    import React, { useState } from 'react';
    
    function MyForm() {
      const [name, setName] = useState('');
      const [email, setEmail] = useState('');
    
      const handleSubmit = (event) => {
        event.preventDefault();
        console.log(`名前: ${name}、メールアドレス: ${email}`);
        // データ送信処理を記述
      };
    
      return (
        <form onSubmit={handleSubmit}>
          <label>名前:</label>
          <input type="text" value={name} onChange={(e) => setName(e.target.value)} />
          <br />
          <label>メールアドレス:</label>
          <input type="email" value={email} onChange={(e) => setEmail(e.target.value)} />
          <br />
          <button type="submit">送信</button>
        </form>
      );
    }
    
    export default MyForm;
    
    • フォームの入力フィールド(名前とメールアドレス)
    • onSubmitイベントハンドラを使用してフォーム送信を検出する
    • useStateフックを使用してフォームデータを管理する
    • フォーム送信時にコンソールログを出力する

    このコードは、ReactにおけるonSubmitの設定方法を理解するための基本的な例です。実際のアプリケーションでは、データ検証、API通信、エラー処理などを追加する必要があります。




    React.jsにおけるonSubmitの設置方法:代替方法

    React.jsにおいて、onSubmitイベントハンドラを設定する方法は、上記で紹介した方法以外にもいくつかあります。以下では、代表的な代替方法と、それぞれの特徴について解説します。

    代替方法

    各方法の特徴

    方法特徴利点欠点適用例
    useStateフックフォーム状態を直接管理するシンプルなコードデータ検証やエラー処理が複雑になる可能性がある簡単なフォーム
    useRefフックフォーム要素を参照してデータを取得するフォーム状態を直接管理する必要がないコードが冗長になる可能性があるフォーム状態を直接管理したくない場合
    forwardRefプロパティフォーム要素をカスタムコンポーネントに渡すカスタムコンポーネント内でフォーム送信を検知できるコードが複雑になる可能性があるカスタムコンポーネント内でフォームデータを利用したい場合
    Formコンポーネントフォーム状態管理、データ検証、エラー処理などを自動的に行う複雑なフォームを簡単に構築できるライブラリの導入が必要複雑なフォーム

    以下の例は、useRefフックを使用してフォームデータを取得する方法を示しています。

    import React, { useRef } from 'react';
    
    function MyForm() {
      const nameRef = useRef(null);
      const emailRef = useRef(null);
    
      const handleSubmit = (event) => {
        event.preventDefault();
        const name = nameRef.current.value;
        const email = emailRef.current.value;
        console.log(`名前: ${name}、メールアドレス: ${email}`);
        // データ送信処理を記述
      };
    
      return (
        <form onSubmit={handleSubmit}>
          <label>名前:</label>
          <input type="text" ref={nameRef} />
          <br />
          <label>メールアドレス:</label>
          <input type="email" ref={emailRef} />
          <br />
          <button type="submit">送信</button>
        </form>
      );
    }
    

    この例では、useRefフックを使用して、nameemail入力フィールドをそれぞれ参照しています。handleSubmit関数では、これらの参照要素から値を取得し、コンソールログに出力しています。

    React.jsにおけるonSubmitの設定方法は、様々な方法があります。それぞれの方法には、それぞれの特徴と利点・欠点があります。最適な方法は、フォームの複雑性や要件によって異なります。

    上記の解説を参考に、それぞれの方法の特徴を理解し、状況に適した方法を選択してください。


    javascript forms form-submit


    JavaScriptで文字列を大文字/小文字に変換する方法を現役エンジニアが解説

    String. prototype. toLowerCase() メソッドは、文字列をすべて小文字に変換します。String. prototype. replace() メソッドは、文字列内の特定のパターンを別の文字列に置き換えます。ループを使って、文字列内の各文字を小文字に変換することもできます。...


    JavaScriptでテキストボックス内のEnterキーでボタンをクリックする方法

    この方法は、テキストボックスに onkeydown イベントを設定し、Enterキーが押された時に click イベントを発生させるものです。上記のコードでは、textbox というIDを持つテキストボックスに onkeydown イベントを設定しています。event...


    Node.jsにおけるストリームの活用:文字列からストリームを作成する方法

    最も簡単な方法は、stream. Readable. from() メソッドを使用することです。このメソッドは、文字列を Readable ストリームに変換します。上記のコードは、"Hello, World!" という文字列を Readable ストリームに変換し、そのストリームのデータが読み込まれるたびにコンソールに出力します。...


    discriminated union

    以下の例は、Person 型を拡張して、age プロパティを追加する方法を示しています。この例では、ExtendedPerson インターフェースは Person インターフェースを拡張し、age という名前の新しいプロパティを追加しています。person 変数は ExtendedPerson 型であるため、name と age の両方のプロパティにアクセスできます。...


    JavaScript/TypeScriptでJSONファイルをインポートする際のエラー

    Node. js v17以降では、JSONファイルのインポート時にERR_IMPORT_ASSERTION_TYPE_MISSINGエラーが発生することがあります。これは、import assertionと呼ばれる新しい機能が導入されたためです。...