【日付計算の達人になれる】JavaScriptで2つの日付間の経過日数を計算するテクニック集
JavaScript、HTML、Dateを使って2つの日付間の経過日数を計算する方法
このチュートリアルでは、JavaScript、HTML、Dateオブジェクトを使用して、2つの日付間の経過日数を計算する方法を説明します。2つの日付を入力できるシンプルなHTMLフォームを作成し、JavaScriptを使用してその差を計算して表示します。
必要なもの
- テキストエディタ (メモ帳、Visual Studio Codeなど)
- Webブラウザ (Chrome、Firefox、Safariなど)
手順
-
HTMLファイルを作成する
以下のHTMLコードを
index.html
ファイルとして保存します。<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>経過日数計算</title> </head> <body> <h1>2つの日付間の経過日数</h1> <form id="dateForm"> <label for="startDate">開始日:</label> <input type="date" id="startDate" name="startDate" required> <br> <label for="endDate">終了日:</label> <input type="date" id="endDate" name="endDate" required> <br> <button type="button" onclick="calculateDays()">計算</button> </form> <div id="result"></div> <script src="script.js"></script> </body> </html>
-
JavaScriptファイルを作成する
以下のJavaScriptコードを
script.js
ファイルとして保存します。function calculateDays() { var startDate = new Date(document.getElementById('startDate').value); var endDate = new Date(document.getElementById('endDate').value); if (startDate > endDate) { alert("開始日は終了日よりも前に設定できません。"); return; } var diffInMilliSeconds = endDate.getTime() - startDate.getTime(); var diffInDays = diffInMilliSeconds / 1000 / 60 / 60 / 24; document.getElementById('result').innerHTML = "経過日数: " + diffInDays; }
-
ブラウザで実行する
index.html
とscript.js
ファイルを同じディレクトリに保存します。- Webブラウザで
index.html
ファイルを開きます。 - 開始日と終了日を入力し、「計算」ボタンをクリックします。
- 経過日数が「結果」領域に表示されます。
説明
このコードは、以下の手順で動作します。
calculateDays
関数は、HTMLフォームから開始日と終了日を取得します。Date
オブジェクトを使用して、各日付をJavaScriptに変換します。- 開始日と終了日のミリ秒単位の差を計算します。
- ミリ秒を日数に変換し、
result
要素に表示します。
補足
- このコードは、日付の入力形式として
YYYY-MM-DD
形式のみを想定しています。他の形式を使用する場合は、コードを修正する必要があります。 - 閏年を考慮していないため、厳密な計算ではありません。閏年を考慮する場合は、より複雑なコードが必要です。
- このコードは基本的な例であり、ニーズに合わせてカスタマイズできます。たとえば、経過時間を表示したり、経過日数を特定の形式でフォーマットしたりすることができます。
HTML (index.html)
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>経過日数計算</title>
</head>
<body>
<h1>2つの日付間の経過日数</h1>
<form id="dateForm">
<label for="startDate">開始日:</label>
<input type="date" id="startDate" name="startDate" required>
<br>
<label for="endDate">終了日:</label>
<input type="date" id="endDate" name="endDate" required>
<br>
<button type="button" onclick="calculateDays()">計算</button>
</form>
<div id="result"></div>
<script src="script.js"></script>
</body>
</html>
このHTMLコードは、以下の要素で構成されています。
<!DOCTYPE html>
: HTML5 ドキュメントであることを宣言します。<html lang="ja">
: HTMLドキュメントの言語を日本語に設定します。<head>
: メタデータを含むドキュメントのヘッダー部分です。<meta charset="UTF-8">
: 文字エンコーディングをUTF-8に設定します。<title>経過日数計算</title>
: ドキュメントのタイトルを設定します。
<body>
: ドキュメントの本文部分です。<h1>2つの日付間の経過日数</h1>
: ページのタイトルを表示する見出し1要素です。<div id="result"></div>
: 経過日数を表示するための要素です。<script src="script.js"></script>
:script.js
ファイルをスクリプトとして読み込みます。 </body> </html>
JavaScript (script.js)
function calculateDays() {
var startDate = new Date(document.getElementById('startDate').value);
var endDate = new Date(document.getElementById('endDate').value);
if (startDate > endDate) {
alert("開始日は終了日よりも前に設定できません。");
return;
}
var diffInMilliSeconds = endDate.getTime() - startDate.getTime();
var diffInDays = diffInMilliSeconds / 1000 / 60 / 60 / 24;
document.getElementById('result').innerHTML = "経過日数: " + diffInDays;
}
このJavaScriptコードは、以下の機能を提供します。
calculateDays
関数:document.getElementById('startDate').value
: 開始日入力フィールドの値を取得します。new Date(startDate)
: 開始日文字列をDate
オブジェクトに変換します。startDate > endDate
: 開始日が終了日よりも後の場合、true を返します。alert("開始日は終了日よりも前に設定できません。");
: 開始日が終了日よりも後の場合、アラートを表示します。endDate.getTime() - startDate.getTime()
: 2つの
JavaScriptで2つの日付間の経過日数を計算するその他の方法
方法 1: moment.js ライブラリを使用する
moment.js
は、JavaScriptで日付と時刻を操作するためのライブラリです。このライブラリを使用すると、2つの日付間の差を簡単に計算できます。
以下の手順に従って、moment.js
を使用して経過日数を計算します。
-
moment().format('YYYY-MM-DD');
-
calculateDays
関数を次のように更新します。function calculateDays() { var startDate = moment(document.getElementById('startDate').value); var endDate = moment(document.getElementById('endDate').value); var diffInDays = endDate.diff(startDate, 'days'); document.getElementById('result').innerHTML = "経過日数: " + diffInDays; }
moment(startDate)
とmoment(endDate)
を使用して、開始日と終了日をmoment
オブジェクトに変換します。endDate.diff(startDate, 'days')
を使用して、2つの日付間の差を日数で計算します。
-
import { differenceInDays } from 'date-fns';
differenceInDays(endDate, startDate)
を使用して、2つの日付間の差を日数で計算します。
利点と欠点
それぞれの方法には、利点と欠点があります。
- チュートリアルで紹介した方法:
- 利点: シンプルでわかりやすい。ライブラリの追加インストールが不要です。
- 欠点: 閏年を考慮していない。複雑な日付計算には向いていない。
- moment.js ライブラリを使用する方法:
- 利点: 閏年を考慮している。フォーマットや操作など、日付に対して多くの機能を提供している。
- 欠点: プロジェクトにライブラリを追加する必要がある。
どの方法を使用するかは、プロジェクトのニーズと好みによって異なります。シンプルでわかりやすい方法が必要な場合は、チュートリアルで紹介した方法を使用します。より多くの機能と精度が必要な場合は、moment.js
または DateFns
ライブラリを使用することを検討してください。
その他のリソース
- [moment.js](
javascript html date