【保存版】これさえあれば大丈夫!HTML、CSS、テキストにおける「最大文字数設定」のテクニックまとめ

2024-05-16

HTML、CSS、テキストにおける「最大文字数設定」の解説

このチュートリアルでは、HTML、CSS、テキストにおいて「最大文字数設定」を行う方法について、分かりやすく解説します。対象となるのは、以下の3つのケースです。

  1. 入力欄における最大入力文字数の設定
  2. テキストコンテンツにおける最大表示文字数の設定
  3. 一行あたりの最大文字数の設定

各ケースごとに、具体的な設定方法と注意点、そして応用例について説明します。

方法

HTMLの <input> タグに maxlength 属性を設定することで、入力欄における最大入力文字数を設定できます。

<input type="text" maxlength="10">

上記の例では、入力欄の最大入力文字数を10文字に設定しています。ユーザーが入力できるのは、最大10文字までとなります。11文字目以降の入力は無視されます。

注意点

  • maxlength 属性は、あくまでも入力できる文字数の制限であり、入力された文字数を強制的に削除する機能ではありません。ユーザーが意図的に11文字以上を入力した場合、ブラウザによってはエラーメッセージが表示される場合があります。
  • パスワード入力欄など、セキュリティ性の高い入力欄には、maxlength 属性の代わりに、JavaScriptを用いた入力制限を行うことを推奨します。

応用例

  • ニックネームや氏名など、入力すべき文字数が決まっている項目
  • アンケートフォームなど、入力内容をある程度制限したい場合

CSSの text-overflow プロパティと overflow プロパティを組み合わせて、テキストコンテンツにおける最大表示文字数を設定できます。

.text-limit {
  width: 200px;
  overflow: hidden;
  text-overflow: ellipsis;
}

上記の例では、.text-limit クラスに設定された要素の幅を200pxに設定し、overflow プロパティでオーバーフローを非表示にしています。さらに、text-overflow プロパティで省略記号(...)を表示するように設定しています。

  • 省略記号の表示位置は、ブラウザによって異なる場合があります。
  • 長い文章を省略する場合、文脈が分かりにくくなる可能性があります。省略する文字数を慎重に検討する必要があります。
  • 商品一覧ページなど、限られたスペース内に商品名を収めたい場合
  • ニュース記事の見出しなど、一行で概要を伝えたい場合

CSSの white-space プロパティと text-overflow プロパティを組み合わせて、一行あたりの最大文字数を設定できます。

.line-limit {
  white-space: nowrap;
  overflow: hidden;
  text-overflow: ellipsis;
}
  • モバイル端末など、画面幅が小さいデバイスでは、効果が分かりにくい場合があります。
  • 縦書きの文章
  • チャットログ

HTML、CSS、テキストにおける「最大文字数設定」は、様々な場面で役立つテクニックです。それぞれの方法の特徴と注意点、そして応用例を理解し、適切な方法を選択してください。

補足

  • 上記の方法はあくまでも基本的な例であり、状況に応じて様々なカスタマイズが可能です。
  • より高度な設定を行う場合は、JavaScriptを用いた方法も検討してください。



<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>最大入力文字数の設定</title>
</head>
<body>
  <form action="#">
    氏名:<input type="text" name="name" maxlength="10" required>
    <input type="submit" value="送信">
  </form>
</body>
</html>
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>最大表示文字数の設定</title>
  <style>
    .text-limit {
      width: 200px;
      overflow: hidden;
      text-overflow: ellipsis;
    }
  </style>
</head>
<body>
  <p class="text-limit">Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit. Sed sed magna eget nunc semper tincidunt. Vestibulum ante ipsum primis in faucibus orci luctus et ultrices posuere cubilia Curae; Sed non quam semper lacus. Vestibulum ante ipsum primis in faucibus orci luctus et ultrices posuere cubilia Curae; Sed non quam semper lacus.</p>
</body>
</html>
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>一行あたりの最大文字数の設定</title>
  <style>
    .line-limit {
      white-space: nowrap;
      overflow: hidden;
      text-overflow: ellipsis;
    }
  </style>
</head>
<body>
  <p class="line-limit">Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit. Sed sed magna eget nunc semper tincidunt. Vestibulum ante ipsum primis in faucibus orci luctus et ultrices posuere cubilia Curae; Sed non quam semper lacus. Vestibulum ante ipsum primis in faucibus orci luctus et ultrices posuere cubilia Curae; Sed non quam semper lacus.</p>
</body>
</html>

説明

  • 上記のコードは、それぞれ異なる方法で「最大文字数設定」を行っています。
  • コードの意味や動作については、上記の解説を参照してください。
  • それぞれのコードを実際に試してみて、どのように動作するかを確認してみてください。



その他の「最大文字数設定」方法

JavaScriptを用いることで、より高度な「最大文字数設定」を行うことができます。例えば、以下のようなことができます。

  • 入力された文字数が制限を超えた場合、エラーメッセージを表示する
  • ユーザーが入力できる文字数をリアルタイムでカウントする
  • 特定の文字列が含まれている場合のみ、文字数を制限する

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>JavaScriptによる最大文字数設定</title>
  <script>
    function checkMaxLength(input) {
      const maxLength = 10;
      if (input.value.length > maxLength) {
        alert('最大入力文字数は10文字です。');
        input.value = input.value.slice(0, maxLength);
      }
    }
  </script>
</head>
<body>
  <input type="text" onkeyup="checkMaxLength(this)">
</body>
</html>
  • ユーザーが入力した文字数が制限を超えている場合、入力内容を破棄する
  • 入力された文字列を検証し、不正な文字が含まれていないことを確認する

サーバー側の処理

<?php
$maxLength = 10;
$input = $_POST['input'];

if (strlen($input) > $maxLength) {
  echo '最大入力文字数は10文字です。';
  exit;
}

// 入力内容を処理

クライアント側の処理

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>サーバーサイド処理による最大文字数設定</title>
</head>
<body>
  <form action="process.php" method="post">
    <input type="text" name="input">
    <input type="submit" value="送信">
  </form>
</body>
</html>

ライブラリを用いた方法

「最大文字数設定」を行うためのライブラリも存在します。ライブラリを使用することで、より簡単に設定を行うことができます。

上記で紹介した方法は、それぞれメリットとデメリットがあります。状況に応じて適切な方法を選択する必要があります。


html css text


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