Node.jsでモジュールをインポートする

2024-10-06

Node.jsでnode_modulesフォルダ内のスクリプトをインポートする方法

Node.jsでは、node_modulesフォルダにインストールしたモジュールを、require()関数を使ってインポートします。

モジュールをインストールする

まず、ターミナルまたはコマンドプロンプトでプロジェクトのディレクトリに移動し、npm installコマンドを使ってモジュールをインストールします。例えば、Twitter Bootstrapをインストールする場合は以下のようにします。

npm install twitter-bootstrap

JavaScriptファイル内で、require()関数を使ってモジュールをインポートします。モジュールの名前は、通常、パッケージ名と同じです。

const bootstrap = require('bootstrap');

モジュールを使用する

インポートしたモジュールを使用します。例えば、Twitter BootstrapのCSSを適用する場合は以下のようにします。

<link rel="stylesheet" href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/[email protected]/dist/css/bootstrap.min.css">

注意

  • モジュールが提供する機能や使用方法については、モジュールのドキュメンテーションを参照してください。
  • インポートするモジュールの名前は、パッケージ名と同じである必要があります。


もし、プロジェクトのルートディレクトリにindex.jsというファイルがあり、twitter-bootstrapをインストールしている場合、以下のようにインポートして使用できます。

// index.js
const bootstrap = require('bootstrap');

// BootstrapのCSSを適用する
console.log('Bootstrap is loaded');



モジュールのインストールとプロジェクト構造

# プロジェクトディレクトリで実行
npm install express

上記コマンドを実行すると、node_modulesフォルダ内にexpressモジュールがインストールされます。

プロジェクト
├── package.json
├── node_modules
│   └── express
│       ...
├── index.js
└── ...

require()関数によるモジュールのインポート

// index.js
const express = require('express');

const app = express();
const port = 3000;

app.get('/', (req, res) => {
  res.send('Hello, Express!');
});

app.listen(port, () => {
  console.log(`Example app listening on port    ${port}`);
});
  • app.listen(port, ...): 指定したポートでサーバーを起動します。
  • app.get('/', ...): ルート(/)へのGETリクエストに対する処理を定義します。
  • const app = express(): express()関数を呼び出し、Expressアプリケーションを作成し、app変数に代入します。
  • require('express'): expressモジュールをインポートし、express変数に代入します。

コード解説

  • expressモジュール
    • Node.jsでWebアプリケーションを簡単に作成するためのフレームワークです。
    • ルーティング、ミドルウェア、テンプレートエンジンなどの機能を提供します。
  • require()関数
    • Node.jsでモジュールをインポートする際に使用する基本的な関数です。
    • 引数にモジュールの名前(またはパス)を指定します。
    • 指定されたモジュールを読み込み、そのモジュールがエクスポートしているものを返します。

実行方法

node index.js

上記コマンドを実行すると、ローカル環境でサーバーが起動し、ブラウザでhttp://localhost:3000にアクセスすると"Hello, Express!"と表示されます。

  • モジュールのエクスポート
  • 相対パスでのインポート

Node.jsでは、require()関数を使用して、node_modulesフォルダにインストールされたモジュールを簡単にインポートできます。インポートしたモジュールは、変数に代入して、そのモジュールが提供する機能を使用することができます。

より詳しく知りたい場合は、以下のキーワードで検索してみてください。

  • モジュールバンドラー
  • Express.js
  • npm install
  • require関数
  • Node.js モジュール



Node.jsでモジュールをインポートする代替方法

Node.jsでは、require()関数以外にも、モジュールをインポートする様々な方法があります。それぞれの方法には特徴があり、状況に応じて使い分けることで、より柔軟なコードを書くことができます。

ES Modules (ESM)

  • 注意点
    • Node.jsでESMを使用する場合、--experimental-modulesフラグを指定する必要がある。
    • ファイルの拡張子を.mjsにするか、package.jsontype: "module"を指定する。
  • 使用例
    // index.js
    import express from 'express';
    
    const app = express();
    // ...
    
  • 特徴
    • ブラウザでのJavaScriptモジュールの標準仕様
    • import文を使用
    • 非同期な読み込みが可能

Dynamic Imports

  • 使用例
    // index.js
    async function loadModule() {
      const module = await import('./myModule');
      module.myFunction();
    }
    
  • 特徴
    • コードの実行中に動的にモジュールをロードできる
    • import()関数を使用

CommonJSとES Modulesの混在

  • 注意点
  • 特徴
    • package.jsontype: "module"を指定し、ESMをデフォルトにする
    • require()importを混在させる

TypeScript

  • 使用例
    // index.ts
    import * as express from 'express';
    
  • 特徴
    • 静的型付けのJavaScript
  • Parcel
    • ゼロコンフィグのモジュールバンドラー
    • import文やrequire()文をバンドルする

どの方法を選ぶべきか?

  • 将来の拡張性
    ESMはブラウザでの標準仕様であり、将来的な拡張性も考慮する必要がある。
  • チームの開発スタイル
    チームで統一したスタイルを採用する必要がある。
  • プロジェクトの規模と複雑さ
    小規模なプロジェクトであればrequire()で十分だが、大規模なプロジェクトではESMやモジュールバンドラーが適している。

Node.jsでは、モジュールをインポートする方法は複数存在します。それぞれの方法には特徴があり、プロジェクトの状況や開発者の好みによって最適な方法を選ぶことができます。

選択のポイント

  • 静的型付け
    TypeScriptは型安全な開発が可能。
  • 非同期性
    import()は非同期な読み込みが可能。
  • シンプルさ
    require()はシンプルで使いやすい。
  • Parcel
  • Webpack
  • import
  • ES Modules
  • CommonJS

node.js twitter-bootstrap npm



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