JavaScriptでフォーム検証を無効にする! スクリプトによる詳細な制御

2024-04-12

HTML フォーム要素の検証を無効にする方法

しかし、場合によっては、この検証機能を無効にする必要が生じることもあります。例えば、以下のようなケースです。

  • プログラムによってフォームに入力値を設定する場合
  • フォームの内容をプレビューする場合
  • 検証機能よりも独自のチェック処理を実装する場合

検証機能を無効にする方法

HTML フォーム要素の検証を無効にする方法は、いくつかあります。

novalidate 属性を使う

フォーム要素に novalidate 属性を追加すると、そのフォーム内のすべての入力要素の検証が無効になります。

<form novalidate>
  <input type="text" name="name">
  <input type="submit" value="送信">
</form>

setCustomValidity メソッドは、特定の入力要素の検証結果をカスタマイズするために使用されます。このメソッドに空文字列を渡すと、その入力要素の検証が無効になります。

<input type="text" id="name">

<script>
const nameInput = document.getElementById('name');

nameInput.addEventListener('input', () => {
  if (nameInput.value === '') {
    nameInput.setCustomValidity('');
  } else {
    nameInput.setCustomValidity('名前を入力してください');
  }
});
</script>

JavaScript で checkValidity メソッドをキャンセルする

checkValidity メソッドは、フォームの検証を実行し、結果を返します。このメソッドの戻り値が false の場合、フォーム送信前にエラーメッセージを表示するなど、独自の処理を行うことができます。

<form onsubmit="return false;">
  <input type="text" name="name">
  <input type="submit" value="送信">
</form>

<script>
const form = document.querySelector('form');

form.addEventListener('submit', () => {
  if (!form.checkValidity()) {
    // エラーメッセージを表示
    return false;
  }

  // フォーム送信処理
});
</script>

注意事項

検証機能を無効にすることで、ユーザーが入力ミスをしやすい環境を作ってしまう可能性があります。そのため、検証機能を無効にする必要がある場合は、その理由をよく検討し、必要に応じて代替のチェック処理を実装する必要があります。

上記以外にも、JavaScript フレームワークなどを使って検証機能を無効にする方法もあります。詳細は、各フレームワークのドキュメントを参照してください。




novalidate 属性を使う

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>フォーム検証無効化サンプル</title>
</head>
<body>
  <h1>フォーム検証無効化サンプル</h1>
  <form novalidate>
    <label for="name">名前:</label>
    <input type="text" id="name" name="name">
    <br>
    <label for="email">メールアドレス:</label>
    <input type="email" id="email" name="email">
    <br>
    <input type="submit" value="送信">
  </form>
</body>
</html>

setCustomValidity メソッドを使う

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>フォーム検証無効化サンプル</title>
</head>
<body>
  <h1>フォーム検証無効化サンプル</h1>
  <form>
    <label for="name">名前:</label>
    <input type="text" id="name" name="name">
    <br>
    <label for="email">メールアドレス:</label>
    <input type="email" id="email" name="email">
    <br>
    <input type="submit" value="送信">
  </form>

  <script>
  const nameInput = document.getElementById('name');

  nameInput.addEventListener('input', () => {
    if (nameInput.value === '') {
      nameInput.setCustomValidity('');
    } else {
      nameInput.setCustomValidity('名前を入力してください');
    }
  });
  </script>
</body>
</html>

このコードでは、name 入力要素に setCustomValidity メソッドを使って、空欄の場合は検証を無効にしています。

JavaScript で checkValidity メソッドをキャンセルする

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>フォーム検証無効化サンプル</title>
</head>
<body>
  <h1>フォーム検証無効化サンプル</h1>
  <form onsubmit="return false;">
    <label for="name">名前:</label>
    <input type="text" id="name" name="name">
    <br>
    <label for="email">メールアドレス:</label>
    <input type="email" id="email" name="email">
    <br>
    <input type="submit" value="送信">
  </form>

  <script>
  const form = document.querySelector('form');

  form.addEventListener('submit', () => {
    if (!form.checkValidity()) {
      // エラーメッセージを表示
      return false;
    }

    // フォーム送信処理
  });
  </script>
</body>
</html>

このコードでは、form 要素の onsubmit イベントに、checkValidity メソッドを使って検証結果をチェックしています。

上記のサンプルコードは、基本的な方法を示したものです。実際のユースケースに合わせて、コードを修正してご利用ください。




HTML フォーム要素の検証を無効にする方法

  • すべての入力要素の検証を無効にする場合に有効です。

setCustomValidity メソッドを使う

  • 特定の入力要素の検証結果をカスタマイズするために使用されます。
  • このメソッドに空文字列を渡すと、その入力要素の検証が無効になります。
  • 特定の入力要素のみ検証を無効にする場合や、検証結果をカスタマイズしたい場合に有効です。

JavaScript で checkValidity メソッドをキャンセルする

  • フォームの検証を実行し、結果を返します。
  • フォーム送信前に独自のチェック処理を行いたい場合に有効です。
  • JavaScript フレームワークなどを使って検証機能を無効にする方法もあります。
  • 詳細は、各フレームワークのドキュメントを参照してください。

具体的な方法

  • JavaScript フレームワークを使う

$(function() {
  $('form').validate(false);
});
  • Vue.js の場合、v-validate ディレクティブを使って、入力要素の検証を無効にすることができます。
<input type="text" v-validate="false">
  • CSS を使う

input.invalid {
  border-color: red;
}
  • HTML5 の inputmode 属性を使う

<input type="text" inputmode="numeric">

注意点

  • 検証機能を無効にすることで、ユーザーが入力ミスをしやすい環境を作ってしまう可能性があります。
  • 検証機能を無効にする必要がある場合は、その理由をよく検討し、必要に応じて代替のチェック処理を実装する必要があります。

validation forms html


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