プログラミング初心者でも安心!テーブル内リストの作り方(HTML、Markdown、GFM)

2024-06-09

HTML、Markdown、GitHub Flavored Markdownにおけるテーブル内リスト作成方法

Markdownは、シンプルな記法でテキストを記述できる軽量マークアップ言語です。一方、HTMLはWebページの構造やレイアウトを定義する言語です。GitHub Flavored Markdown(GFM)は、GitHubで拡張されたMarkdown構文であり、テーブル内リスト作成を含むいくつかの追加機能を提供します。

本記事では、HTML、Markdown、GFMにおけるテーブル内リストの記述方法について解説します。

HTMLによるテーブル内リスト

HTMLでは、以下の方法でテーブル内リストを作成できます。

<table>
  <tr>
    <th>項目</th>
    <th>内容</th>
  </tr>
  <tr>
    <td>タスク</td>
    <td>
      <ul>
        <li>分析</li>
        <li>設計</li>
        <li>開発</li>
        <li>テスト</li>
      </ul>
    </td>
  </tr>
</table>

この例では、<table>タグで表要素を作成し、<tr>タグで表行を作成します。各行のセルには、<th>タグでヘッダーセル、<td>タグでデータセルを設定します。データセル内には、<ul>タグで箇条書きリストを作成し、リスト項目を<li>タグで囲みます。

Markdownによるテーブル内リスト

標準的なMarkdownでは、テーブルセル内にリストを直接記述することはできません。しかし、改行記号(\n)とパイプ記号(|)のエスケープを用いることで、疑似的なリストを作成することができます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タスク |
| - 分析
| - 設計
| - 開発
| - テスト |

この例では、改行記号(\n)を2つ使用してリスト項目を区切り、パイプ記号(|)をエスケープ(\|)することで、テーブルセル内にリストを表示します。

GFMでは、拡張機能としてテーブルセル内に直接リストを記述することができます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タスク |
| - 分析
| - 設計
| - 開発
| - テスト
|

この例では、GFMでサポートされている拡張機能を利用して、テーブルセル内に箇条書きリストを直接記述しています。

その他の方法

  • HTMLとMarkdownを混在させる
  • コードブロックを使用する
  • テーブル作成用ライブラリを使用する

注意点

  • 使用するツールやサービスによっては、上記の方法がすべてサポートされているとは限りません。
  • テーブル内リストを作成する際は、可読性とメンテナンス性を考慮することが重要です。



    HTML

    <!DOCTYPE html>
    <html lang="ja">
    <head>
      <meta charset="UTF-8">
      <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
      <title>テーブル内リスト(HTML)</title>
    </head>
    <body>
      <table>
        <tr>
          <th>項目</th>
          <th>内容</th>
        </tr>
        <tr>
          <td>タスク</td>
          <td>
            <ul>
              <li>分析</li>
              <li>設計</li>
              <li>開発</li>
              <li>テスト</li>
            </ul>
          </td>
        </tr>
      </table>
    </body>
    </html>
    

    Markdown(標準)

    | 項目 | 内容 |
    |---|---|
    | タスク |
    | - 分析
    | - 設計
    | - 開発
    | - テスト |
    

    Markdown(GFM)

    | 項目 | 内容 |
    |---|---|
    | タスク |
    | - 分析
    | - 設計
    | - 開発
    | - テスト
    |
    

    上記以外にも、様々な方法でテーブル内リストを作成することができます。詳細は、前述の解説記事や参考情報をご確認ください。

    補足

    • 上記のサンプルコードは、あくまでも基本的な例です。実際の使用場面に合わせて、適宜カスタマイズしてください。
    • コードの動作確認は、HTMLエディタやMarkdownプレビューツールなどを利用して行うことができます。



    HTML、Markdown、GFM以外でのテーブル内リスト作成方法

    CSVファイルと表作成ツールを使用する

    1. テーブルデータをCSVファイルで用意します。
    2. Excelなどの表作成ツールでCSVファイルを開き、テーブル形式で表示します。
    3. 表作成ツールの機能を使って、セル内に箇条書きリストを作成します。
    4. 作成したテーブルをHTML形式で保存します。

    例:Excelでの作成方法

    1. Excelで新しいワークシートを作成します。
    2. A列に「項目」、B列に「内容」と入力します。
    3. B2セルに「タスク」と入力します。
    4. B3セルに以下の式を入力します。
    =TEXT(ROW(),"-0")&" 分析"
    
    1. B3セルの書式設定を開き、「配置」タブで「折り返し行を挿入」にチェックを入れます。
    2. B4セルからB6セルまで、B3セルの式をコピーして貼り付けます。
    3. セル範囲B2:B6を選択し、右クリックメニューから「セルの書式設定」を選択します。
    4. 「境界」タブで、外側境界線と内側境界線を設定します。
    5. ファイルメニューから「名前を付けて保存」を選択し、「ファイルの種類」を「Web ページ (*.htm; *.html)」に変更して保存します。

    データベースとWebフレームワークを使用する

    1. テーブルデータをデータベースに格納します。
    2. Webフレームワークを使用して、データベースからテーブルデータを動的に取得します。
    3. テンプレートエンジンを使用して、テーブルデータをHTML形式で出力します。
    4. テンプレート内で、リスト項目を生成するロジックを実装します。

    例:Django(Python)での作成方法

    1. Djangoプロジェクトを作成し、アプリを作成します。
    2. models.pyで、テーブルモデルを定義します。
    from django.db import models
    
    class Task(models.Model):
      name = models.CharField(max_length=255)
      steps = models.TextField()
    
    1. views.pyで、テーブルデータを取得してテンプレートにレンダリングするビュー関数を定義します。
    from django.shortcuts import render
    from .models import Task
    
    def index(request):
      tasks = Task.objects.all()
      context = {
        'tasks': tasks,
      }
      return render(request, 'index.html', context)
    
    1. templates/index.htmlで、テーブルとリスト項目を生成するHTMLコードを記述します。
    <table>
      <tr>
        <th>項目</th>
        <th>内容</th>
      </tr>
      {% for task in tasks %}
        <tr>
          <td>{{ task.name }}</td>
          <td>
            <ul>
              {% for step in task.steps.split('\n') %}
                <li>{{ step }}</li>
              {% endfor %}
            </ul>
          </td>
        </tr>
      {% endfor %}
    </table>
    

    JavaScriptライブラリを使用する

    1. HTMLで空のテーブルを作成します。
    2. JavaScriptライブラリを使用して、テーブルデータとリスト項目を動的に生成します。

    例:DataTablesとjQueryでの作成方法

    <table>
      <thead>
        <tr>
          <th>項目</th>
          <th>内容</th>
        </tr>
      </thead>
      <tbody>
      </tbody>
    </table>
    
    1. JavaScriptで、DataTablesとjQueryを読み込みます。
    <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.5.1.slim.min.js"></script>
    <script src="https://cdn.datatables.net/1.12.1/js/jquery.dataTables.min.js"></script>
    
    1. JavaScriptで、テーブルデータとリスト項目を生成して、DataTablesに設定します。
    $(document).ready(function() {
      const tasks = [
        {
          name: 'タスク1',
          steps: [
            '分析',
            '設計',
            '開発',
            'テスト',
          ],
        },
        {
          name: 'タスク2',
          steps: [
            '要件定義',
            '仕様設計',
            '実装',
            '検証',
          ],
        },
      ];
    
      const table = $('#myTable').
    

    html markdown github-flavored-markdown


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