An invalid form control with name='' is not focusable: 原因と解決方法
無効なフォームコントロールはフォーカス可能ではありません
このとき、コンソールに「An invalid form control with name='' is not focusable」というエラーメッセージが表示されることがあります。これは、無効なフォームコントロールはフォーカスできないことを意味しています。
エラーメッセージの原因
このエラーメッセージが表示される理由は、無効なフォームコントロールはフォーカスを受け付けない仕様になっているためです。これは、ユーザーが誤操作で無効なコントロールを選択することを防ぐためです。
このエラーメッセージを解決するには、以下の方法があります。
無効なフォームコントロールをフォーカス可能にする
disabled
属性をfalse
に設定することで、無効なフォームコントロールをフォーカス可能にすることができます。
<input type="text" name="name" disabled>
上記コードを以下のように変更します。
<input type="text" name="name" disabled="false">
JavaScriptで無効なフォームコントロールにフォーカスを当てようとしている場合は、その処理を削除する必要があります。
// 無効なフォームコントロールにフォーカスを当てる
document.getElementById("name").focus();
上記コードは、name
属性を持つフォームコントロールにフォーカスを当てます。しかし、このコントロールが無効な場合は、エラーメッセージが表示されます。
このエラーメッセージを回避するには、以下のコードのように、disabled
属性をチェックしてからフォーカスを当てるようにします。
// 無効なフォームコントロールにフォーカスを当てない
const input = document.getElementById("name");
if (!input.disabled) {
input.focus();
}
その他の注意点
- 無効なフォームコントロールにフォーカスを当てる必要がある場合は、上記の方法でエラーメッセージを回避できます。
- ただし、ユーザーインターフェースの観点から、無効なフォームコントロールにフォーカスを当てることは推奨されません。
- 無効なフォームコントロールにフォーカスを当てる必要がある場合は、ユーザーにその理由を明確に伝えるようにしましょう。
フォームコントロールの無効化とフォーカス
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>無効なフォームコントロールのフォーカス</title>
</head>
<body>
<form>
<input type="text" name="name" id="name" disabled>
<button type="button" onclick="focus()">フォーカス</button>
</form>
<script>
function focus() {
// 無効なフォームコントロールにフォーカスを当てる
document.getElementById("name").focus();
}
</script>
</body>
</html>
無効化チェックによるフォーカス制御
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>無効化チェックによるフォーカス制御</title>
</head>
<body>
<form>
<input type="text" name="name" id="name">
<button type="button" onclick="focus()">フォーカス</button>
</form>
<script>
function focus() {
// 無効化チェック
const input = document.getElementById("name");
if (!input.disabled) {
input.focus();
}
}
</script>
</body>
</html>
上記コードを実行すると、テキストボックスは初期状態ではフォーカスできます。
disabled
属性をtrue
に変更すると、テキストボックスはグレーアウト表示され、フォーカスできなくなります。
- 無効なフォームコントロールは、ユーザー操作を受け付けない状態です。
- JavaScriptで無効なフォームコントロールにフォーカスを当てようとしている場合は、
disabled
属性をチェックしてからフォーカスを当てるようにしましょう。
無効なフォームコントロールにフォーカスを当てる他の方法
tabIndex
属性は、フォーカス順序を制御するために使用されます。無効なフォームコントロールにtabIndex
属性を設定することで、フォーカス可能にすることができます。
<input type="text" name="name" disabled tabIndex="1">
上記コードでは、name
属性を持つテキストボックスにtabIndex
属性を設定しています。この値は、フォーカス順序を表します。
aria-activedescendant
属性は、現在フォーカスされている要素を指定するために使用されます。この属性を使用して、無効なフォームコントロールをフォーカス可能にすることができます。
<div id="container">
<input type="text" name="name" disabled aria-activedescendant="name">
<p id="name">無効なフォームコントロール</p>
</div>
上記コードでは、container
要素内にテキストボックスと段落要素を配置しています。テキストボックスにはaria-activedescendant
属性を設定し、段落要素のIDを指定しています。
このコードを実行すると、段落要素にフォーカスが当たります。
JavaScriptを使用して、無効なフォームコントロールにフォーカスを当てることもできます。
// 無効なフォームコントロールにフォーカスを当てる
const input = document.getElementById("name");
input.focus();
上記コードでは、name
属性を持つテキストボックスにフォーカスを当てています。
無効なフォームコントロールにフォーカスを当てる方法はいくつかあります。どの方法を使用するかは、状況に応じて選択してください。
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