HTMLエンティティ:特殊文字や記号を表示する便利なツール

2024-04-03

HTMLエンティティを使用するタイミング

HTMLエンティティを使用するべき状況

  • 特殊文字や記号を表示したい場合:例えば、商標記号(™)、著作権記号(©)、または度記号(°)など。
  • 文字コード化の問題を回避したい場合:例えば、一部の文字は、特定の文字コードでは正しく表示されない場合があります。エンティティを使用すると、この問題を回避できます。
  • 異なるブラウザやシステム間での互換性を確保したい場合:エンティティは、ブラウザやシステムに依存せずに、一貫した方法で特殊文字や記号を表示することができます。

HTMLエンティティの例

以下の表は、一般的なHTMLエンティティとその使用方法を示しています。

エンティティ名説明
&アンパサンド (&)これは & という文字です。
&lt;小なり記号 (<)これは &lt; という文字です。
&gt;大なり記号 (>)これは &gt; という文字です。
&nbsp;空白スペースこれは&nbsp;空白スペースです。
&copy;著作権記号 (©)これは&copy;著作権記号です。
&reg;登録商標記号 (®)これは&reg;登録商標記号です。

HTMLエンティティを使用する際の注意点

  • エンティティは、常に ; で終わらせなければなりません。
  • エンティティ名は、大文字と小文字を区別します。
  • すべてのブラウザやシステムがすべてのエンティティをサポートしているわけではありません。

HTMLエンティティの代わりにUnicode文字を使用する

Unicode文字は、HTMLエンティティよりも多くの文字を表現することができます。また、Unicode文字は、エンティティよりも短く、読みやすいという利点もあります。

可能であれば、HTMLエンティティの代わりにUnicode文字を使用することを推奨します。

HTMLエンティティは、特殊文字や記号を表示するために役立ちます。エンティティを使用する際は、上記の注意事項を忘れずに使用してください。




<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>HTMLエンティティのサンプル</title>
</head>
<body>
    <h1>HTMLエンティティのサンプル</h1>
    <p>これは &amp; という文字です。</p>
    <p>これは &lt; という文字です。</p>
    <p>これは &gt; という文字です。</p>
    <p>これは&nbsp;空白スペースです。</p>
    <p>これは&copy;著作権記号です。</p>
    <p>これは&reg;登録商標記号です。</p>
</body>
</html>
<h1>HTMLエンティティのサンプル</h1>
<p>これは &amp; という文字です。</p>
<p>これは &lt; という文字です。</p>
<p>これは &gt; という文字です。</p>
<p>これは   空白スペースです。</p>
<p>これは©著作権記号です。</p>
<p>これは®登録商標記号です。</p>

このコードは、HTMLエンティティを使用して、特殊文字や記号を表示する方法を示しています。

  • 文字コード化の問題を回避するために、エンティティを使用することができます。例えば、以下のコードは、"€" 記号を正しく表示します。
&euro;
&quot;



HTMLエンティティの代わりに使用できる他の方法

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>Unicode文字のサンプル</title>
</head>
<body>
    <h1>Unicode文字のサンプル</h1>
    <p>これは€記号です。</p>
    <p>これは“引用符”です。</p>
</body>
</html>

CSSを使用して、特殊文字や記号を表示することもできます。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>CSSを使用したサンプル</title>
    <style>
        .euro {
            content: "€";
        }
        .quote {
            content: "“";
        }
    </style>
</head>
<body>
    <h1>CSSを使用したサンプル</h1>
    <p>これは<span class="euro"></span>記号です。</p>
    <p>これは<span class="quote"></span>引用符”です。</p>
</body>
</html>
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>JavaScriptを使用したサンプル</title>
</head>
<body>
    <h1>JavaScriptを使用したサンプル</h1>
    <p>これは</p>
    <script>
        document.write("€");
        document.write("“");
    </script>
    <p>記号です。</p>
</body>
</html>

HTMLエンティティの代わりに使用できる方法はいくつかあります。それぞれの方法には、メリットとデメリットがあります。


html xhtml html-entities


jQuery vs JavaScript:テキストエリア内のカーソル位置を設定する方法

この解説では、jQueryを使用してテキストエリア内のカーソル位置を設定する方法について説明します。目次必要ライブラリカーソル位置を取得する方法この解説では以下のライブラリが必要です。jQueryテキストエリア内のカーソル位置を取得するには、以下の2つの方法があります。...


【初心者向け】HTMLボタンにツールチップを追加して、ユーザーインターフェースをレベルアップ!

ツールチップを作成するには、主に以下の2つの方法があります。title 属性を使用するHTML ボタン要素に title 属性を追加することで、ツールチップのテキストを指定できます。これは最も簡単で基本的な方法ですが、ツールチップのスタイルをカスタマイズすることはできません。...


CSS Grid・Flexbox・position: absoluteの比較!body要素の高さを100%に設定する方法

この解説では、HTMLとCSSを使って、body要素の高さをブラウザの高さ100%に設定する方法を紹介します。方法大きく2つの方法があります。height: 100% を使うこの方法では、body要素にheight: 100%を指定することで、body要素の高さをブラウザの高さに設定します。...


HTMLで半角スペース以外にも使える空白コード:見やすく読みやすい文章を作るための秘訣

&nbsp;(半角スペース)最も基本的な空白コードです。1つの半角スペースを挿入します。文章内の単語間に適度な間隔を空けたい場合などに使用します。1つの全角スペースを挿入します。**&nbsp;**よりも広い空白が必要な場合に使用します。&emsp;...


【初心者向け】JavaScriptで2つの数を正しく加算する方法:サンプルコード付き

問題の現象以下のHTMLコードを見てみましょう。このコードを実行すると、「合計:1020」と表示されるはずです。しかし、実際には「合計:30」と表示されます。原因この問題は、JavaScriptの"+"演算子の挙動に起因します。"+"演算子は、オペランドの種類によって異なる動作をします。...