ボタンクリック後のフォーカスをすっきり除去!HTML、CSS、Bootstrapで実現するスマートなUI

2024-05-09

HTML、CSS、Twitter Bootstrapでボタンクリック時にフォーカスを削除する方法

ボタンをクリックした後もフォーカスが残ってしまうと、ユーザーインターフェースが使いづらくなったり、誤操作を招いたりする可能性があります。そこで、今回は、HTML、CSS、Twitter Bootstrapを使って、ボタンクリック時にフォーカスを削除する方法を解説します。

方法

主に3つの方法があります。

JavaScriptを使用する

ボタンクリック時にJavaScriptの blur() メソッドを使って、ボタンのフォーカスを明示的に削除する方法です。この方法は、最も確実で汎用性の高い方法ですが、少しだけ複雑になります。

<button onclick="this.blur();">ボタン</button>

:focus-visible 擬似クラスを使用する

CSS3の :focus-visible 擬似クラスを使用する方法です。この方法は、比較的新しい方法で、すべてのブラウザでサポートされているわけではありませんが、JavaScriptを使用するよりも簡潔に記述できます。

button:focus-visible {
  outline: none;
}

Bootstrapの無効化クラスを使用する

Bootstrapには、ボタンを無効化するためのクラス disabled が用意されています。このクラスをボタンに付与すると、クリックできなくなり、同時にフォーカスも削除されます。ただし、この方法は、ボタンを完全に無効化してしまうため、一時的にフォーカスを削除したい場合のみの使用に適しています。

<button class="btn btn-primary disabled">ボタン</button>

それぞれの方法の比較

方法利点欠点
JavaScript確実で汎用的やや複雑
:focus-visible簡潔サポートブラウザが限られる
Bootstrap無効化クラス簡単ボタンを完全に無効化する

ボタンクリック時にフォーカスを削除するには、JavaScript、focus-visible、Bootstrap無効化クラスのいずれかを使用できます。それぞれの方法の利点と欠点を理解した上で、状況に応じて適切な方法を選択してください。




以下に、それぞれの方法のサンプルコードを示します。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>ボタンクリック時のフォーカス削除</title>
</head>
<body>
  <button onclick="this.blur();">ボタン</button>
</body>
</html>
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>ボタンクリック時のフォーカス削除</title>
  <style>
    button:focus-visible {
      outline: none;
    }
  </style>
</head>
<body>
  <button>ボタン</button>
</body>
</html>
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>ボタンクリック時のフォーカス削除</title>
  <link rel="stylesheet" href="https://stackpath.bootstrapcdn.com/bootstrap/4.5.2/css/bootstrap.min.css">
</head>
<body>
  <button class="btn btn-primary disabled">ボタン</button>
  <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.5.1.slim.min.js"></script>
  <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/[email protected]/dist/umd/popper.min.js"></script>
  <script src="https://stackpath.bootstrapcdn.com/bootstrap/4.5.2/js/bootstrap.min.js"></script>
</body>
</html>

これらのコードを参考に、ご自身の状況に合わせて調整してください。




その他のフォーカス削除方法

tabindex 属性は、要素のタブインデックスを設定します。この属性を -1 に設定すると、その要素はタブ順序から除外され、フォーカスが移動しなくなります。

<button tabindex="-1">ボタン</button>

aria-disabled 属性は、要素が無効化されていることを示します。この属性を true に設定すると、その要素はフォーカスを受け付けなくなります。

<button aria-disabled="true">ボタン</button>

pointer-events: none スタイルは、要素に対するポインターイベントを無効化します。これにより、マウスやタッチ操作によるフォーカス移動を抑制できます。

button {
  pointer-events: none;
}

outline: none スタイルは、要素にフォーカスされた際のアウトラインを非表示にします。これにより、フォーカス状態が目立たなくなり、ユーザーインターフェースをすっきりさせることができます。

button:focus {
  outline: none;
}

注意点

  • 上記の方法は、いずれもブラウザの互換性があることを確認する必要があります。
  • 方法によっては、アクセシビリティに影響を与える可能性があります。

ボタンクリック時にフォーカスを削除する方法には、様々な方法があります。それぞれの方法の利点と欠点を理解した上で、状況に応じて適切な方法を選択してください。


html css twitter-bootstrap


HTML属性の長さに悩まされないためのベストプラクティス

HTML 属性の値は、理論上は無限の長さに設定できます。しかし、ブラウザによっては、非常に長い属性値を正しく処理できない場合があります。一般的には、1024 文字を超える属性値は避けることを推奨されています。属性名(キーワード)の長さは、XML の命名規則 に従う必要があります。具体的には、以下の条件を満たす必要があります。...


【初心者向け】HTML印刷で改行を自在に操る!強制改ページの方法を徹底解説

CSS の break-before と break-after プロパティを使用するbreak-before:要素の前に改行を挿入します。<br> タグを使用する<br> タグは、ブラウザ上では改行のみを挿入しますが、印刷時にはページ区切りとしても機能します。...


HTMLとCSSを使ってdiv内のspan要素を垂直方向に中央揃えする方法

text-align: center;を使うこれは最も簡単な方法で、インライン要素である<span>要素に対してのみ有効です。親div要素にtext-align: center;プロパティを設定することで、その中のすべてのインライン要素が垂直方向に中央揃えになります。...


Flexbox & Gridレイアウトも解説!CSSで巨大画像を中央揃えにする全方法

Webデザインにおいて、画像を中央揃えに配置することはよくある課題です。特に、画像が親要素よりも大きい場合、適切なCSSプロパティを使用しないと、画像がはみ出てしまうことがあります。このチュートリアルでは、CSSを使用して巨大な画像をDiv内に中央揃えに配置する方法を、初心者でも分かりやすく解説します。...