Node.js パッケージ管理コマンド

npm uninstall

• グローバルインストールされたパッケージをアンインストール
  
  • npm uninstall -g <package-name>: グローバルスコープから指定したパッケージをアンインストールします。
• 開発依存関係のみアンインストール
  
• 複数のパッケージを一度にアンインストール
  
  • npm uninstall <package-name1> <package-name2> ...: 複数のパッケージをスペースで区切って指定します。
  • 例: npm uninstall lodash moment は、lodashとmomentの両方をアンインストールします。
• 基本的な使い方
  

npm prune

• 開発依存関係のみ削除
  
• 未使用依存関係の削除
  

• npm pruneを使用する前に、npm installを実行して依存関係をインストールしておく必要があります。
• npm uninstallとnpm pruneは、どちらもパッケージを削除するためのコマンドですが、npm uninstallは指定したパッケージを直接削除するのに対し、npm pruneはプロジェクトの依存関係ツリーを分析して未使用のパッケージを削除します。

Node.js パッケージ管理コマンドの例

基本的な使い方

npm uninstall lodash

• 上記のコマンドは、lodash パッケージをアンインストールします。

複数のパッケージを一度にアンインストール

npm uninstall lodash moment

開発依存関係のみアンインストール

npm uninstall --save-dev eslint

• 上記のコマンドは、package.json の devDependencies から eslint パッケージを削除します。

グローバルインストールされたパッケージをアンインストール

npm uninstall -g nodemon

• 上記のコマンドは、グローバルスコープから nodemon パッケージをアンインストールします。

未使用依存関係の削除

npm prune

開発依存関係のみ削除

npm prune --production

yarn

• 使い方
  
  • yarn install: 依存関係をインストールします。
  • yarn prune: 未使用の依存関係を削除します。
• 特徴
  
  • npm の高速な代替物として開発されました。
  • オフラインモードでのインストールが可能。
  • 依存関係のロックファイルを使用し、再現性を向上させます。

pnpm

• 特徴
  
  • ディレクトリベースの依存関係管理を採用し、ディスクスペースを節約します。
  • npm と yarn の両方のコマンド互換性があります。

npx

• 使い方
  
  • npx <command>: 指定したコマンドを実行します。
  • 例: npx create-react-app my-app は、React アプリケーションを作成します。
• 特徴
  
  • プロジェクトのローカル環境でコマンドを実行するためのツールです。
  • npm パッケージを一時的にインストールして実行できます。

npm scripts

• 使い方
  
  • package.json ファイルにスクリプトを定義します。
  • 例:

    {
      "scripts": {
        "start": "node index.js",
        "build": "webpack --mode production"
      }
    }
    

  • npm run <script-name> でスクリプトを実行します。
• 特徴
  
  • package.json ファイルにスクリプトを定義し、コマンドラインから実行できます。
  • パッケージのインストールやアンインストール、ビルド、テストなどのタスクを自動化できます。