Windows環境でnpmコマンドが認識されない時の原因と解決方法

2024-04-02

Windows環境でnpmコマンドが認識されない時の原因と解決方法

コマンドプロンプトやPowerShellで npm コマンドを実行しようとすると、

'npm' は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。

というエラーメッセージが表示される。

原因:

このエラーメッセージは、以下のいずれかの原因で発生します。

  • npmがインストールされていない
  • Node.jsのバージョンが古い
  • 環境変数の問題
  • ファイル名の誤り
  • 管理者権限での実行
  • アンチウイルスソフトの影響

解決方法:

npmのインストール

まず、npmがインストールされていることを確認します。インストールされていない場合は、以下の手順でインストールします。

  1. Node.jsの公式ウェブサイトからインストーラーをダウンロードします。
  2. インストーラーを実行し、Node.jsをインストールします。
  3. Node.jsがインストールされると、npmも一緒にインストールされます。

npmのパス設定

npmがインストールされていても、パスが設定されていない場合は、コマンドプロンプトやPowerShellで npm コマンドを実行できません。以下の手順でパスを設定します。

Windows 10の場合

  1. スタートメニューを開き、「環境変数」と検索します。
  2. 検索結果から「システム環境変数の編集」を選択します。
  3. 「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されたら、「詳細設定」タブを選択します。
  4. 「環境変数」グループボックスの「新規」ボタンをクリックします。
  5. 変数名に Path、変数値に C:\Program Files\nodejs\npm と入力します。(Node.jsのインストールフォルダに合わせて変数値を変更してください)
  6. 「OK」ボタンを3回クリックして、ウィンドウを閉じます。
  1. コントロールパネルを開き、「システム」を選択します。
  2. 「システムの詳細設定」を選択します。

Node.jsのバージョンが古い場合、npmコマンドが認識されないことがあります。以下のコマンドでNode.jsのバージョンを確認します。

node -v

Node.jsのバージョンが8.0未満の場合は、最新バージョンにアップグレードします。

以下の環境変数が設定されていることを確認します。

  • PATH
  • NODE_ENV
  • NPM_CONFIG_PREFIX

これらの環境変数が設定されていない場合は、設定します。

実行するファイル名が間違っていないことを確認します。例えば、start コマンドを実行する場合は、npm start のようにファイル名を含めて実行する必要があります。

アンチウイルスソフトがnpmコマンドの実行を妨げている可能性があります。アンチウイルスソフトを一時的に無効にして、npm コマンドを実行してみてください。

その他の解決方法

上記の方法で解決しない場合は、以下の方法を試してみてください。

  • npmキャッシュのクリア
  • Node.jsの再インストール

補足:

  • 上記の解決方法は、Windows環境でのみ有効です。
  • MacやLinux環境の場合は、別の解決方法が必要になる場合があります。



npm install

このコードを実行すると、package.json ファイルに記載されているモジュールがインストールされます。

詳細

  • package.json ファイルは、プロジェクトで使用されるモジュールとそのバージョンを記述したファイルです。
  • 特定のモジュールをインストールする
npm install <module-name>
  • モジュールの特定のバージョンをインストールする
npm install <module-name>@<version>
  • 開発用の依存関係をインストールする
npm install --dev
npm install -g <module-name>



npmコマンドが認識されない時のその他の解決方法

npmのバージョン確認

npm -v

npmを再インストールすることで、問題が解決する場合があります。以下のコマンドで npm を再インストールします。

npm install -g npm
  • npmrc ファイルの設定
  • プロジェクトフォルダの変更
  • 別のネットワークでの接続

問題解決のためのヒント

  • 問題が発生したときは、エラーメッセージをよく読んで原因を特定しましょう。
  • インターネットで検索して、同じ問題を抱えている人がいないか調べてみましょう。

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