Node.js初心者でも安心! MacOSにnvmを使ってNode.jsとnpmをインストールする方法
MacOS における Node.js、nvm、npm の推奨インストール方法
MacOS において、Node.js、nvm、npm をインストールする方法はいくつかありますが、ここでは nvm を利用した方法 を推奨します。nvm は Node.js のバージョン管理ツールであり、複数の Node.js バージョンを簡単にインストール・切り替え・管理することができます。
手順
- nvm のインストール
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm/nvm/v1.6.3/install.sh | bash
上記コマンドを実行すると、nvm のインストールスクリプトがダウンロードされます。このスクリプトは、シェル内で実行する必要があります。
- ターミナルの再起動
nvm をインストール後、ターミナルを再起動する必要があります。
- nvm の動作確認
nvm --version
上記コマンドを実行し、nvm
のバージョンが表示されれば、インストールが成功しています。
- Node.js のインストール
nvm install latest
上記コマンドを実行すると、最新の LTS (Long Term Support) 版の Node.js がインストールされます。特定のバージョンをインストールしたい場合は、以下のようにコマンドを実行します。
nvm install 16.14.2
- npm の確認
Node.js をインストールすると、npm も一緒にインストールされます。npm のバージョンを確認するには、以下のようにコマンドを実行します。
npm --version
nvm の使い方
nvm を使用すると、以下のようなコマンドで Node.js のバージョンを切り替えることができます。
- 使用可能な Node.js バージョンの一覧を表示:
nvm ls-remote
- インストール済みの Node.js バージョンの一覧を表示:
nvm ls
- 特定のバージョンに切り替える:
nvm use 16.14.2
- 現在使用している Node.js バージョンを確認:
nvm current
console.log('Hello, World!');
このコードは、コンソールに "Hello, World!" と出力します。
ファイルの読み込み
const fs = require('fs');
fs.readFile('input.txt', 'utf8', (err, data) => {
if (err) {
console.error(err);
return;
}
console.log(data);
});
このコードは、input.txt
ファイルの内容を読み込み、コンソールに出力します。
HTTP リクエスト
const http = require('http');
const options = {
hostname: 'www.example.com',
port: 80,
path: '/',
method: 'GET',
};
const req = http.request(options, (res) => {
console.log(`statusCode: ${res.statusCode}`);
res.on('data', (chunk) => {
console.log(chunk.toString());
});
res.on('end', () => {
console.log('end');
});
});
req.on('error', (err) => {
console.error(err);
});
req.end();
このコードは、www.example.com
のルートパスに対して GET リクエストを送信し、レスポンスを表示します。
モジュールの利用
const express = require('express');
const app = express();
app.get('/', (req, res) => {
res.send('Hello, Express!');
});
app.listen(3000, () => {
console.log('Server listening on port 3000');
});
このコードは、Express モジュールを使用して簡単な Web サーバーを作成します。
上記はほんの一例です。 Node.js は豊富な機能を備えた言語であり、さまざまな開発目的に利用できます。
- 上記のコードはあくまで基本的な例であり、実用的なアプリケーション開発ではより複雑なコードを書く必要となります。
- Node.js には、様々なライブラリやフレームワークが存在します。開発目的に合ったライブラリやフレームワークを活用することで、より効率的に開発を進めることができます。
Homebrew は、MacOS 向けのパッケージ管理ツールです。Homebrew を利用することで、Node.js、nvm、npm を簡単にインストールすることができます。
brew install node
上記コマンドを実行すると、Homebrew が Node.js の最新安定版をインストールします。nvm はインストールされませんが、Node.js と npm は利用可能になります。
Node.js 公式サイトからインストーラーを利用する方法
Node.js の公式サイトからインストーラーをダウンロードしてインストールする方法もあります。
上記ページから、MacOS 向けのインストーラーをダウンロードし、実行することでインストールできます。この方法でインストールすると、nvm はインストールされません。
各自のプロジェクトで管理する方法
プロジェクトごとに Node.js のバージョンを管理したい場合は、各プロジェクトで個別にインストールする方法もあります。
この方法は、プロジェクトごとに異なる Node.js バージョンが必要な場合に有効です。
各方法の比較
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
nvm | 複数の Node.js バージョンを簡単に管理できる | なし |
Homebrew | インストールが簡単 | nvm が利用できない |
公式インストーラー | 特定のバージョンの Node.js を簡単にインストールできる | nvm が利用できない、プロジェクトごとの管理に向かない |
プロジェクトごとの管理 | プロジェクトごとに異なる Node.js バージョンを利用できる | インストール・管理が煩雑になる |
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