【保存版】iPhoneでHTMLのフォントサイズを縦横自由自在に!CSSとJavaScriptでスマート調整
iPhoneの画面向きが縦横切り替え時にHTMLのフォントサイズを維持する方法
CSSメディアクエリを使用する
CSSメディアクエリを使用すると、画面の向きや解像度などの条件に基づいてスタイルを適用することができます。この機能を利用して、縦向きと横向きでそれぞれ異なるフォントサイズを設定することで、画面向きが変わってもフォントサイズを維持することができます。
/* 縦向きの場合 */
@media (orientation: portrait) {
body {
font-size: 16px; /* 例:16pxのフォントサイズ */
}
}
/* 横向きの場合 */
@media (orientation: landscape) {
body {
font-size: 18px; /* 例:18pxのフォントサイズ */
}
}
上記の例では、縦向きでは16px、横向きでは18pxのフォントサイズが設定されています。必要に応じて、それぞれの向きに適したフォントサイズを設定してください。
相対単位を使用する
フォントサイズの単位に、em
やrem
などの相対単位を使用することで、画面サイズや解像度に柔軟に対応することができます。これらの単位は、ブラウザのデフォルトフォントサイズを基準とした比率でフォントサイズを指定するため、画面向きが変わってもフォントサイズが極端に変化することを防ぎます。
body {
font-size: 1em; /* 例:ブラウザデフォルトフォントサイズの1倍 */
}
上記の例では、ブラウザのデフォルトフォントサイズの1倍のフォントサイズが設定されています。必要に応じて、適切な比率を設定してください。
ビューポートメタタグを使用する
ビューポートメタタグを使用して、ページの表示範囲を指定することで、フォントサイズの変化を抑制することができます。
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
上記のメタタグは、デバイスの幅に合わせた表示範囲を設定し、初期ズームを1倍に設定します。これにより、画面サイズや解像度によるフォントサイズの自動調整を無効化し、設定したフォントサイズを維持することができます。
上記の方法以外にも、JavaScriptを使用してフォントサイズを動的に調整する方法もあります。しかし、CSSメディアクエリと相対単位を組み合わせる方法が、シンプルで汎用性が高いため、一般的には推奨されています。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>Font Size Example</title>
<style>
body {
font-family: sans-serif; /* 好きなフォントを指定 */
line-height: 1.5; /* 行間 */
margin: 0;
padding: 20px;
}
/* 縦向きの場合 */
@media (orientation: portrait) {
body {
font-size: 1.6rem; /* ブラウザデフォルトフォントサイズの1.6倍 */
}
}
/* 横向きの場合 */
@media (orientation: landscape) {
body {
font-size: 1.8rem; /* ブラウザデフォルトフォントサイズの1.8倍 */
}
}
</style>
</head>
<body>
<h1>見出し</h1>
<p>本文です。Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation ullamco laboris nisi ut aliquip ex ea commodo consequat. Duis aute irure dolor in reprehenderit in voluptate velit esse cillum dolore eu fugiat nulla pariatur. Excepteur sint occaecat cupidatat non proident, sunt in culpa qui officia deserunt mollit anim id est laborum.</p>
</body>
</html>
説明
- フォントサイズは、
rem
単位を使用してブラウザデフォルトフォントサイズの相対値として設定しています。 CSSメディアクエリ
を使用して、縦向きと横向きそれぞれで異なるフォントサイズを設定しています。- このコードでは、
body
要素にフォントファミリー、行間、余白などの基本的なスタイルを設定しています。
注意事項
- スマートフォンの機種やOSによっては、フォントサイズの自動調整機能が有効になっている場合があります。この機能を無効化したい場合は、JavaScriptを使用するなどの方法も検討する必要があります。
- メディアクエリの種類や分岐条件は、デバイスやブラウザによって異なる場合があります。
- 上記はあくまで一例であり、必要に応じてデザインやレイアウトに合わせて調整する必要があります。
JavaScriptを使用して、画面の向きを検知し、それに応じてフォントサイズを動的に調整することができます。
window.addEventListener('orientationchange', function() {
if (window.orientation === 0 || window.orientation === 180) {
// 縦向き
document.body.style.fontSize = '1.6rem';
} else if (window.orientation === 90 || window.orientation === -90) {
// 横向き
document.body.style.fontSize = '1.8rem';
}
});
上記の例では、orientationchange
イベントを使用して画面の向きを検知し、それに応じてbody
要素のフォントサイズを設定しています。
ビューポートメタタグとJavaScriptを使用する
ビューポートメタタグとJavaScriptを組み合わせて、画面の向きと解像度に基づいてフォントサイズを調整することができます。
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0, maximum-scale=1.0">
window.addEventListener('resize', function() {
var screenWidth = window.screen.width;
var screenHeight = window.screen.height;
if (screenWidth > screenHeight) {
// 横向き
document.body.style.fontSize = '1.8rem';
} else {
// 縦向き
document.body.style.fontSize = '1.6rem';
}
});
上記の例では、ビューポートメタタグで初期ズームを1倍に設定し、最大ズームを1倍に制限しています。その後、JavaScriptで画面のサイズ変化を検知し、横向きと縦向きそれぞれで異なるフォントサイズを設定しています。
ライブラリを使用する
viewport-meta
などのライブラリを使用することで、より簡単にフォントサイズの自動調整を行うことができます。
<script src="https://github.com/pauljadam/bookmarklets/blob/master/meta-viewport-content.html"></script>
上記の例では、viewport-meta
ライブラリをCDNから読み込み、自動的にフォントサイズの調整を行っています。
- ライブラリを使用する場合は、ライブラリのドキュメントを参照し、適切に設定する必要があります。
- ビューポートメタタグとJavaScriptを組み合わせる場合は、画面サイズの変化に追従するまでに若干の遅延が発生する可能性があります。
- JavaScriptを使用する場合は、パフォーマンスや互換性を考慮する必要があります。
- 画面の向き変更時にフォントサイズを維持するだけでなく、レイアウト全体を調整したい場合は、CSSメディアクエリを使用してレイアウトを調整する必要があります。
iphone html css