HTMLエンティティ:特殊文字や記号を表示する便利なツール

2024-07-27

HTMLエンティティを使用するタイミング

  • 異なるブラウザやシステム間での互換性を確保したい場合:エンティティは、ブラウザやシステムに依存せずに、一貫した方法で特殊文字や記号を表示することができます。
  • 文字コード化の問題を回避したい場合:例えば、一部の文字は、特定の文字コードでは正しく表示されない場合があります。エンティティを使用すると、この問題を回避できます。
  • 特殊文字や記号を表示したい場合:例えば、商標記号(™)、著作権記号(©)、または度記号(°)など。

HTMLエンティティの例

以下の表は、一般的なHTMLエンティティとその使用方法を示しています。

エンティティ名説明
&アンパサンド (&)これは & という文字です。
&lt;小なり記号 (<)これは &lt; という文字です。
&gt;大なり記号 (>)これは &gt; という文字です。
&nbsp;空白スペースこれは&nbsp;空白スペースです。
&copy;著作権記号 (©)これは&copy;著作権記号です。
&reg;登録商標記号 (®)これは&reg;登録商標記号です。
  • すべてのブラウザやシステムがすべてのエンティティをサポートしているわけではありません。
  • エンティティ名は、大文字と小文字を区別します。
  • エンティティは、常に ; で終わらせなければなりません。

HTMLエンティティの代わりにUnicode文字を使用する

Unicode文字は、HTMLエンティティよりも多くの文字を表現することができます。また、Unicode文字は、エンティティよりも短く、読みやすいという利点もあります。

可能であれば、HTMLエンティティの代わりにUnicode文字を使用することを推奨します。




<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>HTMLエンティティのサンプル</title>
</head>
<body>
    <h1>HTMLエンティティのサンプル</h1>
    <p>これは &amp; という文字です。</p>
    <p>これは &lt; という文字です。</p>
    <p>これは &gt; という文字です。</p>
    <p>これは&nbsp;空白スペースです。</p>
    <p>これは&copy;著作権記号です。</p>
    <p>これは&reg;登録商標記号です。</p>
</body>
</html>
<h1>HTMLエンティティのサンプル</h1>
<p>これは &amp; という文字です。</p>
<p>これは &lt; という文字です。</p>
<p>これは &gt; という文字です。</p>
<p>これは   空白スペースです。</p>
<p>これは©著作権記号です。</p>
<p>これは®登録商標記号です。</p>

このコードは、HTMLエンティティを使用して、特殊文字や記号を表示する方法を示しています。

  • 文字コード化の問題を回避するために、エンティティを使用することができます。例えば、以下のコードは、"€" 記号を正しく表示します。
&euro;
  • 異なるブラウザやシステム間での互換性を確保するために、エンティティを使用することができます。例えば、以下のコードは、引用符(")を正しく表示します。
&quot;



HTMLエンティティの代わりに使用できる他の方法

Unicode文字

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>Unicode文字のサンプル</title>
</head>
<body>
    <h1>Unicode文字のサンプル</h1>
    <p>これは€記号です。</p>
    <p>これは“引用符”です。</p>
</body>
</html>

CSS

CSSを使用して、特殊文字や記号を表示することもできます。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>CSSを使用したサンプル</title>
    <style>
        .euro {
            content: "€";
        }
        .quote {
            content: "“";
        }
    </style>
</head>
<body>
    <h1>CSSを使用したサンプル</h1>
    <p>これは<span class="euro"></span>記号です。</p>
    <p>これは<span class="quote"></span>引用符”です。</p>
</body>
</html>

JavaScript

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>JavaScriptを使用したサンプル</title>
</head>
<body>
    <h1>JavaScriptを使用したサンプル</h1>
    <p>これは</p>
    <script>
        document.write("€");
        document.write("“");
    </script>
    <p>記号です。</p>
</body>
</html>

HTMLエンティティの代わりに使用できる方法はいくつかあります。それぞれの方法には、メリットとデメリットがあります。


html xhtml html-entities



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