Node.js環境変数取得設定
Node.jsで環境変数を取得する設定について
Node.jsでは、プログラムの実行時に環境変数を利用することができます。環境変数は、プログラムが実行されるシステムによって提供される情報であり、プログラムの動作をカスタマイズしたり、設定を管理したりするために使用されます。
環境変数を取得する手順
環境変数を設定する
- コマンドラインから
export MY_VARIABLE=my_value
- シェルスクリプトから
MY_VARIABLE=my_value node my_script.js
- プログラム内で
process.env.MY_VARIABLE = 'my_value';
- コマンドラインから
Node.jsプログラム内で環境変数にアクセスする
process.env
オブジェクトを使用します。- 例:
console.log(process.env.MY_VARIABLE); // 出力: my_value
例
// my_script.js
console.log('My environment variable:', process.env.MY_VARIABLE);
このスクリプトを実行する前に、MY_VARIABLE
環境変数を設定してください。
注意
- 環境変数の名前は、すべて大文字で記述するのが一般的な慣習です。
- 環境変数の値は、プログラム内で変更することができますが、変更はプログラムのスコープ内に限定されます。
- 環境変数は、プログラムの実行時に設定され、プログラムの終了時にクリアされます。
# 環境変数を設定
export MY_VARIABLE=my_value
# Node.jsプログラムを実行
node my_script.js
// my_script.js
console.log('My environment variable:', process.env.MY_VARIABLE);
#!/bin/bash
# 環境変数を設定
MY_VARIABLE=my_value
# Node.jsプログラムを実行
node my_script.js
// my_script.js
console.log('My environment variable:', process.env.MY_VARIABLE);
// my_script.js
process.env.MY_VARIABLE = 'my_value';
console.log('My environment variable:', process.env.MY_VARIABLE);
環境変数をdotenvモジュールを使用して設定し、取得する
// .envファイル
MY_VARIABLE=my_value
// my_script.js
require('dotenv').config();
console.log('My environment variable:', process.env.MY_VARIABLE);
dotenvモジュール:
- 例:
require('dotenv').config(); console.log(process.env.MY_VARIABLE);
- 読み込みは簡単で、環境変数を管理しやすくなります。
.env
ファイルに環境変数を定義し、プログラム内で読み込むことができます。
yargsモジュール:
- 例:
const yargs = require('yargs').options({ myVariable: { alias: 'v', describe: 'My environment variable', type: 'string' } }).argv; console.log(yargs.myVariable);
- 複雑なコマンドラインインターフェイスを作成する際に便利です。
- コマンドライン引数から環境変数を設定することができます。
nconfモジュール:
- 例:
const nconf = require('nconf'); nconf.argv().env().file({ file: 'config.json' }); console.log(nconf.get('MY_VARIABLE'));
- 複雑な設定管理が必要な場合に適しています。
- 複数の設定ファイルや環境変数から設定を読み込むことができます。
直接設定:
- 例:
process.env.MY_VARIABLE = 'my_value'; console.log(process.env.MY_VARIABLE);
- 柔軟性がありますが、管理が難しくなる可能性があります。
- プログラム内で直接環境変数を設定することもできます。
node.js environment-variables