HTML、CSS、JavaScriptでIframeを自在に操る

2024-04-08

Iframeをコンテナの残りの高さに100%フィットさせる方法

HTML

まず、Iframeを埋め込むコンテナとなる要素が必要です。この例では、div要素を使用します。

<div id="container">
  <h1>Iframeの例</h1>
  <p>このコンテナはIframeを収容します。</p>
  </div>

次に、Iframe要素を追加します。height属性は後ほどCSSで設定するため、ここでは省略します。

<div id="container">
  <h1>Iframeの例</h1>
  <p>このコンテナはIframeを収容します。</p>
  <iframe src="https://www.example.com/"></iframe>
</div>

CSS

次に、CSSを使用してIframeの高さ設定を行います。

#container {
  height: 100vh; /* コンテナの高さを100%ビューポート高さに設定 */
}

#container iframe {
  height: 100%; /* Iframeの高さをコンテナの高さに設定 */
  border: none; /* 不要であれば、Iframeの境界線を消去 */
}

上記のコードは、#container要素の高さを100%ビューポート高さに設定します。そして、#container要素内の全てのIframe要素の高さを100%に設定し、不要であれば境界線を消去します。

JavaScript

場合によっては、JavaScriptを使用してIframeの高さを動的に調整する必要がある場合があります。例えば、コンテナのサイズが変更された場合などにIframeの高さを再調整する必要がある場合です。

const container = document.getElementById('container');
const iframe = container.querySelector('iframe');

function resizeIframe() {
  iframe.height = container.clientHeight - iframe.offsetTop;
}

window.addEventListener('resize', resizeIframe);

resizeIframe();

上記のコードは、#container要素とiframe要素を取得します。そして、resizeIframe関数を作成し、この関数内でIframeの高さをコンテナのクライアント高さからIframeの上部オフセットを引いた値に設定します。最後に、windowオブジェクトのresizeイベントにresizeIframe関数を登録し、ウィンドウサイズの変更時にIframeの高さを再調整します。

上記のコード例を参考に、HTML、CSS、JavaScriptを使用してIframeをコンテナの残りの高さに100%フィットさせることができます。必要に応じて、コードを調整してニーズに合わせてください。




HTML

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>Iframeの例</title>
  <link rel="stylesheet" href="style.css">
</head>
<body>
  <div id="container">
    <h1>Iframeの例</h1>
    <p>このコンテナはIframeを収容します。</p>
    <iframe src="https://www.example.com/"></iframe>
  </div>
</body>
</html>

CSS

#container {
  height: 100vh; /* コンテナの高さを100%ビューポート高さに設定 */
}

#container iframe {
  height: 100%; /* Iframeの高さをコンテナの高さに設定 */
  border: none; /* 不要であれば、Iframeの境界線を消去 */
}

JavaScript

const container = document.getElementById('container');
const iframe = container.querySelector('iframe');

function resizeIframe() {
  iframe.height = container.clientHeight - iframe.offsetTop;
}

window.addEventListener('resize', resizeIframe);

resizeIframe();

実行方法

  1. 上記のコードをHTML、CSS、JavaScriptファイルに保存します。
  2. HTMLファイルをブラウザで開きます。

結果

Iframeがコンテナの残りの高さに100%フィットしていることを確認できます。

補足

上記のコードは基本的な例です。必要に応じて、コードを調整してニーズに合わせてください。




Iframeをコンテナの残りの高さに100%フィットさせるその他の方法

Flexboxを使用する

Flexboxは、レイアウトを柔軟に制御するためのCSSレイアウトシステムです。Flexboxを使用して、Iframeをコンテナの残りの高さに100%フィットさせることができます。

<div id="container">
  <h1>Iframeの例</h1>
  <p>このコンテナはIframeを収容します。</p>
  <iframe src="https://www.example.com/"></iframe>
</div>
#container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
  height: 100vh;
}

#container iframe {
  flex: 1 1 auto;
  border: none;
}

上記のコードは、#container要素にflex-direction: columnプロパティを設定して、縦方向にFlexboxレイアウトを適用します。そして、flex: 1 1 autoプロパティを設定して、Iframe要素がコンテナの残りの高さを占めるようにします。

<div id="container">
  <h1>Iframeの例</h1>
  <p>このコンテナはIframeを収容します。</p>
  <iframe src="https://www.example.com/"></iframe>
</div>
#container {
  display: grid;
  height: 100vh;
}

#container iframe {
  grid-area: 1 / 1;
  border: none;
}

JavaScriptを使用して、Iframeの高さを動的に調整することができます。

<div id="container">
  <h1>Iframeの例</h1>
  <p>このコンテナはIframeを収容します。</p>
  <iframe src="https://www.example.com/"></iframe>
</div>
const container = document.getElementById('container');
const iframe = container.querySelector('iframe');

function resizeIframe() {
  iframe.height = container.clientHeight - iframe.offsetTop;
}

window.addEventListener('resize', resizeIframe);

resizeIframe();

上記のコードは、windowオブジェクトのresizeイベントにresizeIframe関数を登録し、ウィンドウサイズの変更時にIframeの高さを再調整します。

ライブラリを使用する

jQueryなどのライブラリを使用して、Iframeを簡単に100%フィットさせることができます。

<div id="container">
  <h1>Iframeの例</h1>
  <p>このコンテナはIframeを収容します。</p>
  <iframe src="https://www.example.com/"></iframe>
</div>
$(document).ready(function() {
  $('#iframe').height($(window).height() - $('#container').offset().top);
});

上記のコードは、jQueryを使用してIframeの高さをウィンドウの高さからコンテナの上部オフセットを引いた値に設定します。

どの方法を使用するべきかは、プロジェクトの要件と開発者の好みによって異なります。


html css iframe


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